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迫真のドキュメンタリー
インドや中国で製造されるジェネリック医薬品の問題点を追った迫真のドキュメンタリーである。描き出し方がややドラマチックすぎるような気もするが、読み物としてはドッキリさせるところが満載で大変に面白い。しかし実際のところどうなんだろうか?定数的な話 再検査合格率 などの話がないので、針小棒大の話の可能性も残っているし、ジェネリックを排斥したい先進国先発メーカーの意図が入っていないとも断言はできない。いずれにせよ問題提起の本である。
日本は大丈夫だと思いたい
国が勧めるジェネリック医薬品だが、本当に大丈夫だろうかと思ってしまった。インドや中国はともかく日本は大丈夫だと思いたい。
ジェネリックが悪ではない
このような内容を読むとジェネリック医薬品を使いたいという人がいなくなるかもしれない。インドや中国のメーカーがとんでもない物を製造していることは分かったが、日本のメーカーはどうなのだろうか。流石にこれほど出鱈目なことは無いと思うが、低コスト化の為に管理が杜撰になっているようなことが無いとは言えない。結局はメーカーの良心の問題なのだろうか。
医療科学を深く考える
ジェネリック医薬品は、本来の薬と同じ効果を発揮しながら値段が安いという特徴があり人気ですが、医療科学の情報を元に100%信じてよいかというとそうではなく、デメリットもあるということをこの作品を通して知ることができます。
ジェネリック
ジェネリック医薬品は、公衆衛生上の大きなイノベーションと言われており、高価な先発医薬品を手に入れられなかった人々を救うとともに、医療費増大に悩む国の希望の光となっている。
しかし、それは、ジェネリック医薬品メーカーが高い倫理観をもって、先発医薬品と変わらない薬効・安全性の薬を製造している、という信頼を前提とした話。