【感想・ネタバレ】封神演義 3のレビュー

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Posted by ブクログ

藤崎竜『封神演義 3』は仲間を探す旅の続きである。雷震子が登場する。卑怯なことを嫌う性格は好感が持てる。もっと活躍しても良かったキャラクターである。
この巻では封神の謎が一部明らかになる。改めて読むと元始天尊はかなり腹が立つ人物である。真実を説明しない。封じ込めた相手を最後には利用する。その行為は聞仲を空間に閉じ込め、戦いが不利になると出した十天君と同じである。
昭和時代ならば指導者として通用したかもしれないが、説明責任が重視される現代では指導者失格である。最初から説明していれば拒否されたり対策されたりする事実を説明せず、なし崩し的に進めようとする。このようなタイプは東急不動産消費者契約法違反訴訟原告、マンションだまし売り被害者として最も許せない(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』)。
救いは太公望が元始天尊の意図を忖度して都合よく動く優等生キャラではないことである。封神リストの人物を倒さないことも太公望の単なる優しさではなく、思い通りに動かないという意思と見ることができる。また、物語終了後の太公望の行動も元始天尊と縁を切りたい、関わりあいになりたくないという切実な思いがあったと言えそうである。

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2019年12月21日

Posted by ブクログ

「……わかってはおったのです。たとえ犠牲が多くとも
 人間界の平安は人間たち自身が勝ち取らねばならぬ事を。」

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2012年09月17日

Posted by ブクログ

新たな仲間を見つけたり、窮地に陥る紂王の二人の太子を救うために戦ったりと少し散発的な展開が続く巻。
太公望の人柄の良さが出てくる一方、そこに覚悟をつきつける申公豹の位置づけが興味深い。強力な力を持っているが誰にも与せず自分の美学に従う申公豹の姿勢は話を進めるうえですごくうまくはまるなぁ。

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2018年08月05日

Posted by ブクログ

申公豹〜vvv

強いのに凄いのに変人!!!

なかなか世話焼きな良い人なんじゃないかと思ったりもするんですが、美学に反すると厳しいですね〜。

乗り物(失礼)可愛いし、漫才っぷりも楽しいです。

は!

3巻のレビューではなくなってしまいました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

欲張りな金持ちばかりを狙う盗賊集団・空の兄弟。その存在を知った太公望は、そのお頭・雷震子に興味をもつ。あえて金持ち側につき雷震子を挑発する太公望。それが仲間にする為の作戦と言うが?
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2009年10月04日

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