岡本太郎のレビュー一覧

  • 美の世界旅行
    宇宙はみな空に向かって開かれているものだと思っているだろうが、大地、つまり地の下に向かっても広がっている。

    ー岡本太郎
  • 壁を破る言葉
    「こうしたい!やってみたい!」という気持ちを後押ししてくれる本。後押しというより「いいからやってみろ!」と後ろから蹴られる感じかもw

    また本の中に「表現欲」という言葉があり、自分には刺さった。何を表現したいか考えるきっかけになった。
  • 今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~
    岡本太郎氏の本は何かしら気付きがあるなぁ。よくよく考えれば「それはそうでしょうね」みたいな事でも日本では保守に走るから「前からこうやってきたから」「周りもこうやってるから」に流されて、まあ良く言えば「空気が読める文化」なんだろうけど真実を見ようとしてないだけだったりと
  • 自分の中に孤独を抱け
    太陽の塔を見に行った時、感化されて買ったこの本。私から見る岡本太郎の印象は"尖っている"。でも岡本太郎は尖っているとゆうよりかは"燃えている"という表現の方が近いかもしれない。読み終えてから、全部かかってこいとゆう強い気持ちと、勇気をもらえた。どんな自分も受けいれて朗らかに生きようと思う。自分と思い...続きを読む
  • 自分の運命に楯を突け
    岡本太郎はすごいと思うと同時に、読んだ後は何か少し憂鬱な気持ちになった。何が自分の心の奥底に響くというか掻き乱される部分があったからかな?なかなかこうら生きられないけど、少しでも自分に正直になれたらいいなと思った。
  • 芸術と青春
    岡本太郎の青春の原点、フランスでの大学時代のことについて書かれた1章目は本当に印象的だった。
    読みながら、若者特有の青春の眩しさ、熱気を感じられるような、そんな作品だった。
    個人的には読みながら、まるで映画を見ているように情景が思い浮かび、太郎氏の青春を自分も追体験できるような、なんだか自分もこんな...続きを読む
  • 日本の伝統
    縄文土器から始まり、尾形光琳、庭まで幅広く岡本太郎の考察が入ってる

    借景という芸術としてユニークな庭の在り方が作られてきたのもも、日本という狭い空間の中でどう表現するか、箱庭、重箱での表現と言ったことが根底あり、それが全てのクリエイティブの根幹であるのではない。

    それは庭だけではなく、音楽におい...続きを読む
  • 自分の運命に楯を突け
    自分を貫き通す。
    誰でも自分の軸を持っているが、それを表に出さない。
    でも果たしてそれで良いのか、自分のやりたいこと思っていることをやらなくていいのか。
    岡本太郎の生き方を体験できる一冊
  • 愛する言葉
    女だから男だから、という言いにくくなった世の中でも、私は女として男の人に愛おしさを感じながら支えたい。
  • 愛する言葉
    自分を大事にして、

    傷つきたくない、

    そう思うから不安になるんだよ。

    一歩を踏み出すときに思い出したいフレーズ
  • 自分の中に孤独を抱け
    芸術家(芸術)と絵描き(職人)の違いの示唆が面白かったし、それが本質なんだと理解した。

    貴族のオーダーに応えていたのは職人であって、芸術家ではなかった。その後、貴族制がなくなり、オーダーがなくなり市場になった時に、絵描きはそもそも絵画とは何かと考え、そこに矛盾を抱えながらも表現するようになり、それ...続きを読む
  • 自分の中に孤独を抱け
    個性的な岡本かのこを母にもつ、「芸術は爆発だ!」の強烈なインパクトの岡本太郎は、理解出来ない遠い人だった。この本を読むまでは。

    でも、今は違う。
    正直なところ、芸術的な細部は難しいと感じたが、岡本太郎を貫くスジは、カッコいいし、その思いは強いが温かい。とても意外だった。元気と勇気ももらえた。

    ...続きを読む
  • 自分の運命に楯を突け
    一つ一つの言葉に迷いがなく、ズバッと本質をついているところが素晴らしい。何度も読み返したくなる。
    職業「人間」っていいなと思った。
  • 自分の中に孤独を抱け
    1950年代後半から70年代に書かれた本などから集められた文章だけれど、古い考えと思えない事が多い。
  • 自分の中に孤独を抱け
    「謙虚」という言葉は自分を低く見せる、という意味ではなく、自分自身を貫き通すことだ。という言葉が深く刺さった。人生の岐路において、何かの選択を迫られた時、自分自身を信じてあえて危険な道に挑んでいく。そういった姿勢を持つことが大切であると学んだ。
  • 自分の運命に楯を突け
    誰だって死ぬのは怖い。でも怖がって尻込みするのではなく、むしろ恐怖と面と向かい、死と対決する。そうでなければほんとうに生きる喜びは湧き上がってこない。岡本太郎はしあわせ反対論者だという。しあわせとは死と1番遠くにあり、生きがいを失ったということだから。燃え上がって生きなければほんとうに生きることはで...続きを読む
  • 沖縄文化論-忘れられた日本
    「沖縄にこそ日本文化の純粋で強烈な原点がある」と、岡本太郎が確信に至るまでの沖縄との出会いと発見。日本の文化について考えるとき、避けては通れない一冊だと思います。
  • 自分の中に孤独を抱け
    正直、「自分の中に毒を持て」の二番煎じ、岡本太郎ファンを釣る作品くらいの気持ちだった。
    だから、買わないつもりでいたが、なんとなく気持ちも、弱っていたし買ってみた。

    上のように書いたが、とはいえ、やっぱり岡本太郎の文章である。
    ただ読んでいるだけで、本当にパワーが湧いてくる。
    最後の巻末の言葉
    ...続きを読む
  • 日本の伝統
    僕の世代で岡本太郎と言えば、イッた目をして「芸術は、爆発だ!」と叫んでいるヤバいオヤジという印象しかないのだが、その実は凄い芸術家であり、思想家であったというのが判る一冊。今でこそ縄文文化はその芸術的価値が評価され、美しい画集なども多数編纂されているが、日本で初めて縄文式土器の芸術性に注目したのがこ...続きを読む
  • 自分の運命に楯を突け
    いちばん大切なのは、自分自身に打ち勝って、自分の生きがいをつらぬくこと。それがいちばん美しいことなんだよ。いいかい、怖かったら怖いほど逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん。