【感想・ネタバレ】BLUE GIANT 10のレビュー

「ひたむき」という言葉が、これほどまでに似合う漫画は珍しい。
主人公・宮本大は、世界一のサックスプレイヤーになるという夢を持っている。
たいていの人間なら、才能がないとか、周囲が理解を示さないとか、さまざまな理由をつけて諦めてしまうことを、大は決して諦めない。雨の日も風の日も、ただひたすらサックスを吹き続ける。
もちろん、大もはじめから上手かったわけではないし、運良くよい指導者につけたことが成功の後押しをしたことは確かだが、大のその愚鈍なまでのひたむきさというのは、何ものにも代えがたい“才能”である。
音楽漫画というと、スタイリッシュな印象があるかもしれないが、この漫画はそれとは真逆。泥臭く、暑苦しいほどに熱い。だからこそ、リアルな手触りを持って我々の心に迫ってくるのかもしれない。

この作品を読んで、生のジャズが聴きたくなった人は多いんじゃないかなあ……。
一介のジャズ好きとしては、これを機にジャズが盛り上がってくれるといいなと思います。

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感情タグBEST3

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最高だと思う

2017年03月29日

胸が熱くなって、何度も読み返してしまう。最高だと思う。

1
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年05月05日

最初の『ブルージャイアント』はこんな終わり方だったんですね!たぶん、JASSの活動は終わるのだろうと思っていましたが、まさかあんなことになるとは……。
たしかに現実の世界でも、ああいうことはあると思うんです。物事がトントン拍子で急速に進む時は負のパワーもどんどん大きくなります。
そこを乗り越えられる...続きを読む人だけが、本物のスターになるんでしょうな。今は大が、どこの国へ向かったのか気になって仕方がありません。

0
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Jun
2023年03月27日

東京編もこれにて完結。もっと三人が奏でる「JASS」の活動を見ていたかった気もするが、大が目指すは世界一のサックスプレイヤー。いつまでも足踏みしていられないよね。大を送り出す雪祈と玉田の姿に感動を覚えた。

#アツい #泣ける #感動する

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泣ける

2023年03月13日

So Blueでの演奏もトラブルでどうなることかと思いきや、なんとか成功。ただ、3人のプレーではなく、JASSの解散につながるという発展のためとはいえ悲しい顛末。映画では少し改変があって少しだけ救いがあったが、漫画のこの残酷さもまた良し。次は海外編!

#泣ける #エモい

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月10日

面白いの一言
雪祈の泣きながらの『うるせぇ』に、涙しない人は居ないと思う

大、玉田、雪祈の3人が最高過ぎて新シーズンを読めずに居る
その位この3人を好きになれた10巻であった

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泣いた

2022年09月10日

今までの話ではなかったような展開に、涙してしまった。
彼らがこれからどのような道を進むのか。次のシリーズも必読。

#切ない #感動する #カッコいい

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まさかの展開

2022年08月13日

嘘だろ…とリアルに声が出る驚きの展開です。
この状況でもまさに「ひたむき」にジャズに向き合う大たちの姿に涙が止まりません。

0
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がんばれ!

2022年05月28日

天才ピアニスト・沢辺雪祈と初心者ドラマー・玉田俊二です。大はこの2人とジャズバンドを組むことになります。

このバンド、最初はまったく上手くいかないんですよ。

大と雪祈はジャズに対する考え方の違いで衝突するし、雪祈は「玉田はド下手だからやめさせろ」と主張するしで、全くまとまりがない。



しか...続きを読むし、そんなバラバラのメンバーが、ジャズを通して徐々にまとまっていくんですよ。

玉田は二人に追いつこうと毎日何時間もぶっ通しで練習し、雪祈はピアノソロを必死で生み出し、大は常に自分のすべてを出し切る演奏をする。

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下心で読みました

2022年01月10日

ジャニオタのババアです。休止中グループAメンバーAが良かったとラジオで言っていたので、下心バリバリで読みました。すると若い頃仕事で住んだ仙台から始まり、生のジャズっていいなと思った定禅寺通りとかが出てきて親近感でした。でも実はジャズのような人の意表を突く音楽より、憧れていてようやく大人になって定禅寺...続きを読む通りで習えたバレエのクラッシックのような安定した和音とフレーズの方が好みかもと思いつつ、熱くて全力なスポコン大さんがどこまで行くのか、続シリーズも読みます。

