三田誠広のレビュー一覧
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ちょうど鳥肌が立ったタイミングで終わり、終わり方いかついと思った。
タイトルはあまり気に入らないけど、内容はほとんど主人公の胸の内の言葉で進むのに飽きなくて良かった。Posted by ブクログ -
中学生の息子に勧められて読んだ一冊。
主人公の環境は、こんなにお互いに無関心すぎる家族があるんだろうかとさびしくなってしまった。自殺にどうしても目が向いてしまう感覚、いちご同盟の意味、直美との出会いでその後も生きていこうと強く思えたこと、良い読後感だった。Posted by ブクログ -
実際にこの年代になって、常々感じていることが言語化されていて、「そうそう!それそれ!」と思いながら読んだ。
あまりにも自分の気持ちを代弁してくれているので、不覚にも新書を読んで泣いてしまった。
15年ほど前に書かれているので、少し古いな、と感じる部分もあったが、定年を迎えた夫婦が共に、心も身体も健や...続きを読むPosted by ブクログ -
3/13
私と年齢が近い登場人物達だったが、かなり大人な作品だったように思う。恋愛や生死について、派手な言葉を使わない表現が印象的。おそらく、もっと大人になって読むとより気持ちがわかるのかもしれない。Posted by ブクログ -
西行の生涯を、歴史的事実にとらわれず、ファンタジーとして描き切っている。西行、後白河院、平清盛、源頼朝ら時代や宗教観を交えて、見事に表現している。
宗教的、時代背景が、今様や和歌として、ぞくぞくするくらいに、心に響く。Posted by ブクログ -
以前に読んだ、三田誠広の本が面白かったので、こちらも読んでみました。
題材としては実在の人物を扱っていますが、フィクションの部分も多分にあるのだろうな、と思いながら、読み進めました。
とはいえ、ポイントとなるところは、史実を押さえているはずなので、これはこれで、歴史の一つの解釈として成り立って...続きを読むPosted by ブクログ -
名前はよく知っているのに、実はあんまり良く知らない人物って多いですよね。そんなわけで、今度は空海について書かれた本を読んでみました。
空海という人が、いかに飛び抜けた人であったのかが分かる本でした。空海の足跡だけではなく、当時の政治や宗教や、そして日本における仏教についてもざっと知ることができて、...続きを読むPosted by ブクログ -
なんかよくわからないというか、
仏教が魅力的に思えなかった。
力作であることは間違いないんだけど・・・
単行本で出してほしかった。
というのも、分量を増やせば、
もっとわかりやすかったように思うので。Posted by ブクログ