私もシロさんのごはんが待ってる家に帰りたい…。
堅実を絵に描いたような弁護士・筧史朗とお気楽に見える美容師・矢吹賢二は、「シロさん」「ケンジ」と呼び合う40代のゲイカップル。そしてシロさんは、近所のスーパーマーケットの底値を把握し、無駄なお金を使わずに日々の食事を栄養バランスよく作ることを楽しんでいる。そんな二人の日常が食生活を軸にして描かれた作品、と聞いたらもしかすると、自分とは似ても似つかぬ人生なのかなぁ?と思う人もいるかもしれません。作品の中では実際、カミングアウトに対するシロさんとケンジの考え方の違いやゲイコミュニティならではのお話も出てきます。でも、体形の変化や老眼に加齢を実感したり、親の病気に直面して改めて親に対する感情が揺さぶられたり、美味しいごはんを好きな人と食べたりするような、誰にでも起こり得る日常も、大げさでこそないけれど、淡々と積み重なっていくのがこの作品のじんわり素敵なところ。おまけに、お話としてもおもしろい上に、レシピ本を超越したメニュー決定本でもあるのです。しかも、気取りのないおうちごはんにぴったりなものばかり。単品料理は作れるけど、一汁三菜を用意するとなったら途端にどこから手を付けていいかわからなくなるあなたに絶対おすすめです。
感情タグBEST3
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ただのゲイの話で終わる物語ではない。究極のところ人間愛なんだなと。噛み締めれば噛み締めるほど味があるというか、思いやり、労り生きていく男同士に、涙が出るほど感動する話
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大先生の好きな551。私も好き。
筧ルールは私には到底出来なさそうだけれど、志乃さんのシリコンスチーマーを使ったサラダはチャレンジしてみたい。
家でクラムチャウダー作れるの、いいな。
ベーキングパウダー
食材や調味料を買ったからには使い切りたいシロさんの気持ち、よく分かる。そして舞踏会に行くドレスを買ってもらうケンジかわいい…のに絵面はおもくそ強面で確かにアウトレイジな二人になってる(笑)
あっという間に読んでしまう
昔の人ほどゲイやレズなどまだ受け入れづらいがこの話に出てくる大家さんはちゃんと受け入れていて感心しました。世の中もこんな風にいろんな人たちが生きやすい世の中になればいいのに。。
相思相愛
大好きな漫画の1つでドラマも同じく。
一見、シロさんクールさが際立つけど、本当はケンジの事を想っていることが解る。食事を共にすると言うのは、好きな相手とじゃ無ければ単なる栄誉摂取、やっぱり食べるって大事ー。
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ついついじっくりじっくり文字を追いながら読んで、今日の夕飯にこれにしようかなーとニヤニヤしました。高校生以来久しぶりに10巻以上連続して買ってる漫画。
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漫喫にて8~11巻一気読み。ほんとしみじみ面白いんだよな。相変わらずご飯がすごいおいしそうだし。ローストビーフ、鶏手羽元のにんにく酢醤油煮、千切りポテトのパンケーキ、豚バラのもつ鍋風は絶対作りたい。いなりずしもやっぱ自分で作ろう。コロッケも。あー、ほんと史朗さん素敵だわ。こんな50歳いないよ。ほんと、私も体型維持しなきゃ。ケンジの短髪金髪にはびっくり。こういう年の経過もきちんと描いてくれるからこの漫画好きだわ~。
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シロさんカミングアウト二人目!!!
シロさんは偉いよなぁ。時間はかかったけど親ともちゃんと和解できたしお金も貯めてるし。そもそもあんなに頑なだったシロさんがどんどん柔軟になっていってるのがもう。素敵。
ジェンダーの告白って難しいよね。若さでポーンと「自分○○なんで!」ってカミングアウトするのとはまた全然違うんだよね。特にシロさんのような性格の人は。
料理はアボカドのサラダ作りたい!
一人暮らししてからあんま食べてないなアボカド。食べよう。
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11巻。今回は大いにほっこり&笑わせてもらいました。
お花見でミチルやジルベールにフォローされてショックを受けるシロさんが可愛い。季節としては冬~お花見なので、少し先取りするようなレシピは参考になります。
シロさんが元管理人のおじさんに同性愛者であることをポロッとカミングアウト。鉄板級の秘密をさほど抵抗なく明かしてしまった自分自身に衝撃を受けていましたが、時間とともに考えが和らぐというか丸くなるというか。自分のなかで少しづつ消化されてきた先にある心の余裕のようなものがふと感じられて、好きな場面でした。
この2人も、2人を取り巻く人々も皆温かいです。
なすとししとうの揚げ出しの存在すっかり忘れていた…早速作ろう。
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料理だけでなく、献立に込められた思いやり
家族のそれぞれの想い
いつもあったかくしてくれるコミックです
男性二人の暮らしに静かで上質な共感を誘います
≪ お財布と 健康と愛 またつくる ≫
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シロさんも50才になってちょっと驚いた。えっ。そうか。
この漫画は淡々と年を重ねていく。
日常の積み重ねであり、ドラマのために年月を進ませると言うよりは、年月の断片を漫画にしている。
当たり前の老いと日常と、関係性の変化が面白い。
シロさんが60過ぎても続いて欲しいなぁ。
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春が来てみんなで河原でお花見をしたり
志乃さんの新婚生活や玲子さんのエステサロンの行方。
ケンジの今年の誕生日プレゼントはスーツとレストランでの食事。
今回は最後のパウンドケーキに心掴まれた感
「少なくとも二品ノンオイルルール」
おかずは、甘じょっぱい・しょっぱい・すっぱいのバランス
どこかに緑黄色野菜を。
めもめも_φ(・_・
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お花見のエピソード。
佳代子さん娘さん、わかってるー!!!って思った。
シロさんは、時折、鈍くなる。
無意識には分かっているけど、それがどんな感情なのか?が分からない。
まあ、自分も人のこと言えないけど。。
ベーキングパウダーのエピソードは、読んでいて安堵した。
ああ、親子の関係が良くなってきたねーって。
とりあえず。。。
茶碗蒸しつくりたい!!