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旅先の博多の本屋で

2021年10月17日

旅先の博多の本屋で友達に勧められて1巻を読んだ。
気がついたら涙を瞳にいっぱいためて、鼻をすすりながら、10巻を読んでいた。

#アツい

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面白い!

ta
2021年07月15日

日本編の最終巻。
玉田を入れた3人でのバンドパフォーマンスがうまく行きだしたところでの、まさかの結末でびっくりしましたが、その結果がヨーロッパ編(シュプリーム)に繋がって来るのかなと感じました。

#切ない #アツい

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Posted by ブクログ 2021年03月22日

挑戦はカッコいい。止まらずに前に進み続けることの大切さを教えてくれた。人はいつ何が起きるかわからない。未来を信じて、今を生きる。3人の演奏が見たい。

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Posted by ブクログ 2021年02月09日

いとこのパパに”面白いから読んで!”と貸してもらい、全10巻イッキ読みしました。

めちゃくちゃ面白かった〜!!
音楽漫画って初めて読んだので、どんな感じなんだろう…と思ってたけど、確かに”音が聴こえてくる”。

家にあるアルバムもいくつか出てきたので久々に聞こう。
ていうか、久々に音楽やりたくなっ...続きを読むた。
音楽って本当に練習量と才能で決まる世界なので、大変だけど、でもやっぱり夢の世界だなあ。

是非アニメ化や実写化して欲しいけど、この漫画の凄さは絵だけで音が伝わるところなので映像化したらその良さなくなってしまうもんなあ。難しい。
もし実写化するなら、吉沢亮くん出て欲しいな。
ずっと好きって公言してるから。
スウィングガールズ、ララランド、セッションが見たくなった。

明日はsupremeの方イッキ読みします!

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おもしろい!

匿名 2020年09月26日

ジャズがどういうものなのか、分かってくる。
音が聞こえないのが残念

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年10月09日

ダンナさんに「びっくりするよ、早く読め」と急かされる程のラスト。正直なところ驚きはしなかった。そうだろうなぁと納得してしまった。
雪祈は何か背負って登場したとずっと思ってしまっていて。
個人的には、玉田ようやった!と思っている。あの2人によくよくここまで。どこまで一緒にやっていくのかなと思っていたら...続きを読むキッチリ完走して感動。これからどうなるんだろう。
大ちゃんはいよいよ新章らしい。
ずーっと熱い。きっとこれからも熱い。

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Posted by ブクログ 2018年05月05日

過去レビューです。

「BLUE GAIANT」の10巻の紹介文はこうです。

雪祈が小さなころから目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」で大・玉田・雪祈トリオのライブが実...続きを読む現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていた。
その時・・・
大達の日本での奮闘と成長のBG(ブルージャイアント)完結巻!!!

***

待ちに待った第10巻だったが、その期待に十分応えてくれる内容だった。紹介文には「雪祈は、全身全霊で演奏しようとする」とあるが、「そういう考えてやった結果」という次元のものではなく、すべてがぶっ飛んで、著者の表現でいうなら「内臓がひっくり返って」、その結果として全身全霊の演奏となったというような、、、そいうストーリーだった。

その雪祈の演奏シーンも感動だが、その後の展開も、完結巻としては感動を与えてくれる。ネタバレになるので、これ以上は控えます。

完結ということは、ひとまず終わりということで、その続きは「BLUE GAINT SUPREME」の第1巻に引き継がれていく。

主人公のサックス奏者の大のステージが日本から世界へ変わるということですね。日本での第一幕が、10巻で完結し、そして次なるステージはSUPREMEを目指すということなのでしょうか。

「BLUE GAINT」は「マンガから音が聞こえる」という評がなされているようだが、大のサックスのボリュームはすさまじく、頭がぐらつくほどです(というような感じがします)。

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Posted by ブクログ 2018年01月21日

あまりにも漫画的で衝撃的すぎる展開だったけど、それをきっかけとした一連のやりとりは個人的に得るものが大きかった。3人の姿勢に胸を打たれる。

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Posted by ブクログ 2017年11月04日

JAZZを突き進んでいく、というストーリーももちろん他人事とは思えず、羨ましいようなまぶしいようなストーリーなんだけど、宇宙兄弟に通じるような気持のよい真っ直ぐさが心地よいのだ。毎日練習する、音にだして表現したくてたまらない、そんな気持ちになってそれを高みを続けて邁進していく、もう取り戻せないかもし...続きを読むれないその姿勢に感動して何度も涙した。
遅すぎるなんてことない、諦めることない、そんな真っ直ぐなメッセージをこれでもかこれでもかと突きつけられ辛いぐらいだ。実際にはこんな理解のある大人に囲まれていることなんてないような気もするけど、それをはねのけるパワーというか気持ちがあふれている。
今の学生はこんなのを読んでまたJAZZの道に入っていくのだろうか?

