感情タグBEST3
このシリーズはだだ恋愛のやり取りだけでなく、家同士の確執や出自の問題、株の売買による駆け引きなどストーリーが深いです。
翻弄されながらもお互いを想う2人には絶対に幸せになって欲しい!
桂木が鎌倉を訪れるシーンが最高です。ようやくお互いの気持ちに素直になって距離が縮まりほっとしました。ずっと二人でこうして過ごせればいいのですが…
また、桂木兄弟が和解して協力し合うようになり読んでいて温かい気持ちになりました。
最初から
桂木の出自。封印した心の底で彼がどれほどそれを知りたいと思っているか。暁人の行動と、それを知っての判断は素晴らしいと思いました。また、桂木の暁人が生まれた鎌倉の家への訪問。石崎家を離れて紡績工場を買い叩き、そこに兄の協力も求めた。桂木の周辺がどんどん様変わりしていきます。「暁人様ならどうしたかを考えて行動した」暁人の存在が桂木を大きく変えたのかと思うと泣けてきます。
今回も風景、調度品など背景が素晴らしかったです。
朝の重要性
一緒に朝を迎えたい暁人と、不安なら朝まで寝かせなきゃいいという桂木。タイトルが憂鬱な朝とあるが、このストーリーにおいて「2人で迎える朝」の重要性が垣間見えた気がしました。2人のイチャコラシーンが今回特にきゅんきゅんしました。
終わりが近い
遂にそれぞれの道を歩き始める二人はすれ違わないために対話を選ぶ。
久世の家に囚われず自分のために互いのために、新しい時代を生き抜く…
使用人が二人の関係を当たり前のものと感じているのが地味に良い。
思えば子爵邸でもお洗濯物出てたであろうし…
ついに!
鎌倉に桂木が来て、本当に気持ちの通いあった時間を過ごしているようで、とても良かった
夢だって言っているけれど、それはその瞬間が幸せだと言っているのと同じと思った
素敵としか言えない…
桂木さんのエロさが爆発している1冊でした。2人が喧嘩をしないで話し合っているのをみるだけでもキュンキュンします。ページをめくるのが惜しいくらい面白いです!
桂木の謎
桂木の出自が全然すっきりしません。
結局先先代と知津の子どもなのか、知津と名前も分からぬ誰かの子供なのか…
それにしては、めちゃめちゃ優秀ですが。
そして、桂木は自身で経営に乗り出す?
一方、暁人は何故今、留学しようとしているのか?
次巻で明らかになるのでしょうか。