cazumixさんのレビュー一覧
レビュアー
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こりゃまた
超突拍子もない展開です。コミックだからね、の枠も越えちゃってるってゆーかどうなのこのアッとゆー間にフォーリンラブなノリは(笑)。天涯孤独の花ちゃん、ある日突如として裏稼業と言え経済的にも生活が一変、シンデレラストーリーですね?(笑)。吟はいつなにゆえ花を気に入ったってか好きになったのさ?「親父」の孫娘に軽々しく触れたりしてもいいの?モテ男の先輩も都合よく(?)実家が極道だったって?といった具合にツッコミどころ満載なんですがその詰めの甘さ故のご都合主義が逆に楽しいとゆー稀なお話(笑)。まだ2巻、単純に花が吟と先輩に翻弄されスッタモンダの展開だろうか、、かもねぇ、、と思いつつ次巻も買うぜー!と続い
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もっと早く読むべきだった!
凄く面白い!殺人犯と探偵の恋、とゆーには重く愛とゆーには歪みすぎてて。槇の逸脱具合が激しく読んでる方も掻き乱されるんですが、共感や理解は出来ないにしろ彼の真音に対する純度の高い愛情はどこまでも本物で悲しくもあります。殺人事件を軸にお話が進むので読み応えがあるとゆーより気分が落ちそうになるくらい色々とヘビーではあるんですが、不思議と嫌悪感が湧かない。読み終えて、見目良く頭脳明晰な槇のたった一つ手に入れたかった拠り所のためへ全てを投げ打った人生を、人を殺めて気を引くなど明らかに間違ってるし許されない行為であるにも拘らず、他に方法を知らなかった彼が何だか寂しく哀れに思えて涙が出ました。最後には真音が
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いいねいいね〜☆
初読み作家さんのいきなりヒットでした。真咲の「碧の真似」から発展した貴尚との関係、目論見通りだったはずが「身代わりでは」とゆー懸念に苛まれぐるぐるしちゃう様子とか、分かってても悲しくなっちゃいました。真咲の本質が結構ネガなんだ〜となってますが、いいや実に一途で健気な男の子です、もぉ可愛らしい!で初Hに胡散臭い媚薬使ってとんでも無いことになってるギャップがねぇ、なんか「イカン事してるな〜」みたいな萌え?があって(笑)凄いツボりました。ってかH全体の描写がすんごい雰囲気あってイイ。貴尚の薄っすらと未練たらしい感じに始めこそモヤっとしつつも、そこがリアルに男って気もするし実態はただの溺愛独占欲ムキ出
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久々の桜城氏
「ねえ先生」がかなり気に入ってたもののしばらく新作読む機会がな買ったんですが、うはーッこれも良かった。谷原の飄々としていて実際は結構思慮深いところや鉄面皮な先生の不器用にもほどがあるヘタレ感が人間臭くって魅力的。谷原の気持ちが好奇心から胸を焦がす程になるまでの移ろいが手に取るように伝わってきます。桜城さんの絵って好みじゃないのに凄くソソられる、口角のクイっと上がった感じやちょっと下がった困り眉にニヒルって言葉がいつも浮かぶ。Hもなんつーか独特の香りを放ってて描写は激しくないのに超いやらしい(笑)。ところで本作は神主さんのお話のスピンなんですね、そっちも読まないと。
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か〜短いなぁ!
せめてもう一冊あったら☆5だったかな、前フリの割にアッサリくっついちゃって若干物足りなかったぁ。弓月が好きだった先生の件あたりもぉちょっと引っ張っても良かったよーな。鬼島も潔いっちゃーそうだけど身の振り早っ!って感じで、ね。でもそのフラれんぼうの鬼島がめっぽう格好良くツボったので☆4です(笑)。お互い実らなかった恋のち出会い体から先に入っちゃったりストーカー事件があったりと展開に起伏があって伏線も回収されてるのでモチロン面白い、故にも〜ちょっと読みたかったぁ。しかしながらシリーズ通してかなり良かった!何故もっと早く読まなかったんだろうって久々に思うくらいに。
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ああもぉ!