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スゴイ!

2017年07月23日

とにかくスゴイ!
音楽は聴く専門ですが、まるで紙面から色んな音が奏でられるようです!
石塚先生は岳の時から好きでしたが、ブルージャイアントで更に凄みが増した感じがします。
今後、海外での大の活躍に胸が高鳴ります!

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サイコウっす

2017年06月05日

なぜ、三人を離したのか。
悲劇は必要だったのか。
そこは、悲しい。
ここでおわったら、怒るけど先がある。

期待、大!!

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Posted by ブクログ 2017年04月21日

最高の漫画だった。
漫画から音が聞こえてくるよう。
沢辺の事故が本当に本当に辛かったが、きっと再起してくれる事を祈って…。
沢辺と玉田サイドの話が気になるので、番外編が出るか新編で出てきてくれることを期待!

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Posted by ブクログ 2017年04月12日

どうしてこうなるかな、不運だな、と思いましたが、大は前進を止めませんね。私もこうありたい、と強く思いました。ライブシーンはいつも圧巻で、パワフルな音が聞こえてくるようです。出国ゲートを出た大の一歩先が、とても楽しみです。海外、行きたくなったなあ。

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2017年04月03日

自らもサックスを吹いている関係で、微妙な音が画面より感じられます。
印象的なピアノのソロ、サックスとドラムのみのそれぞれのソロが伝わってくるようです。

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続きも楽しみだが・・・

2017年04月02日

続きがちゃんとあるのだろうけれど、なんだか予想した以上のあっけなさで終わった。(事故っちゃうだろうなあ~なんて考えていたらホントに事故ってしまったり)もう少しシナリオの意外性を続きでは見せて欲しいところ。

回が進むごとに絵から音が聞こえてきそうになったのには画力の素晴らしさを感じる。

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とても面白かった

2017年04月02日

続編でてます!

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感想

2017年03月24日

すごいいい!

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Posted by ブクログ 2017年03月18日

ブルージャイアントは音が聴こえる漫画だ。

そんなものがあるわけない、と思ったとしたら、ぜひ読んでほしい。コマ割り、表情、背景、さまざまな部分で、「漫画で音を表現する」工夫が凝らされているのだ。

ストーリーも、ガーッとあげるライブシーンと、しっとり泣かせる日常のシーンの静と動が、作品全体としての抑...続きを読む揚を生んでいて、読み手を飽きさせない。ひとつの音の背景に、とほうもない努力や、人との出会いや、別れや、情熱や挫折がある…ということを、ストーリーの静の部分つまり日常を丁寧に描いた部分で読者は知っているから、ライブでの動のシーンが際立つ。これはもう、鳥肌もんのカタルシスですよ。

加えて、僕がなにより素晴らしいとおもうのは、ほんとうに「人間」を丁寧に描いていること。漫画にしても映画にしても、「いや〜そのひと、それ言わないよなぁ」とか「しないよなぁ」という場面が出てくると、とたんに冷めてしまうことってあると思う。作り手の描きたいストーリーに、登場人物かふりまわされてしまうというか。

ブルージャイアントの場合は逆で、まずある人格を持った登場人物がいて、また他の人格を持った登場人物がいて、異なる人格を持つ人間同士が出会うことによってなにかが起こる。つまりストーリー→人物ではなく、人物→ストーリーというか、「こういう人間とこういう人間がであったら、こうなる」というふうに、人物ベースでストーリーが進まされている。だから、「こいつはこういうことあったら、こうするわ!」という軸がブレない。なんか、ジャズにおけるセッションみたいだ。あいつとあいつが一緒になって、唯一無二のストーリー=音楽が生まれる。その意味でも、ジャズのソウルを漫画に落とし込んだらこうなる、っていう象徴的な漫画なのだ。

しかも、みんないいヤツなんだよなぁ。最初はいけ好かないヤツだった雪祈も、クライマックスには大好きになってる。大も、雪祈も、玉田も、超かっこいいんだ。ひとつのことに、人生の一瞬一瞬を賭けていく、人生を全力で生きている人間への作者のリスペクトをビンビン感じる。おれもこんなふうに生きたい…なんて思える、墓場まで持っていきたい作品である。

