誰もが魔法を使える世界の中で、ただ一人魔力ゼロの少年・アスタ。そんな彼が反魔法(アンチまほう)の剣を武器に魔法騎士団の中で成長していく、という物語。
正直、最初は「よくある王道の剣と魔法ものでしょ?」と舐めていました。が、一度読み始めると止まらない!
「ここが見せ場です!!」と全身で訴えかけてくるようなダイナミックなコマ割りと、丁寧に描かれたキャラクターたち。一人ひとりが人間味にあふれていて、それぞれの強さを持っていて、もう敵も含めて全員かっこいい&かわいい…!
また、作中には心に残る名セリフがたくさん登場します。
特に主人公アスタの、人を思いやり、意思を貫くまっすぐな言葉の数々には痺れます。どんなにバカにされても諦めず、並々ならぬ努力を続けてきたアスタの言葉だからこそ、スッと心に入ってくるんです。そんな彼の言葉と、何があってもくじけない姿勢に、周りの人たちも心を動かされていきます。
ブラッククローバーは、アスタの成長譚であり、そんな彼に感化されて変わっていく仲間たちの成長譚でもあると思います。グッとくるシーンが多くてうかつに外では読めません(笑)
王道だからこそ、深いんです!
やっぱり「友情・努力・勝利」っていいよね! 改めてそう思わせてくれる物語です。
感情タグBEST3
遂にリヒトの正体が判明し、魔法帝と対峙する。そして、リヒトが禁術魔法を発動して仲間達が敵になり、衝撃の展開が続きドキドキハラハラします。
うーん
転生展開はすごいけど、リヒトじゃないモブキャラの子がリヒトの姿で転生したという設定は模倣魔法だとしても、ちょっとヤヤこしいというか、モヤモヤします。
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激動の16巻!ではあったけど、遅かれ早かれこうなるだろうことは予想できてたしなあ。魔法帝が死ぬシーンは結構良かったし、下民が目立つ話が続いてたのも、身分制も何とかしようと積み上げてきた結果が芽吹いていたのかな、と思うと良い感じ。世間全体には未だ浸透してない気もするし、実際どこまで彼の功績なのかは、ちょっと微妙だけど。
ヴァンジャンスにまだ何かあるだろうとは思ってけど、こういうことかぁ。と思ったら、まだ裏があった。まだミッシングリンクがあって、謎は全部解けてないけど。あと、過去の人間が裏切ったのも、仲良くしてくれていた個人にはなんか非がなさそうな雰囲気
Posted by ブクログ
おっと。魔法帝、ここで倒れちゃいますか。そして敵はさらなるパワーアップを遂げ、混沌の度合いはいや増すばかり。キャラの理解が追い付かないという、他のマンガでもありがちな事態に、本作もなってしまった感あり(個人の問題)。でもまあ、その場その場でも面白いという、少年漫画に欠かせない特性のおかげで、本作も楽しめてはおりますが。
Posted by ブクログ
「私が歩んで来た道程が 私だ・・・!」
魔法帝最期の戦い。
そして、白夜の魔眼との戦いは熾烈を極める。
中々、衝撃な展開。味方が次々と敵に回ってしまう事態に。