誰もが魔法を使える世界の中で、ただ一人魔力ゼロの少年・アスタ。そんな彼が反魔法（アンチまほう）の剣を武器に魔法騎士団の中で成長していく、という物語。
正直、最初は「よくある王道の剣と魔法ものでしょ？」と舐めていました。が、一度読み始めると止まらない！
「ここが見せ場です！！」と全身で訴えかけてくるようなダイナミックなコマ割りと、丁寧に描かれたキャラクターたち。一人ひとりが人間味にあふれていて、それぞれの強さを持っていて、もう敵も含めて全員かっこいい&かわいい…！
また、作中には心に残る名セリフがたくさん登場します。
特に主人公アスタの、人を思いやり、意思を貫くまっすぐな言葉の数々には痺れます。どんなにバカにされても諦めず、並々ならぬ努力を続けてきたアスタの言葉だからこそ、スッと心に入ってくるんです。そんな彼の言葉と、何があってもくじけない姿勢に、周りの人たちも心を動かされていきます。
ブラッククローバーは、アスタの成長譚であり、そんな彼に感化されて変わっていく仲間たちの成長譚でもあると思います。グッとくるシーンが多くてうかつに外では読めません（笑）
王道だからこそ、深いんです！
やっぱり「友情・努力・勝利」っていいよね！ 改めてそう思わせてくれる物語です。
感情タグBEST3
ユノが新たな力、スピリット・ダイブで優勝するところがかっこよかったです。『白夜の魔眼』との戦いでメレオレオナが圧倒的な力を見せるところがかっこよくて面白かったです。黒の暴牛の新しいメンバーが二人も登場します。
改名して！
アネゴレオンは絶対この名前の方がいい。ところで彼女は強さは、四大精霊のそれより強いのか。白夜のサードアイたちもそうだけど、ちょっと強さの尺度というかすごさがわからなくなってきてます。
Posted by ブクログ
見るからに危ないヤツ、みたいなデザインだったけど、結局ゾラは良いやつで良かった。自分の考えを真摯に省みる描写も良し。
リルの実力がチームから認められつつあったのも良かった。
白夜の魔眼の幹部は既に二人撃破されてる状態だけど、ようやく本格的な攻勢に打って出るみたいで、大きく話が動く予感。ここに来て、団員に追加メンバーが発生するんだ、という驚きも。加入の仕方も変わってるしね。