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Posted by ブクログ 2017年03月18日

たくさんの涙が流れる最終巻。
主人公・大は目指してきた舞台に立ち、さらに別れと旅立ちの時を迎える。

予想された展開と、予想外のドラマがあり、
思わず鳥肌が立つようなページもたくさんある。

聞く人の想像を越える、越えようとするのがジャズであるなら、
この漫画はまさにジャズ漫画。
常に、読者に勝負を...続きを読む挑むようなテンションに満ちている。
それは最終巻でも変わらない。

主人公は安易な感傷には足を取られずに、
ドライすぎると感じるほどに前進を続ける。
それは作者も同じだ。
サイドストーリーだって、豊かに描ける実力のある作者なのだけど、
そこには決して逃げない。

挑戦と実験をやめたら、ジャズじゃなくなる。
ジャズを描いた漫画ではなく、
ジャズであろうとしている漫画、の第1部が終わる。
と、同時に海外編の第1巻も同時発売。とことん攻めている。編集サイドも。

その野心と才能と純粋さで、どこまでも行けや。

主人公と作者にそうエールを送りたくなる最終巻だ。

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Posted by ブクログ 2017年03月15日

幼い頃から自分と共にあったもの。それは、漠然とした想いから夢へと広がっていった。
長い月日を経て、確かな芯として自分の中に培われていったものは、今、多くの軛から解き放たれる翼となる。
しかし、運命とは余りにも気まぐれ過ぎる。
何を信じ、これから何処へ向かえば良いのか、確かなものは無い。
でも、3人が...続きを読む出会えたことは、本当に奇蹟だったのだと思う。
同じ時代、同じ時間。無心の中から産み出される、音の数々は、いつまでも色褪せず、記憶の中に留まり続ける。
願わくば、彼らの行く末が、同じ地平の上にあり続けて欲しい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月11日

朝を返せ!
仕事が終わって今日は目黒に行くからちょっとだけ寝て、
14時着を目指そう!
と、
思ってたんですよ。
ほぼ日課になってる本屋さんに行き、
「BLUE GIANT」出てるじゃん!
つか、
「恋は雨上がりのように」もあるじゃん!
つか、
「BLUE GIANT SUPREME」ってなんだ?
...続きを読むスピンオフか?
買っとけって買って「松乃屋」で朝定がくるまではてなブックマークで、
二郎とか有吉さんのこと知ってネタになるな!
と、
思いながら喰い終わり、ごきげん!
一休みなうなときに「BLUE GIANT」を読んで衝撃!
76話まで読んで松乃屋をでて速攻で家に帰り続きを読んだ。
「BLUE GIANT SUPREME」も読んだ。
「恋は雨上がりのように」も読んだ。
寝た。
起きた。
寄生虫館に行った。
二郎に行った。
池袋のジュンク堂にも行った。
帰ってきて寝て今。
衝撃が収まらない。。。
勝手にわしづかむな!

JASSの「宮本大」と「玉田俊二」が見守る中、
夢だった「So Blue」でピアノを弾く「沢辺雪祈」が、
内臓をひっくり返すような、
ソーブルーで最初で最後になるかもしれないソロを奏でる!
ただただ、
平さんの「ブルッ」ったその1コマだけで「雪祈」の奏でた音楽の凄さは伝わってきたよ。
フレッドの、
平さんの、
それらの言葉よりもその1コマがすべてだった。
CD化の波もある、
つか、
そんな「雪祈」が本にも載った、
「玉田俊二」が本気になるのもわかる。
波は来ていると実感できたはずだ!
「雪祈」ではなく「JASS」がどうやらSoBlueの舞台に立てそうなんだ!
来てるよ「JASS」にチャンスが来てるんじゃないか!
そう、
酔っ払い運転のトラックが「雪祈」の元へ来ちゃったよ。。。
交通事故!?
右腕がぶっ壊れた。。。
つか、
SoBlueでの1デイライブは?
えっ。。。
「宮本大」と「玉田俊二」のテナーサックスとドラムだけでやるの?
一時代を築けそうだった「JASS」もぶっ壊れちゃうんじゃないか?
ごめんねアキコさん。
ごめんね平さん。
ごめんね雪祈。

辛い時ほど胸を張れ!

ライブ後、
「JASS」は病院で解散することが決まった。

平気なわけない。
酒も煽っちゃうわな。
兄貴に迷惑かけちゃうよね「宮本大」
仙台をでて、
東京をでて、
宮本大は世界に羽ばたくことにした。
師匠に、
どこが良いかを尋ねて、
アメリカは最後に行きたいからって、
そう、
カティアの居る国に行くのですか。
捨てたわけじゃないけど、
捨てれる者だけが得られるんですよね。
離れるから引き寄せられるんですかね。

よく言うやつですよね。
頑張ってる人に頑張れって言う意味な。
でも、
頑張れって言って送り出したいんですもん!
良いでしょう頑張れ「宮本大」で!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月24日

感想
結構残酷な終わり方。大は止まれない。そして、海外へ。

あらすじ
ソーブルーでの公演を成功させた雪祈のおかげもあり、JASSにソーブルーの出演依頼がくる。メンバーは公演に向けて必死に努力するが、公演の直前にバイト中、雪祈が交通事故にあう。大は、玉田と二人で公演できるようにお願いし、成功させる。...続きを読む大が止まれないことを理由に、JASSは解散し、大は海外へ行く決意をする。

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Posted by ブクログ 2023年03月20日

目標としてたSo Blueでの演奏が叶う…
、に伴い予想もしてなかった展開が。

いや〜驚きました。
音楽の世界あるあるなのか、
やはり次ステップへ向かう必要があるってことか。

しかし、辛い場面とあり。

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発展

2020年05月15日

雪祈は最初から左手の演奏が凄かった。
だから一巻読んだときに右手は事故か何かで不自由なのかな、と思ったし、ソーブルーで弾いた時もラストのつもり、その直前には作曲が向いてる、とも。

だから、たくさんの伏線のお蔭で悲しくなかった。そこまで絶望感を味わうことなしに、大を未来へ共に送ることが出来た気がする...続きを読む

誰も不幸にならない。
むしろ、神様がいるとしたらきっとこんな方法でそれぞれに次のステージに向かわせるんだと思う。

作中、何度も出てきた魂と一体化するような感覚、音楽をやった人だけじゃなく、一般に暮らしてても本気の時になることがある。

自分は年に一度あるかないかだけど、自分が自分と一致する感覚は確かに最高!

表現力がMAXだった。

次の作品も読む!

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Posted by ブクログ 2019年08月20日

ブルージャイアント全10巻まとめた感想です。

友人に勧められて読んでみました。いやーくそ熱い。音楽漫画で成功してるのって、意外と多くないんですよね。最近では、のだめ、BECKくらいでしょう。

主人公 大は少年漫画的なキャラでいいですね。いつもまっすぐで、ふとした時に確信をつくあたり。ルフィを感じ...続きを読むました。ユキノリがソロで悩んでる時に「お前に悩んでる時間はあるのか?そんな資格はあるのか?」と励ますシーン。ザ・ファイブのメンバーと飲んでる時に、「世界一を目指すこと以外は考えたくない。意味ないので」と呟くシーンが特に印象に残りました。三輪さんとの別れは、 「ああ、そうだよな…」と悲しくなったけど、そうなんだよな。ストイックな男は、孤独なんだよな…

僕は玉田がむっちゃ好きです。こんな不器用でひたむきな男、カッコいいと思わないわけがない。たった数ヶ月でジャズドラムを人に聞かせられる、なんなら感動させるレベルになるなんて、尋常じゃない練習量なんですよ。僕も学生時代にバンドをやっていたのでよく分かります。才能も経験もある他2人に引け目を感じながら、少しずつ認められていく姿。客のおじいさんが「良くなっている。私は、君の成長するドラムを見にきてるんだ」と言われて涙ぐむたまだが、ブルージャイアント10巻通したベストシーンです。インタビューシーンでは洗練された印象でしたが、ドラムは辞めてビジネスマンになってしまったのでしょうか。残念だな。

最後は文句で締めますが(笑)

ソーブルー平さんは、ユキノリに対してどう考えても言い過ぎでしょ。ユキノリは、確かに多少高飛車な部分はあるが、Take Twoのママに花を買ったり、川喜田さんバンドのギャラでメンバーにご馳走したりと、実は情に熱い男。飄々としてて歯に絹を着せない口ぶりとのギャップが魅力的なんです。「ソロに面白みが足りないから、内臓をひっくり返すような君のソロを聴いてみたいな」でいいじゃないですか。なんであそこまで攻撃的なのか。てか初めましてに対しても「お待たせしました」って挨拶してるし。それに対してユキノリも「いい店だな…」じゃないでしょ。ありゃー立場を利用したパワハラおじさんですわ。ブラックブラック。ブラック怖いよー

