【感想・ネタバレ】グイン・サーガ21 黒曜宮の陰謀のレビュー

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Posted by ブクログ

『三人の放浪者』から始まるケイロニア陰謀編が、グイン・サーガの中では特に好きです。

物語として、とても良くまとまっている。

アリストートスが物語りに登場するあたりから、少々文章が乱れる著者ですが、この頃はそんな違和感もなく、物語にとっぷりと浸れます。

グインの立身物語であり、ケイロン宮廷の陰謀劇であり、互いに隠したい過去をもつ若者達の不器用な恋愛物語であり……。

ケイロニア陰謀編だけ抜き取って読み返したりした事が何度かあります。

この巻は、その中でも物語の山場。象徴的な作品です。

あと、カバーイラストの天野さん。
この頃の作品の雰囲気が一番ツボだった。
どんどんイラストのタッチがライトに変わってったもんなぁ……。
いや、それも好きだけど、この頃の重厚な感じがたまらない。

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2012年01月15日

Posted by ブクログ

ケイロニア皇帝即位30周年を目前に張り巡らされた陰謀が徐々に明らかになってきます。グインの策士ぶりも読んでいて楽しかったです。そして明らかになる真実に驚愕。だいたい予想はついていましたが。後半はシルヴィアとマリウスの恋愛とまではいかないけれど微妙な距離感が今後どうなっていくのか楽しみです。

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2015年07月16日

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