三田誠広のレビュー一覧
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「親鸞」を読んで仏教に興味を持ったので、わかりやすい解説本はないかと探していたら題名が目についたので買って読んでみました。なぜ三田誠広が仏教なのか? はよくわかりませんが、冒頭の「大乗仏典は楽しい、面白い!」ということから始まり、かなり楽しく面白く、またわかりやすく読めます。仏教の歴史からいろいろな...続きを読むPosted by ブクログ
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読書好きな人全般にオススメできる本。文学史を様々な国の背景を絡めてテンポのよい説明を展開しているので非情に分かりやすく、読み進めるうちに読むべき、または読みたい小説がどんどん蓄積されていく。作家のために書かれているが、これを読むだけで文学史っておもしろいんだと思うことができ、それだけでも収穫。個人的...続きを読むPosted by ブクログ
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別に小説を書く気はないのですが、三田さんの天気のよい日は小説を書こうが面白かったので読んでみました。小説家を志している人の世界が垣間見えました。へ~!!(古・・・)というような指摘されないとわからない、小説家にとって大事な観点が提示されていて、この観点は読者として持っていても損はないな~
そんなこ...続きを読むPosted by ブクログ -
創作のために文学史を効率よく整理した書。
①ロマン主義(物語的、記号的)から自然主義へ
近代小説(リアリズム)のはしり
<イギリス>
・「ドンキホーテ」(ロマンス批判)
・「高慢と偏見」(個性的な人物)
・「嵐が丘」(ロマンス風だが同上)
<フランス>
・バルザック「人間喜劇」
・デュマ「モンテクリ...続きを読むPosted by ブクログ