で、10巻の展開ですよね。作者マジで許さんと思った。最高な気分で9巻まで読み進めていたのに。10巻でマジで投げそうになった。友達にも「10巻は読まなくていい」と言って貸しました。読者は置いてきぼりですか?ソーブルーで内臓をひっくり返すほどのソロで喝采を浴びるユキノリのピアノを聴かせてくれよ。何がしたいんですかマジで。

9巻までは本当に良い作品でしたが、最後の文句2つで4点とさせてください。これから続編を読みますが、また同様の展開があったらしばく。

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Posted by ブクログ 2017年03月26日

自分では絶対に手には取っていなかったはずの作品。妹のお勧めで、最初どうかな~と思いつつ読みだしたら止まらなくなった。いつも感謝です。

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Posted by ブクログ 2017年03月18日

 東京編がいよいよ最終巻。JASSのライブ、そしてバンドの楽しさ。その目一杯の青春を、事故が粉々にしてしまう。サックスプレイヤー宮本大は、ピアノなしで大舞台で演奏する。これからどうするればいいのか、その迷いを振り切るように、ドイツに向けて旅に出る。BLUE GIANT SUPREMEへと続いていく。...続きを読む
 音楽が聞こえてくるかのような描写、そして音楽の楽しさが伝わってくる。漫画とはいえ、それを超えたドラマや熱さを感じる作品。続編へと続く。

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何故ウケる?

2020年08月15日

主人公をはじめ、キャラクターが演技をしている。生きて動いていない。セリフも行動も不自然で、違和感がある。三輪舞が最たるもので、付き合ってもいないのに、何故わざわざ好きな人ができたと言うために、東京まで会いに来たのか分からない。未来において、有名な演奏者になっていることをいちいち関係者に語らせるシーン...続きを読むも、作者の逃げに見える。

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Posted by ブクログ 2020年08月13日

青年が世界一のサックスプレーヤーを目指すマンガ。
雪祈が日本を飛び出すまでのスートーリー。
楽器は全然できないし、ジャズのことも全く知らないけれど、楽器を演奏したくなり、ジャズを聴きたくなる漫画でした。
主人公の未来に期待をいただき、友人たちの思いに心揺さぶられる作品でした。

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Posted by ブクログ 2020年06月08日

一発で見えるソロだ‼︎「ソーブルー」で演る初めてのソロで…最後かもしれない。内臓を、ひっくり返してやる。何一つ、悔いのないよう。 ボクシングみてえに瞬間瞬間に打ち出すソロはずっと憧れてきたし惚れてる。でも俺は考えて練って、その結果感じて、それから一つ一つ紡ぐ音作りも好きなんだって分かりました。 右腕...続きを読むを残せるか切断になるか分からないって。 意味のあるライブだった… 大は一日も止まっちゃいけない奴、だろ? 俺が行ったのは、アメリカ東部ボストンにある、「バークリー」って音大だ 青色巨星 広瀬川 俺達最高だったな‼︎ もしかしたら、俺が一番のファンだ。 あいつはまだまだ青い

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Posted by ブクログ 2017年08月06日

文化祭で、大はどうしてソニー・ロリンズの髪型にしたのだろう。ジョン・コルトレーンではなくロリンズに憧れた理由を、ここでは描いていない。

ジャズジャイアントの名前や名盤もサラッと出て来るけど、それらに対しての情報(薀蓄)が一切書かれていないことにも物足りなさを感じた。

描こうと思ったら、もっとマニ...続きを読むアックな内容にもなり得たはずだし、そうした内容を期待して購入したのだが.....。

まだ続くようなので今後に期待したい。

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Posted by ブクログ 2017年03月19日

うーん、最後はそう来ますか。安易に流れた感ありやなぁ、ちょっと残念です。
でも才能の残酷な差をあからさまに描いとりますなぁ、このマンガ。そう、最善を尽くしても実現する可能性はかなり低いんですわ、現実は。でも皆それを受け止められるのは、結局自分が最善を尽くしたか?というところに帰ってくる。うーん、良い...続きを読むマンガです。

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