岡本太郎のレビュー一覧
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芸術と言っても、何も絵を描いたり、楽器を奏でたり、文章をひねくったりすることではない。そんなことはまったくしなくても、素っ裸で、豊かに、無条件に生きること。 失った人間の原点をとりもどし、強烈に、ふくらんで生きている人間が芸術家なのだ。
あるとき、パッと目の前がひらけた。 ……そうだ。おれは神聖な火...続きを読むPosted by ブクログ -
氏のキャラクターは、TVなどでは面白いおじさんだった。
が、破天荒に見えて、実は怜悧な知性に裏打ちされた信念の人だった。
金言、至言がたくさん。Posted by ブクログ -
駄目になる方、マイナスの方の道を選ぼう、と決意してみるといい。そうすれば,必ず自分自身がワァーッともり上がでくるにちがいない。そればパッションなんだ。Posted by ブクログ
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大学時代に購入した本。
今や社会人になりもう一度読み返すと、この本を読んだことにより意識が行動が変わったなぁと感じる。特にこの一文。激しく挑み続けても世の中は変わらない。けど自分自身は変わる。
私は今年大きな変化を迎えた。未経験の業種にチャレンジし、壁を迎えている。本来持っているスキルは何も通用しな...続きを読むPosted by ブクログ -
岡本太郎という人間に初めて触れた本です。
現代でこそ受け入れられやすいような考えにも思えますが、これが1960年代前後に綴られた言葉だと考えると、とんでもないパワーや信念のようなものを感じます。
構成者の後書きにある「いかにして岡本太郎を体内に取り込むか」という表現がもう、全てだと思います。
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前菜なしメインだけのフルコースを胃に直でぶちこんでくる本
本を千切ったら血が吹きだんすんじゃないかと思えるレベルの生きた言葉に殴られ続けるPosted by ブクログ -
「芸術は爆発だ」
あの名言を咀嚼して、言い換えられるようになる本。
カオナシ的な人間が増えることを憂いていらっしゃったので、空に向かって叫びたい。
存外、令和には「自分らしく生きる」ことを見つめて闘う人たちが、そのうねりが起きようと(もう既に起きている?)していますよ!
人間が人間に還る時代が来...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日何かしたいと思いながらもだらだらと過ごしていたので、自分を奮い立たせるために購入。
安全な道と困難な道のどちらに進むか迷ったら、困難な道に進む。
なぜなら、安全な道のほうが安牌なはずであるのに、迷っているということは本当の自分は困難な道へ進みたいと思っている。という内容になるほどなと思った。
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この本の熱量を受け止めるのに、少し時間がかかった。厳しく自分を奮い立たせてくれる力強い言葉たち。そして、不思議と気持ちが軽やかになる。Posted by ブクログ
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熱い、熱を感じる本。岡本太郎の日常考えていることがふれだした本、無造作に1つ筋の通ったエッセイ集を作ってやろうと考えたわけでもなく、集めたエッセイ集なのだが、不思議と岡本太郎の姿が見える筋の通ったエッセイ集。
食べるというと最近美食家は舌の先だけの味を見て上品にチロチロやっている、食べるというのは生...続きを読むPosted by ブクログ -
無意識に埋め込まれた社会規範などを自覚させられた、いかに他者の考え方に毒されて自分の考え方を失ってるかが分かった。自分独自の価値観で、自分全体で生きるということに向かっていく、瞬間瞬間を全力で生きていく、そうすることで若者でいられるのじゃないかと思った。他人に対して媚びへつらった作品はつくらず、自分...続きを読むPosted by ブクログ
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全人間的に生きる。客観的に生きるのは人生でない。主観的に生きる。一緒に飯を食って愚痴をこぼす、くだらない話をするのが友人ではない、共感しあって慰め合うのも友人ではない、寂しさを紛らわすのが友人ではない、自分の意見をぶつけ闘い、反論し合うそれが友人だ。向かってくる運命も自分の1部だ、向かってくる運命と...続きを読むPosted by ブクログ
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■■評価■■
★★★★✬
■■概要■■
○岡本太郎先生が雑誌などで受け答えしたものをベースに編集された本。自分に対して純粋に生きる言葉がこれでもかと散りばめられている。
○1979-1981に掲載されたにらめっこをベースに再構築
○『自分の中に孤独をいだけ』『自分の中に毒を持てと合わせて』3部作シ...続きを読むPosted by ブクログ