yoshiさんのレビュー一覧
レビュアー
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テンポが良かった
幽霊話で、ルルがどこへ行ったのか、玄族の姫とかいう老婆が若い女になったものとか、なんだかよく分からなかったけれど、言葉のリズムが良いのかな、一気に読んでしまった。
死んでも死なない元第六夫人。
復活しても退屈で、魂になって西門家に入るも一度は追い出された。
けれど、そこが不思議で、ルルの体の彼女を拒絶した旦那様が、なぜかその晩彼女を受け入れてしまう。なぜー?
しかもへいじの体には玄族の老婆。
ルルはどこへ?
そして、老婆は僧主の首を求めたけれど、その結果自分の入ってる体も壊れてしまうのは分かってた??
その老婆だった方の肉体はどうなったの??
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不思議すぎる
哲のホントのオカンは息子を養子に出しておいて、近くに住んでるのに顔も知らない…
ちゃんと結婚して近所で子育てをしてて。
養子に出した先は旦那の職場の女性という近さでもあるのに。
美人の肝っ玉母さんは、
自分の旦那の浮気相手の子(烈)を引き取り、
旦那の兄弟の浮気相手の子(哲)も引き取り、
本当の子供(静)と一緒に育ててた。
美しいのはこの3人を育てた心意気だけかなー。
子供らは身近な所で盛りがついてしまい…
妙な話だった。
作者の他の話は好き。
この話も不思議ではあるものの、いやらしさがなく、爽やかで悪くはなかった。理由はどうあれ、人々が一生懸命で。
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繰り返し全巻読んだ
これってミステリーなのね。
晴子さんはその昔、顕の叔父さんのGFで、
北上家のパーティーで乃和のパパにナンパされ、
虎徹のママンとなったらしい、と。
晴子さんは顕の記憶にもあり、
叔父さんの指輪がある日突然目の前に現れ、
追いかけたら孤児がいた、と。
その晴子さんと繋がってる青山菖蒲は北上家と青山家か見浦家に因縁があることを知っていて、実は妹を愛しているのだけれど、愛し方が分かりにくくて妹の進路に影響が出てる。
顕の記憶にある家宝の石は誰が持ってるのか?
白かったかもしれないその石と、合成ダイヤとの関係は?
顕の叔父さんの失踪と晴子さんの研究はどう繋がる?北上家全員が事実を知って -
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あぁ、三歩、、
どうか無事に笑顔で戻ってきてね。
そう思わずにはいられない終わり方。
実際、登山家の多くが山で亡くなっています。
事故も多いです。
知人もそれで山岳部をやめました。
捜索隊になり、遺体探しをするのも、落石に当たり骨折をするのももう2度と嫌だと言って。
私が海外の山へ行く時、遭難死の恐ろしさをコンコンと説いてました。
曰く、即死ならいい。でも動けない中でジワジワと死期を迎える恐怖だけは味わいたくないね、と。
で、遭難したわけですが、眠くなるんです。
苦しくはなかった。奇跡的に助かったけど、やはりまた山には行こうと思うし、出来れば暮らしたいとも思う。
そういう魅力が大自然にはあるし、己の筋 -
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うっかり本当に心が温まり落涙。
読み出した当初、ヒロインがどんな容貌なんだろうかと想像した。
きっとチャーミングな目と細身のスタイルの持ち主なのかなぁと。
特別な美人にありがちの自信、傲慢さが見られないから、周囲の絶賛は一体どこから?と。
そして丁寧な文章。
日本ならちょい前までは結構普通の主従関係も、現代のアメリカが舞台となると手順が多いのね、とも思った。ベッドの主従は別にしても、そのに至るまでの合意の積み重ねはアメリカならでは、だろうと思う。
阿吽の呼吸のこちとらとは、やはり違うなぁ。
そしてこういうことを表現する言語力が素晴らしい。原文もそうだろうけれど、ここは翻訳者の腕によるところが大きいのではないか?
内容に関 -
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発展
雪祈は最初から左手の演奏が凄かった。
だから一巻読んだときに右手は事故か何かで不自由なのかな、と思ったし、ソーブルーで弾いた時もラストのつもり、その直前には作曲が向いてる、とも。
だから、たくさんの伏線のお蔭で悲しくなかった。そこまで絶望感を味わうことなしに、大を未来へ共に送ることが出来た気がする。
誰も不幸にならない。
むしろ、神様がいるとしたらきっとこんな方法でそれぞれに次のステージに向かわせるんだと思う。
作中、何度も出てきた魂と一体化するような感覚、音楽をやった人だけじゃなく、一般に暮らしてても本気の時になることがある。
自分は年に一度あるかないかだけど、自分が自分と一致する感
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