小田理一郎のレビュー一覧

  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
    「学習する組織」入門――自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
    著:小田 理一郎

    学習する組織は、新しい時代に求められる組織のかたちを、関係者たちが自分たちで見出していくためのプロセスと能力を提示する。対話、内省、振り返り、システム思考、ビジョン構築、Uプロセスなどの様々な学習プロセ...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    これまためちゃめちゃ名著。自分の中では7つの習慣超えたかもというくらいのインパクト。何度も繰り返し読んで実践、試行錯誤するのみ。
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
    システム思考7か条
    1.人や状況を責めない、自分を責めない
    2.できごとでなく、パターンで見る
    3.このままのパターンと望むパターンのギャップを見る
    4.パターンを引き起こしている構造ループを見る
    5.目の前だけでなく、全体像とつながりを見る
    6.働きかけるポイントをいくつか考える
    7.システムの力...続きを読む
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法
    独特の文章構成になっていて抵抗感がややありましたが、書いてある内容は興味深く、執筆者の悩みの軌跡というか紆余曲折が描かれている。ストレッチコラボレーション自体は実技としては難しそうだが、概念やねらいはとても参考になる。
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    長い!やっと読み切った!
    システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデル、共有ビジョン、チーム学習の5つの原則・ディシプリンについて丁寧に解説される。システム思考が本社の核のため、全く知らない人は先に予習しておくと読みやすいかもしれない。簡潔に書かれている「実践 システム・シンキング」を先に読んでお...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    心理的安全性、パーパスなど、2022年で注目されている言葉は、1990年に書かれたこの本に体系的に書かれている。
    この本が、最も整理された現代の組織論のようにも思う。
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    分厚い本ではあるけど、この思考を理解し、実践できてる組織は強いと思わされる。

    個人的に、この本の最も重要なポイントを3つ挙げるとするならば、

    ・リーダーは、自らが学習者、実践者であり、システムの設計者になること

    ・状態はシステムによってもたらされ、すべて、その一部としてつながっている

    ・共有...続きを読む
  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
    ピーター・M・センゲ「学習する組織」とその「フィールドブック」、
    ドネラ・H・メドウズ「世界はシステムで動く」を既読にて、本書を閲覧。

    5つの「道(ディシプリン)」
    視座の転換
    学習とは「できる」ようになること、「わかる・知ってる」は不十分
    「集団」としての「意識」と「能力」
    第一章は著者の思想
    ...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    時間をかけて唸りながら読みました。良書。

    いかに学習する組織の少ないことか。。。
    そして自分の組織は学習する組織でありたいと思う。

    以下、フレーズの抜粋。

    ・問題はどんなビジョンかではない。ビジョンで何をするかだ
    ・人は変化に抵抗するのではない。変化させられることに抵抗するのだ
    ・組織を設計す...続きを読む
  • 行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ
    ・1次ループのフィードバック→挙動/行動
     2次ループのフィードバック→戦略/構造/目標
     3次ループのフィードバック→注意/意図/ビジョン
    ・4つの体験領域
     第1領域:外部の出来事 結果、評価、観察される行動結果、環境への影響
     第2領域:自分が認識する行動パフォーマンス 具現化の過程で認識され...続きを読む
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
    ビジネスにしても社会課題の解決にしても、大切なのは課題の本質を見極めること。社会や地域、国際関係など、様々な要因を考慮に入れて考えなければならない複雑な状況下、こういった思考のフレームワークはとても役に立つ。「個々の出来事はあるパターンのスナップショットであり、氷山モデルで構造を解析すること」「解で...続きを読む
  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
    「入門」とあるけど、なかなか骨太。一回読んだだけでは分かったとは言えないし、誰かと話しながら理解を深めていきたいと思うトピックが詰まっている。
    学び成長し続ける組織になるために個人が考えるべきこと、チームとして取り組んでいくべきことの両方が書かれていて、その土台としてシステム思考の考え方が紹介されて...続きを読む
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
    世界を理解するためのバイブルと言っていい。
    その意味で、J.E.ラブロック のガイア論と
    並んで、私のおススメ図書の5本の指に入る。

    ガイア論は地球の恒常性を示したもので、
    提示的、啓発的だが、
    本書は自然に加え、社会やその設計を志向する点で
    より工学的、実践的。


    世界は、単純な要素が繋がって...続きを読む
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法
    黒人政権移行の難題を抱えた南アフリカのマンデラ大統領や暴力に揺れるコロンビアのサントス大統領が、のちにノーベル平和賞を受賞するに至る国家作りを支える基礎を支えた著者アダム・カヘンの本。

    超難題の解決に助力してきた中で、一貫して対話の重要性を語ってきた著者が
    「対話が最善の選択肢ではない」
    とさらに...続きを読む
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する
    個人的には、システム思考の本では、現時点でのベストと思える。具体的で、実践的なんだけど、その下にほんとしっかりした思想というか、経験と知恵がある感じ。

    (とはいえ、これを最初に読むのは難しそうなので、「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」、「世界はシステムで動く」を読んでからこの本に進むと...続きを読む
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
    "目の前で起こっている事象を出来事としてとらえてはいけない。
    その事象は、何かとつながりがあり、その何かが起こした事象に影響されたもの。
    だとすれば、その全体像を俯瞰して見つめて、上流から河口に流れる川の水のように流れをつかむような考え方がシステム思考。
    もう一度読み、理解を深めたい。"
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    「最強組織の法則」の改訂版。ということで当然ながら、ヘビー級かつ難解である。しかし、それでも本書を読む意味は、大きく、広く、深い。個の能力の総和より、はるかに大きな能力をもつチームを持ちたいと願うマネージャは多いだろう。しかし、こんな組織がその辺に転がっているわけでもなく、自分が今持っている組織を作...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    内容が広く深く、一回読んだだけだと理解も覚束ない。再読しよう。でも、内容を理解すると間違いなく目の前で起きている事象について自身の捉え方が変わる。
    端的には、目の前の事象を自身も含めた相互作用の構造として理解することの重要性を述べている。
    その他にも色々と重要な気付きがある。が、実践で取り組まないと...続きを読む
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
    根本課題を特定するにはイシューツリーを作るより事象とそれに関係する要因を繋ぎ合わせたループを作って整理した方が良いですよ、と言う本。
    イシューツリーだと枝葉間の関係性が必ずしも書ききれなくて、物事の因果関係を図にしていくのが良いアプローチと言っている。
    そしてその中で、どこに対して解決策を作用させた...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    人はとかく、局所解に陥りがちである。
    ある場面では是とされた行動であっても、視点を上げシステム全体から俯瞰してみると機能不全のボトルネックになっていることもある。
    本書「学習する組織」では視野狭窄によるシステム破局事例を紹介しつつ、
    「システム思考」で全体をあるべき姿にしていくためのディシプリンが語...続きを読む