岡本太郎のレビュー一覧
-
自分の気持ちは生半可なものであった
いくら言葉にしたって行動しなければ何にも意味がない。岡本太郎さんの発した言葉には私の背中を押してくれるような気がした。いやそうだ、押された。Posted by ブクログ -
芸術家が考えを言葉にできると、深い洞察と感受性により、ここまで鮮やかにまざまざと、感じたことを表現できるのだと感動しました。言葉もアートです。
「本土復帰にあたって」は涙がでました。Posted by ブクログ -
私が少年の頃は、岡本太郎は奇妙な芸術家だと思っていましたが、この本を読んでたちまちファンになりました。沖縄だけでなく、日本の、ひいては文化芸術全般にたいする目が養われ、いま私自身が芸術にかかわる仕事をしていくうえでの、大事な感覚をもてたと思っています。Posted by ブクログ
-
この本を読んで、「芸術は爆発だ」の意味が分かった。ただ、芸術だと思っていたものがバラバラに壊されて、自分が何を美しいと思うのか分からなくなってしまった。岡本太郎が抽象美術運動に近いこともあって、この本を読むと抽象絵画やシュルレアリスムこそ本当の芸術だと考えてしまうけど、ちょっと待って、と思った。
...続きを読むPosted by ブクログ -
バイブル
3部作3冊目!!
自身の環境(芸術的素養のある家庭環境)からの対抗が全てのルーツ!そこから立ち位置を孤独に起き、人生通して闘っている姿勢に感服!
固定観念なんてない!自分をぶつけるだけ!
またつまづいた時に立ち返って読みたい本!!Posted by ブクログ -
「自分のまわりに垣根をつくって、外ととけこめるはずがない」「下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ」。
岡本太郎の本を読むのは『自分の中に毒を持て』に続き2冊目。なぜこうも力強いのか。幼少からスジを通してきたという岡本太郎。先生至上主義である義務教育、そして軍国日本で徴兵されたときも自分を貫いて戦っ...続きを読むPosted by ブクログ -
伝統とは、過去のものではなく、今のエネルギーの結晶。
だから、古臭くかび臭くなったような伝統は、乗り越えて新しくブラッシュアップしていくべきもの。
日本を代表する芸術家、岡本太郎の芸術論。Posted by ブクログ -
そこに土着の文化をまさに体験する。
そのまま当事者としてどうすれば感受できるのか?
なぜこのような文化ごできたのか??
街に伝わる雰囲気、その人が持つ雰囲気そういうものを丸っと捉える。
気配。Posted by ブクログ -
私の中で岡本太郎は美術家というよりも文学家。
そう定義しても異論を唱える人はいないのではないだろうか。留学時代や第二次世界大戦中の出来事もいきいきと書かれている。Posted by ブクログ -
岡本太郎が沖縄(八重山地域に関する話が多い)を訪れたときの旅行記と、日本文化に関する論考。
西洋的な現代美術及びその影響を深く受けた現代日本の美術や芸術は貴族文化がベースとなっているけれど、沖縄の文化(歌や踊り)は生活や労働に根付いたものであり、それが実は日本古来の文化なのではないか、という趣旨の論...続きを読むPosted by ブクログ -
常識を疑い、物事の本質を捉え、
自分の感じたことを表現する。
他人に媚びす、感じたままことを大切に、
自分の信念を貫く。
死んだっていいじゃないか。
死に直面してこそ、生きる歓びを感じる。
瞬間瞬間を懸命に生きることへの情熱を
死ぬまで燃え続けていた情熱を
20年経った今でも遺した言葉から、作品...続きを読むPosted by ブクログ