問題を作り出したのと、同じレベルの思考では、その問題を解くことはできない−アインシュタイン
問題解決のわな
かつてうまくいっていたものがうまくいかなくなると、問題の近くに解決策を探す
システム思考では、「かつてうまくいっていたものがうまくいかなくなるなど、状況に一貫した変化が起こっている場合、構造
...続きを読むの変化が状況やパターンに変化をもたらしている。問題状況を引き起こしている構造を見極め、構造に働きかけることで、望ましいパターンや状況を作り出そう」と考える
システム思考=思い込みを排除し、全体を見ること
組織のメンバーはまず「自分のメンタルモデル」を認識し、お互いのメンタルモデルを理解して、全体像の理解を深める。その結果効果的な働きかけを一緒に考えることができるようになる
1.システム思考とはなにか
「昨日の解決策が今日の問題を生む」直線思考「道路拡張>道路容量アップ>渋滞解消」など、問題の原因と結果はすぐ近くにあると無意識のうちに思い込む。有効な働きかけはしばしば直感に反する。氷山のように、できごとの裏には、時系列パターンがあり、その背景には構造があり、その下には意識・無意識の前提がある。