ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。
感情タグBEST3
美しい
なんといっても絵が美しい。表紙もすごく綺麗。
毎回、ナウシカのように見えるが、料理だったり冒険だったりと全然違う独自の世界観。
続巻出るたびに、読むたびに、すぐに次の話を読みたくなります。
ヴァニーさん
前巻に引き続きヴァニーさんのお話。
相変わらず、『空挺ドラゴンズ』は絵の書き込み量や世界観、ストーリ、キャラクターが素晴らしいです!
Posted by ブクログ
龍の生態系について詳しい話が出てきて、空想が膨らんできた!
中世の西洋的な世界観が王道ファンタジーって感じだけど、それに空の生活と龍の存在が組み合わさることで唯一無二の最高ファンタジーになってる。
ヴァニーさんはどうなっちゃうんだろう、、。
個人的には電子で読むより紙で読む方がお勧め、紙の質感が最高。桑原さん、編集者さん、デザイナーさん、ありがとうございます。
戦闘と
ごはん食べてほっこりは、この巻では少なめです。かしこい竜と闘って、倒して、結局解体して頂きます。それより、これからヴァニーどうなるので、次巻に続きます。お好みで。
霧
霧に覆われた国の理由と、ヴァニーの出自とが明らかに。
じっとしてられない船の面々は共闘するも・・・
クールなヴァニーは故郷にどういう結論を下すのか。