小田理一郎のレビュー一覧
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今日の事業環境において、ますます激しく変動し、不確実性が増している。その中で変化への適応力をもち、常に進化し続けるために、「学習能力」を身につける必要がある。
本書は「学習する組織」を、ストーリーと演習を織り交ぜてわかりやすく解説している。Posted by ブクログ -
昔、たまたま読みたいリストに入れていた
本。意識してなかったけど、今やっと読んでみたら、こないだ読んだU理論の本とめちゃ同じ流れだった(笑)。繋がるもんですね。
著者が、U理論開発者の一人。
シナリオプランニングというのは、もともと、石油のシェルで開発された手法で、いろんな未来シナリオへの適応策を考...続きを読むPosted by ブクログ -
世界の流れや社会の仕組みを総合的な関係性から解き明かすものの考え方を説いている。訳者である枝廣さんの著書システム思考の元になっていると感じた。
成長の限界を考えた考え方の基本が書かれている。Posted by ブクログ -
システム思考を勉強しとこうと思って読みました。システム思考を包含する(または一つの応用としての)学習する組織の手法について書かれています。
「5つのディシプリン」と呼んでいる
・自己マスタリー
・システム思考
・メンタルモデル
・チーム学習
・共有ビジョン
の実践を通じて、組織と個人の成長の場を実...続きを読むPosted by ブクログ -
マンガの部分はかなり分かりやすかった。
概念的な話なので、章の間の補足説明はすんなり分かるものと分からないものがありましたが、組織改革には各層がリーダーとなり一人一人のマインドを変えることが必要だと理解しました。論理的思考をしがちなので、システム思考についてもっと知りたいと思いました。
内容は面白か...続きを読むPosted by ブクログ -
重要な示唆の外縁を歩いている感覚。要再読。
抽象度が高く、前半の説明と後半の実践の対応がわかりにくい。
◯システム思考:一見の改善策が次なる課題を生む可能性↔︎小さな変化が大きな改善を生む可能性も
→システムの理解が必要
◯構造の説明により、挙動パターンそのものが変えられるレベルで、挙動の根底...続きを読むPosted by ブクログ -
「世界はシステムで動く」を読んで、入門書として紹介されていた本書に流れてきました。
書かれていることは至極全うな、当たり前のことで、平易な言葉で書かれていることもあってスイスイ読めます。
物事を解決するために、「ツボ(レバレッジ・ポイント)」を探してソコを押そうね、という趣旨も全くその通りだと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
システム思考の中でもシステム・ダイナミクス学派に属する著者がシステム思考の基本から、身の回りにあるシステムの捉え方をレジリエンス、自己組織化、ヒラエルキーなどの視点も合わせて指南、シンプルな例題から経済問題、そして環境問題や格差問題にまで切り込み、間違った目標を落とし穴として指摘します。 終章では、...続きを読むPosted by ブクログ
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「主よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知を与え給え。」ラインホルド・ニーバー
変容型シナリオプランニングの目的は、協力して新しい未来を変えようとしている人たちが、身を置いている状況の変化に適応するのではなく、状況を変容させられるようにす...続きを読むPosted by ブクログ -
身近に見られるシステム思考の原型をたくさん示してくれています。それぞれの事例が、コンパクトにまとめられすぎている印象があり、個人的には「ドネラ・メドウズの世界はシステムで動く」などのどっしりとした物を読んでから、この事例集を読んだ方が頭の中のイメージの広がり方として良いのではと感じました。Posted by ブクログ
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システム思考の、ループ図の書き方が知りたいなら、これ。
タイトルの付け方がイマイチ!?ですが、必要な人に届くといいなぁ。
そして、これを使いこなすには、少し練習が必要なのと、少なからず勘=センスが必要そう。
誰でも使えるかといったら、そうではなさそう。
でも、知っていて損はないはず。Posted by ブクログ -
物事をこうやって捉えられたら、そりゃうまくいくわ、とちょっと羨望に似た気持ち。はたして、自分がここまで客観的な思考&できないときにあきらめないで何度も考え直すことができるのかどうか。疑問だけれど、うーん、精進せねば。Posted by ブクログ
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システム思考とは著者らが提唱している問題解決のための姿勢みたいなもの。「視点を変えることで、さまざまなレベルでものごととのつながりと全体像を見る」ことについて、本書では、実践編として事例と理論・モデルを交えながら解説している。
いろいろな理論を引っ張り事例を紹介しているけど、ちょっと「おなかいっぱい...続きを読むPosted by ブクログ -
上手くいかないのはシステムに問題があるということを例をツールに当てはめて解説している。現実にも役立つことが多そうだけど、専門用語が連発で何回か読まないと使える理解にはならなさそう。Posted by ブクログ
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枝廣淳子、小田理一郎著「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」東洋経済新報社(2007)
*とくに組織にとっては、システム思考は問題を発券し、関係者で認識を共有することによって、真に効果的な働きかけを造りだす力を与えます。
*その領域だけが独立していれば良いのですが、どの企業も組織も事業も、様...続きを読むPosted by ブクログ -
システム思考とは『繰り返し起こる問題は人の責任はなく、システム(構造)の問題』という考え方。
視点を変える方法が具体的なケースをあげて説明してあるのでわかりやすそう。ちょっと読んだだけでも、自分にも思い当たるものがあった。Posted by ブクログ -
■システム思考
①重要なポイントを、どちらの方向へ押すか?が大事なのです。
②システム思考:まず構造を考えよう。つながりに着目しよう。同と逆で整理する。
③ループ図:変数(最低2つ)、矢印(原因と結果)、矢印の種類(同と逆)、ループ種類(自己強化型とバランス型)
④システム思考は人や状況を責めない、...続きを読むPosted by ブクログ -
原題「systems thinking」なのに素直に「システム思考のすすめ」としないのが今の風潮。「なぜあの」シリーズは流行ってるらしい。
PDCAを通常の問題解決法に生かすというか、フロー図をループにして考えるというか、割と単純だが、煮詰まったときには試してもいいんじゃないかと思うやり方のひとつく...続きを読むPosted by ブクログ -
システム思考の超入門書.
アージリスのダブルループ学習.
センゲの創造的緊張.
机の上が片付かないティピングポイント.
システムをうまく動かすには:
・自己組織化
・レジリエンス
・階層化
が必要(ドネラ・メドウズ).Posted by ブクログ