小林よしのりのレビュー一覧

  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論
    昭和天皇の無私の御心と、国民を思う気持ちがよく理解でき、感動しました。最後のページに掲載されている御製では思わず目頭が熱くなりました。
    もっと早く読めば良かった。天皇のいる日本に生まれたことを誇りに思います。日本人で良かった。
    沢山の人が読めば良いのになぁと思います。
  • ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論  自分と社会をつなぐ回路
    今、竹田青嗣と橋爪大三郎の書籍を通読中だが、その一環として22年前(1997年)に出版された本書を再読してみた。中身は今でも十分通用する真摯な議論。小林氏の真摯な姿勢が超絶博識の哲学者竹田・社会学者橋爪両氏の議論を白熱させる実に中身の濃い議論の書籍化。
  • はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟
    全く知識がなくても難なく読める。
    対話形式なので、客観的に自分自身の意見を確認しながら気軽に楽しめた。
    チベット問題について興味があり手に取ったものの、中国から世界、そして日本について、もっと知りたいと思える入り口になった。
  • はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟
    初めて読みましたが、興味深い内容です。
    中国に関しては、全く関与出来ない国と思ってます。そう言う意味でも納得です。
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論
    昭和天皇はこんなにも質素で謙虚だったとは!
    皇族もこんなにも質素だったとは、驚きだ。
    自分の中での昭和天皇の記憶は、「あ、そう」のおじいちゃん。常に決められた順序で行動して、決められたことをスピーチしている印象だった。
    太平洋戦争であんなに重い責任を負い、その後の人生でもひたすら国民のことを思って生...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言9
    『ゴー宣』最終巻。
    それは終結と新たなムーヴメントの始まりを暗示している。

    終結、それは当初各方面の時事を扱ってきた『ゴー宣』が部落差別へとテーマを収束し、そしてオウム真理教との闘争の顛末である。

    始まり、それは薬害エイズ問題との新たなる失望へのスタートに見え、哀しい。

    最終的に『ゴー宣』はメ...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言7
    『ゴー宣』シリーズにおいて初めてある1つのコンセプトに基づき描かれた一冊。
    「死闘編」と銘打たれた本書はまさに闘いの連続である。

    「出る杭は打たれる」という諺を実証する何とも過酷な状況である。著者自身も自信作という「坂本弁護士一家拉致事件」の真相推理の巻は情念と気迫とに満ちた戦慄の一作だ。

    また...続きを読む
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論
    単行本のケースで読んだのは初めて
    確か連載当時の者は読んでいた記憶があります。

    戦争はやはり勝者のみが
    いい思いをするようです。
    ですが、その戦勝国もついぞ
    そのあらが目立ち始めているんですよね。
    その証拠が…あいつですので。

    そしてそこで行われた教育は
    えげつのないものですよ。
    洗脳ほど恐ろし...続きを読む
  • 日本人なら知っておきたい天皇論
    お二人とも日本に天皇は必要という立場。
    天皇家が現在どのような状況に置かれているかがわかる。
    言い換えると、小林よしのり氏がどう考えているかがわかる。
    つい最近の話題が多いので、天皇論の導入として取っつき易かった。
  • ゴーマニズム宣言6
    今回の目玉はなんと云っても人喰い佐川一政との対談だろう。
    その内容はなんとも重く、特に佐川氏が赤裸々に人喰い事件に至る葛藤を語り、そして獄中で殺害したオランダ人女性の手記を読んで愕然とする件は衝撃の一言だ。

    後は朝日新聞の記者との衝突事件、世に蔓延る知識人、評論家の肩書きを自称する駄文書きどもの「...続きを読む
  • 世論という悪夢(小学館101新書)
    小林よしのりは文もちゃんと書けるんだから、もっと字の本も書いてほしい。もちろん漫画という表現方法がもっとも得意だからそうしているんだろうし、漫画じゃなきゃ読まない層にリーチするという意味もあるのはわかる。しかし、逆に漫画というだけでバカにして読まない人たちもいるのだ。そういう人たちにもガンガン読ませ...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言2
    早くも第2巻目にしてこちらの期待するゴーマニズム宣言が出来上がっている。

    第1巻は『ゴー宣』のみならずそのパイロット版でもある「おこっちゃまくん」が挿入されており、よしりんファンには貴重なコレクターズ・アイテムになろうが、純粋に『ゴー宣』を愉しみたい私にしては一貫性のない、世に流通する今までの発表...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル
    本作を私は漫画としてではなく、エッセイとして捉えた。『ゴーマニズム宣言』自体、予てから読みたいと思っており、文庫化になってその念願が叶ったのだが、気付いてみれば本作は一連の『ゴーマニズム宣言』シリーズの内、差別に関したエッセイを抜粋し、対談やお便りなどを多少加味して編まれた、云わば抄本であり、初めて...続きを読む
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論
    "はじめて小林よしのりさんの書物を手にした。漫画だったんですね。しかしながら、この情報量は漫画というには濃密過ぎる。

    中学生くらいにこの本に出合っていたらもう少し違った生き方をしていたかも知れないと感じた。ここでいう洗脳教育を浴びてきた自分を客観的に見つめる機会になったのだと。高村武人さんの日記か...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新・堕落論
     坂口安吾はそんなに読んでないけど好きなので、安吾についていろいろ詳しくなれるかなと思ったら、『堕落論』についてはけっこうな分量で語られているものの安吾についてはほんのちょっとだった。太宰治の『トカトントン』について語られており、そう言われてみると、震災よりずっと前からすっかり世の中のことに対してト...続きを読む
  • 戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島
    かつては犬猿の仲だった小林よしのりさんと宮台真司さんに東浩紀さんを加えた3人の鼎談本です。題名通り安保・沖縄・福島について徹底的に安倍政権批判をしている本ですので好き嫌いが別れると思います。
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL AKB48論
    48を見る視線、感覚。著者なりの意識を持って描かれていて自分は、ファンとしてはまだまだだけど感覚的には近いかなぁとか読みつつ思った。でも、ここまでは観てないし(笑)ただ、なんで興味があるのか自省するきっかけになった。やっぱり頑張っている姿かな。後は、うんざりするくらいいろんな情報が溢れてる中で48の...続きを読む
  • AKB48白熱論争
    48のムーブメントは縮図であったりコードであったりとして機能できうるのではないかなぁと感じていたんだけどそれを使っていろいろな話をしている。それ自体に可能性がある事や、それを使って様々なことが語られていて面白かった。
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論
    戦争論をいくつか出してる著者が最初に出した戦争論。

    漫画なので読みやすいかと思いきやさにあらず、非常に重厚なテーマということもあり、実に読み応えがあります。
    主に大東亜戦争について描かれてるけど、当然現代日本や対中韓のことも。

    また約20年前の出版だけれど、今読んでも新鮮、というかその頃よりもむ...続きを読む
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論 1
    戦争論をいくつか出してる著者が改めて出した戦争論。

    漫画なので読みやすいかと思いきやさにあらず、非常に重厚なテーマということもあり、実に読み応えがあります。
    小林よしのりというと保守というイメージだけれど、決して戦争礼賛ではなく、きっちり戦争の悲惨さを描いてるところや、それでも軍備が必要だと説く姿...続きを読む