これは良いですねぇ、弓道に呉服屋に着流し、、絵柄も合ってんでしょう、特に和装に萌えなしのハズが妙に興奮しちゃいました(笑)。前作でフラれんぼうのお兄ちゃんですよ、まさかの受けサマー?!とちょっとびっくりでしたが読んでくうちに、フムなるほどストンときます、不思議〜。初対面で印象良くなかった礼一郎に陣内がグイグイっと持ってかれる流れや礼一郎が天然が故に陣内一人苦悩してる様がすんごい伝わってきて嬉しかったり切なかったり本当に楽しめました。エロい件もそれなりに介在していますが全然くどくないって凄いな〜。次シリーズはまたもフラれんぼう(笑)鬼島氏がメインですね、こちらも期待大。
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初期作、、
で、この完成度の高さって何なんでしょう。表題作のブサメン好きなツンデレ由比とタラシのダメンズ真壁のカップリングは個性が際立ってて凄く面白かった。しかも双方下半身は放任主義ときた(笑)、どんな恋人同士よ。。「紳士」の方のお坊ちゃん天使の桜彦とこれまた野性味溢れる(イヤ本当に野生児?)美丈夫の克郎CPもなかなか面白い、マイフェアレディ逆バージョン。本来なら富豪美丈夫が小柄な天使を変身させる、ですよね〜そこを一捻り。榎田さんの攻め様は基本的に長身の眼を見張る美丈夫ですよね、艶っぽい件も個人的にドンピシャで萌え萌え、それだけでもぉ何かヤラレちゃう気もしますが(笑)やはりこの圧倒的な筆力にどのお話もそれ
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こういう愛の形
最初のピアノ弾きのお話は良くも悪くも平均点って感じですかね。英才教育を受けコンプレックスの塊のよーなツンな受けが天才肌でも天真爛漫でお日様のよーな攻めに惹かれてく、でも素直になれずってゆー特別派手さはなくでも意地を張ったり驕った考えにより失敗したりとゆーまあ予想出来る範囲内のお話。タラちゃんの逆切れ告白は結構な見ものでした(笑)。続くお話が、これが度肝を抜かれたとゆーか期待してないとこにまともにパンチ喰らっちゃった感じです。重い。視姦とゆー性趣向を大々的に取り入れた作品を読んだ記憶もなかったので余計に、ですが好きな相手に触れられず他人との情事を見られる、、って私には理解に苦しく受け入れ難い。玲
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苦しい
青の抱える抱えきれないほどの葛藤と重圧が。愛されたかった必要とされたかった寂しかった、幼少期に覚えた孤独が青を歪めてしまい義父への「依存」を愛だとそれ以外何もいらないと盲信させてしまったのは誰に非があったのか。否、本当に「愛」ではあったのだけれど。。男娼設定故に複数と関係を持つ事を先刻承知で手に取ったものの、う〜ん読んでて正直気分は良くなかった。なはずなのに止めることは出来ず青が一体何を感じ欲しているのをどうしても確かめたい一心で一気に読んでしまいました、さすが榎田さん(パチパチ)ってことですよね。結局青の自虐的な思考や感性を理解するのは難しかったけれど心に一石投じられた感じで「愛すること」「
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ええ?あれー?
読んでて弓月◯やサン?と思うほど不憫な昼メロです。華藤さんしては珍しくないか、、と思いつつよく思い出せば割と不憫好きな作家さんでした(笑)。にしてもこの真汐の扱い一番酷い気がします、肉体的にも精神的にも。読んでて泣けはするんですが割とクドくて〜後半で正直ちょっぴり辟易。ま真汐は足りない子として思考回路がグッチャグチャでも仕方ないにしろ、ジークがねぇ何か芯がないっつーか愛があるにしちゃー真汐を簡単に疑ったり口汚く罵ったり、で手のひら返してしおらしく優しくなったりちょっと言動軽率で気まぐれじゃね?と度々思えた=魅力が分からん(笑)。ん〜残念ながら値段が張ったし華藤さん作品としては今ひとつでした。