【感想・ネタバレ】BLUE GIANT 6のレビュー

「ひたむき」という言葉が、これほどまでに似合う漫画は珍しい。
主人公・宮本大は、世界一のサックスプレイヤーになるという夢を持っている。
たいていの人間なら、才能がないとか、周囲が理解を示さないとか、さまざまな理由をつけて諦めてしまうことを、大は決して諦めない。雨の日も風の日も、ただひたすらサックスを吹き続ける。
もちろん、大もはじめから上手かったわけではないし、運良くよい指導者につけたことが成功の後押しをしたことは確かだが、大のその愚鈍なまでのひたむきさというのは、何ものにも代えがたい“才能”である。
音楽漫画というと、スタイリッシュな印象があるかもしれないが、この漫画はそれとは真逆。泥臭く、暑苦しいほどに熱い。だからこそ、リアルな手触りを持って我々の心に迫ってくるのかもしれない。

この作品を読んで、生のジャズが聴きたくなった人は多いんじゃないかなあ……。
一介のジャズ好きとしては、これを機にジャズが盛り上がってくれるといいなと思います。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

おもしろい!このマンガはライブがあると俄然おもしろくなります。やっぱりここでもドラムをはじめたばかりの玉田が気になります。それをかばうようになる雪祈も好きです。
あと、雪祈が楽器店を訪れるシーンはセリフが一才ないコマが続きますが、情緒があっていいです。
はじめる人もいればやめる人もいる、そういうのを淡々と描くのがいいです。

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2024年05月03日

購入済み

JASS

JASSとしての初ライブの前後の大達の心の動きがよく分かり気遣いと焦りとにモヤモヤしつつも青春という感じ。玉田君はまだついていけないが、彼らの完全ではない演奏でもファンがつき始める様子や、プロのギタリスト痺れさせるところは熱い。

#アツい #エモい

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2023年03月13日

Jun

購入済み

大たちトリオの初ライブ。単純に成功、失敗と描くのは容易いが、ここまでないまぜにぐちゃぐちゃした感情を織り交ぜた漫画を私は他に知らない。凄まじい表現力だ。

#感動する #エモい #カッコいい

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2023年02月18日

購入済み

ファーストノート

三人の一曲目の楽曲が出来て、初ライブを敢行します。
不安と期待が入り交じるプレーですが、強くあり続けて欲しいと思えます。

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2022年08月13日

ネタバレ 購入済み

そろそろかな

主人公の宮本大は、自分が世界一のジャズプレイヤーになれると本気で信じている少年です。そのため、彼は、世界一になるための特訓をストイックに続けます。

例えば彼は毎日、夜中になるまで橋の下でサックスを吹き続けます。また、どれだけ雨が降ろうと、雪が降ろうとサックスを演奏することを止めません。

しかも、それを延々と一人でやり続けるのです。
普通ここまでストイックに続けることができる?僕には無理です。絶対、すぐ諦めちゃうよぉ…。

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2022年05月28日

購入済み

いい

いい

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2017年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
貧しいながらも一生懸命ジャズに打ち込む。ここからどうやって這い上がっていくのか?

あらすじ
雪祈は、ギターの大御所にメンバーとして誘われるも断る。玉田は必死で二人についていく。大は、ライブの開催を決めて初めて3人でライブを行う。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻ののメインは初めてチケット配って少ないお客さんの前でライブハウスでライブしたこと。ドラマーの玉田の苦悩ですね。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

遡及レビューです。

本巻のリード文はこう書かれていた。
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”動き出した 大、雪祈、玉田のトリオ。玉田は必死に2人に追いつこうと練習し、雪祈はトリオのオリジナル曲作りに苦心し、大は自分の新しい武器を手に入れようともがく。そして、無明けたトリオの初ライブ、、、客は入るのか?演奏は成功するのか?”
+++

第6巻の主役は大よりも雪祈といった感じ。ドラムを始めたばかりの玉田のその必死の姿に自然と応援したい気持ちになるが、結局初ライブでは天才的な2人についていくことができず、玉田はライブ終了後、やりきれない気持ちに陥ってしまう。おそらく、彼はこのままでは終わらないのだろうが・・・。

初ライブの前に、集客のチラシを恵比寿駅前で巻くシーンがある。そのチラシを受け取ったサラリーマンが、昔聞いたことがあったといった曲がソニー・ロリンズの「ニュークス・フェイドアウェイ」だった。

ということでこの日は、ロリンズの「ニュークス・フェイドアウェイ」を聴いたはずだ。

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2018年03月17日

購入済み

待ちきれない

正直、これまではレンタルしていました。でも、最初はすぐ借りれたのに今はなかなか借りられない。どうしても早く続きが読みたくて購入しました。何気なく読み始めましたが読み終わると早く続きが読みたいと思える素敵な作品だと思います。本編後のおまけ的なページが主人公の明るい未来を垣間見せるつくりになっていて続きが気になります。読んで絶対に損のないシリーズだと思います。

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2015年10月17日

Posted by ブクログ

技術や経験を超える…何かに導かれるような「超自然的な演奏」の為だ 墨田区民スポーツセンター 10%の望月さん‼︎ 大も雪祈も、っつーか全員、ぶっ飛ばしてやる。 ボクシング観戦か⁉︎ ちょっと負けに行ってくるわ!

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2020年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

若いときは焼肉よねぇ。。。
つか、
楽器屋さんってあんな感じなんですか?
今度、
ちょっとだけ覗いてみよう!

そして、
「雪祈」君が作った曲が完成!

そして、
3人でライブデビュー!?
早くない!?
つか、
10%の望月さん来ちゃうんだ(笑)

そうだよね「玉田」君!
そういう時は喰うしかないよね!
わかるぅ~!

「川喜田」さんが7巻で荒らすね!
楽しみ!

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2015年09月26日

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