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Posted by ブクログ
殷より様々な刺客が差し向けられる第9巻。妲己の血縁にして武成王の知り合いだった李、趙公明の弟子だったり、その幅広さによって面白さがどんどん移り変わっていく。この辺りはとくに進軍中に差し向けられる刺客、という面があるので、周軍の人間たちが巻き込まれることでまた違った魅力が出てくる。
かつて申公豹が言ったとおりのことが起こることも含め、歴史物としての人間たちの争いの中に道士・仙人が介入する面白さが増していてとてもよい。戦の描写もはじめてこの作品で触れて印象に残っている。
Posted by ブクログ
「後世の人が僕の行動を知ったら「バカな男だ」と嗤うだろう。
でも これが僕の選んだ道だ。
姐己も周も倒してかつての殷を取り戻す!
僕が殷を復活させてみせる!」