小田理一郎のレビュー一覧
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システム思考の基礎が事例を交えて短くまとまっており、最初の一冊としてすごくわかりやすい。一通り説明が終わった後の後半は理論などの裏付けが無く話が進むので読んでいて迷子になることが多かったが、それでも有用な本です。Posted by ブクログ
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システム思考の入門書として、その概念に初めて触れた。「問題が起きた時、個人の意識や心がけではなく、組織や構造で解決すべき」という自身の考えをサポートしてくれる考え方だった。
・ある問題が起きた時、すぐに解決策に飛びつかない
・問題が起きるパターンを把握する(氷山を見る)
・問題の構造をループ図に書...続きを読むPosted by ブクログ -
むずい。ノーフリーランチの定理が示すように万人・万物にとっての最適なシステムは存在しないのかもしれない。
それでも周りに興味・関心を抱くことがこの世界にとってより良いシステムを構築していくために必要なのかなと思います。
以下、印象的なシーン
1. 工場を取り壊しても、工場を作り出した理屈がそのまま...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の言うところの「アルケミスト型」リーダーと言うと知人に一人いるのだが本書の主張と当人およびそれ以外の人びとを思い浮かべながら読むとアタマに入りやすかった。自分ごととして読むと全くアタマに入らないのは自分がこれらのリーダーの資質を持ち得てない(否認している)からなのだろう。(笑)
リーダーは発...続きを読むPosted by ブクログ -
【要約】
複雑な状況や問題に対して「システム思考」というアプローチをすることで、
大局、全体像や構造、根本を捉えて
レバレッジポイント(小さな力でシステムを大きく動かすことができるポイント)を見抜くことができ、
「正しい介入」「正しい解決策」が分かるようになる。
「システム思考」では、ある結果は何...続きを読むPosted by ブクログ -
チームとしての経験学習サイクルが学べる本。
「漫画で優しくわかる〜」
と書いているけど、具体的な内容は文を見なくてはならず、またその文章も長い。
漫画は多く語りたい作者の熱を和らげるものとしての挿絵程度に思っておくと良い。
しかしながら文は実践的なものも多く、人事やコーニングに悩む人には良いかも...続きを読むPosted by ブクログ -
学習する組織を読んで、うーむわかった様な、わからぬ様な、もう一度読むのが良いかもなぁと思っているときに手に取った本。
システム思考について大変わかりやすくまとめてあります。(学習する組織を読んだ後だからすんなり入ってくる、というのもあるかと思った)
システム思考というものを誰かに説明する時に使えるな...続きを読むPosted by ブクログ -
本の題名にあるように企業の組織がより発展し持続した繁栄を維持するためには組織の成員その組織に所属する全ての人々がおのずから学べる体制、学び分析し検証でき、それを改善に繋げられるシステムになっていなければならないとする理論である。そのためにはどのような組織体系を作ることが良いのかと言うことをいろいろ...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.37
・自己強化とバランスの二つのループ。遅れの存在。
・レジリエンス、自己組織化、ヒエラルキーがシステムを機能させる上では大切。
・実行プロセスが存在する。Posted by ブクログ -
2020.41
・慢性的かつ複雑な社会問題への対処は、システム思考が必要。
・レバレッジがある。
・コレクティブインパクトのためにシステム思考は有効。Posted by ブクログ -
課題が顕在化したときに、それは何が原因なのか、その課題は今後どのような影響を与えるのかについて構造的に分析し、どこにどのように手を入れるのが有効なのかを広く長い視野で捉える重要性が書かれていた。
「思いやりの境界線を拡大する」という表現がしっくりきた。Posted by ブクログ -
システム思考はこれからのリーダーに必須のスキルだと強く感じた。目の前の課題に対して対症療法をいくら行っても構造自体にアプローチしなければ根本解決にならない。Posted by ブクログ
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会社の課題本。『学習する組織』では難し過ぎるので、『「学習する組織」入門』を読ませるというところがイイ。実際、『学習する組織』は難解・大著で有名だが、こちらは必要なエッセンスを噛み砕いて説明しており、非常に読み易い。まあ、この手の自己啓発本は読むのはもうどうでもよくて、一つでもいいから実践してみろと...続きを読むPosted by ブクログ
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課題解決のための視野を広げるために役に立ちそう。もっと関連書籍を読んで理解を深めたい。地球温暖化とか、貧富の差とか、解決すべき課題の捉え方が分かる。Posted by ブクログ
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組織について考えるときに、自分の理想通りに周囲を動かかそうとしてはいけない。人間は駒ではない。みんなでビジョンを共有し、主体的に動いていったとき、理想を超えた世界が見えてくる。Posted by ブクログ
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経営の名著ということで購入。
複雑に構成される主張を一方向に流れる「文章」という体裁で解説しているため、論理と論旨を追うには行ったり来たりする必要があった。それはまるで本書で紹介されるシステム思考を彷彿とさせる。
内容は一言でいうと、「いかに自立した組織を創造するか」である。主張はすばらし...続きを読むPosted by ブクログ -
メンバーに熱量を感じない、積極性を感じない、受け身な姿勢を感じているけど、チーム一丸となってもっともっと大きな成果をあげたい、と考えているリーダー向け。
システム思考、メンタルモデル、共有ビジョンといったテクニック・ツールに初めて触れる人には大変おすすめの書籍。
マンガは全体の3分の1程度だし、入門...続きを読むPosted by ブクログ -
システムとはどのようなインプットに対してどのようなアウトプットを出すのか。
システムは複雑化してが、インとアウトをしっかり構造化すれば、そのシステムの効果が理解できる。やはりここでも構造化が重要である。
実際の経済の長期モデルは全て人口と資本の二つの構造をつなげ、それらが互いにどのように影響を与え...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な均衡から成り立つシステムとその捉え方、事例、落とし穴とその対策がきさいされており、参考になる。
システムというなのもと汎用的な概念がうまく抽象化されており、良著
レバレッジポイントという発想。小さな変化が挙動の大きなシフトをもたらす場所をいかに見つけ、介入すべきか。アンディグローブのハイアウ...続きを読むPosted by ブクログ -
いや、これはなかなか重要な内容の本でした。「敵とのコラボレーション」という題名が過激ですが、要は「多様な人たち、多様な価値観を持った人たちとのコラボレーション」というテーマです。
従来型コラボレーションの前提は、「チームとして1つとなる」「1つの最適な目指すべき計画を策定する」「1人の最高位のリーダ...続きを読むPosted by ブクログ