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自分でずっと飯を作ってると、どうしてもネタ切れになりがちなんだけど、マンネリを感じさせないシロさんちの料理ってすごいなあと思う。野菜とか材料が多いからだろうか。あと塩・味噌・しょうゆな味付けしがちなので、甘いと酸っぱいのレシピも、つけものと酢のもの以外で増やしていきたいなーと思った。
人間関係の方では、親の事・ご近所の事・職場の事、普通の人の普通の話なのに、共感すること多し。ゲイ認定をひた隠しにしてたシロさんの警戒心が緩んできてるのは歳をとったからか世間の風向きが変わりつつあるからかはたまた愛の深まりか。何でもおいしいって食べてくれる相手って得難いな~と思ったりもした。
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今回も普段のお料理に役立ちそうなアイディアとレシピいっぱい。
献立の組立、それなりに考えてるつもりだけど「二品ノンオイルルール」はイイ!さっそく取り入れる!!
シロさんがお母さんにシフォンケーキの作り方を教わりにいく話、自分の小さいときのことと重なって「あーあの頃はまさに『親の心子知らず』だったよー」と身につまされる思いに。手作りのお菓子よりスナック菓子とか食べたがった恩知らずだったなぁ…。
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今回は大きな波もなく、穏やかな感じの巻でした。
こういう「ささやかな幸福感・充足感」みたいなのもいいですね。
でも、その中にも何か変化の兆し的なエピソードもあったりして、
来たるべき何かが訪れる日も近いのか…。この先が気になります。
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いつもいつも美味しそうなものばかり!
一汁三菜で、ノンオイルを二品、肝に銘じます。
カミングアウトの日は近い?
渋谷区の条例のニュースを聞いたとき真っ先にこの二人が浮かんだ。
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(一応ネタバレ)
雑誌でタブチの回読んで、まじで嬉しくなった。
店長、逃げられ旦那カウントダウンw ←既女として大喜び
筧の視点中心なせいか、つい彼贔屓になってしまい
ケンジが「再びパンケーキパーティを!」と言った時は
「やめてやれよ、可哀想だろ」と思ってしまった。
ケンジについついきびしめな自分。
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「家族の栄養とかなーんも考えなくていい独りメシサイコ~!!」
いやいやほんとそうだよねえ、大先生。誰もいないとき一人で食べる(ジャンクな)ごはんはどうしてあんなにおいしいのか。
一方で、志乃さんと周平さんみたいに家族になったからこそのおいしいごはんもあるわけで。
まったく食べることって人それぞれ。人によって違うし、同じ人でも年齢や状況によって違うものだ。そのことをよーくわかってる作者ならではのお料理マンガなのだね。
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551蓬莱の豚まん このガサツで無神経な娘の方がケンジの乙女心を俺よりずっと理解してきちんと言語化出来ている 結局減らないですね。ベーキングパウダー。
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相変わらず「ご飯が食べたくなる漫画」です。
ケンジは美容院で上手くいってるし
史郎は親子で旅計画。
ケンジの誕生日は隠れ家的レストランで食事・・・
なんだけど、どー見ても暴力団幹部にしか見えないケンジはw
史郎とケンジのやり取りはとても自然だと思うし、
体に良いものをと考えて自炊はやっぱりエライ!
なんか・・・
初めてクラムチャウダーの作り方見たわ!とか、
え?こんなふうに作るんだ〜 とか。
ウン、自分、料理してないな〜・・・(反省)
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誕生日プレゼントに
ちゃんとしたお店でディナー。
シロさん、ロマンチスト♡
でも、茶碗蒸しに銀杏入ってないって
どういうことっ!?
入れない文化圏とか?
あと、煮魚はやっぱり大変そうです。
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11巻。「甘い味のおかずって年取ってからが沁みるんですよね〜〜」つうのはなんとなくわかる。甘い卵焼きとかおいなりさんとか、子供のころぜんぜん意味わかんなかったもんな。
お好み焼きは水の代わりに牛乳使うと美味しいってのは初めて知った。今度やってみよう。
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10巻を飛ばして11巻を読んでしまったため、シロさんとケンジが、特にシロさんが年をとっていました。順調に、二人で時を重ねているんだなと思いました。
カップルの幸せは、共に年をとるってことかなと思います。共に。
9巻で新生児だった子が、ずいぶん人間らしくおなりになっていて、シロさんが老けるのも無理はないと思います。
でもね、その間にシロさんは学習し、ケンジを喜ばせるのが上手くなっていて、二人は互いを幸せにするポイントを増やしています。年を重ねるってやっぱりすごいわと思います。
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おいしけりゃ細けぇことはいいんだよ、的な料理漫画だから、気楽に読める。
しかし、やっぱりシロさんストイックだった。二品ノンオイルは良いとしても、夜8時半以降の白飯はなし、甘じょっぱい、しょっぱい、すっぱい、それに緑黄色野菜。
最後にシロさん節約の鬼だしな。ちょっと真似できないわ。
朝のヨーグルトは外せないのには激しく同意。