今野緒雪のレビュー一覧

  • マリア様がみてる10 レイニーブルー
    再読。比較的さばけたした気性の方が揃っていた先代が抜けてじめじめした薔薇の館の乾燥剤乃梨子ちゃん。ぜんぶわかって読んでも、瞳子の憎らしさはなかなかである。
    つらいシーンなんだけど男物の黒い傘を差す聖さま、良い。
  • マリア様がみてる6 ウァレンティーヌスの贈り物(後編)
    急に思いたち再読。改めて読むと、百合萌えとかいう以上に、とても面白い小説なんだよな。この巻はちさとさん、静さま、美冬さんと慕っているひとと結ばれなかったひとのお話でもあるから、片恋好きにはたまらない。ちさとさんが由乃さんに文句言いに来るシーン大好き。
  • マリア様がみてる1
    青春の百合小説
    高校生の時全巻読みました。
    田舎だったので都会の本屋さんにしかなく、月一で都会に出て買いに行きました。
  • 秘密のチョコレート チョコレート小説アンソロジー
    失恋のほろ苦さと新たな恋を予感させる甘さの組み合わせがなんとも言えない『プラリネ』
    あまりに理想が高すぎたが故に当たり前の幸せが届かなかったビターな『かぐや姫のチョコレート』
    秘めた恋の甘いながらもどこか柑橘の甘酸っぱさも感じられる『ちょこれいと六区』
    最後は思わず声を上げてしまいました。悲しさと甘...続きを読む
  • マリア様がみてる36 ステップ
    ときめいた、男の人のなかでいちばん好きって決め方を認めてくれるのいいな。
    甲太さんと徳さんの関係が切ない。徳さんは甲太さんの想いは気づいてる、のかなぁ。

    佳月さんが令、律さんが由乃と名付けたのがなんだかいいなと思った。
    綿子さんはもしかして蔦子さんのお母さん?
    いろいろ想像がふくらみます。

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  • マリア様がみてる7 いとしき歳月(前編)
    ・あーー3年生が卒業してしまう…悲しい。
    ・前編はロサ・フェティダ!って感じだった。(話の占める割合が大きい)
    ・P208の蓉子目線で語られる「お姉さまを送る会」は本当に泣ける。
  • マリア様がみてる8 いとしき歳月(後編)
    ・印象に残る言葉しかなかった…尊い…
    ・ありがとう3年生
    ・聖と志摩子、大好き。
    ・多く語りたいけど、語れない
  • マリア様がみてる3 いばらの森
    ・たぶんシリーズで一番好き。いつもはのらりくらりしている聖様が栞さんとそんなことがあったなんて想像できない。
    ・当時のロサ・ギガンティアと蓉子もすごくいい。
    ・聖様の誕生日はクリスマス。
  • マリア様がみてる1

    アニメを観てました

    アニメを観ていた時に大好きだったので思い切って大人買いしてしました。アニメよりも心情表現が繊細になりよりマリみてを楽しめました!
  • マリア様がみてる2 黄薔薇革命
    各姉妹の関係性の対比が感慨深かったです。百合というジャンルにふさわしい悩みという心理描写。とても胸を打たれました。
  • マリア様がみてる7 いとしき歳月(前編)
    黄薔薇江利子さま、援助交際疑惑!?

    からーの、出来合い家族の江利子さまご家族登場、
    熊さん登場

    黄薔薇様も面白い人だなー
    黄薔薇まっしぐら、ってタイトル、ナイスすぎる


    そして、三年生を送る会での出し物

    流石のゆみちゃん!
    何度読んでも爆笑ものw

  • マリア様がみてる1
    今時珍しい純粋培養の乙女たちが集う私立リリアン女学園に在籍する福沢祐巳は、ある朝、憧れの先輩である小笠原祥子に呼び止められ、曲がったタイを注意され身だしなみを直される。そのことをきっかけに放課後薔薇の館を訪れるのだが……――?


    高校の頃にアニメを制覇しましたが、原作は一度も手を付けたことがありま...続きを読む
  • マリア様がみてる3 いばらの森
    このシリーズで最も好きな話の一つ。
    白薔薇姉妹が好きで何度も読んでますがやはり悲しい。
    そして心が苦しくなる作品です。
    冒頭部分の台詞は何度も心にしみました。
    スガセイ作のいばらの森を読んでみたいと何度おもったことか。

    「私はね、大切な人にわかってもらえればいいの。」この言葉に救われ、周りの人より...続きを読む
  • マリア様がみてる1
    今野緒雪(著)、ひびき玲音(イラスト)による「マリア様がみてる」の第1巻です。本書は、1998年4月に発売されたので、今年が発売20周年アニバーサリーです。というわけで久しぶりに読みました。もう内容を覚えるくらいに何度も読んでいるのですが、やはり面白いです。そして、ラストの祥子様と祐巳のロザリオ授受...続きを読む
  • マリア様がみてる33 ハロー グッバイ
    どう考えても30代男性の読むシリーズではないので(汗)レビューは避けてきましたが、シリーズ完結?記念と言うことで。

    第1巻の発売が10年前、僕が読み始めたのは最新刊が修学旅行だった頃ですからそれでも5年前。全34巻、よくも長く続いたものです。作品世界上はわずか1年半。この間に現実は作品を飛び越えて...続きを読む
  • マリア様がみてる6 ウァレンティーヌスの贈り物(後編)
     バレンタインデー後編。デート回+短編2つ
     祥子さまと祐巳のデートが楽しそう。白薔薇組は他薔薇よりも感情面が分かりづらいなと思っていたので、今回の静さまとのやり取りは新鮮だった。
     第三者から見た祥子さまは別人のようで面白い。薔薇以外の人達にとっては、祥子さまは怒ったり慌てたりしない人なんだろうな...続きを読む
  • 雨のティアラ
    集英社が2015年一月に創刊した新レーベル、集英社オレンジ文庫の第一回目の配本。路線としては、コバルト文庫を挿絵をなくして少しだけ一般よりにした感じでしょうか。
    マリア様がみてるで有名な、今野緒雪さんの新作です。
    竜田メグムは両親に内緒で美大進学を志望している高校一年生。大学生の姉カスミと、10歳の...続きを読む
  • ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在
    たかが「ゆり」されど「ゆり」。奥が深いな~。面白いな~。これまで知ることのなかった「ゆり」小説の数々を知ることが出来た。
  • お釈迦様もみてる10 蛍のヒカル
    今野先生お得意の「完」に見せておいて続いちゃうよ!を期待してます!!
    マリア様がみてるを読んでいたので大体の流れは知っていたものの、こういう細かい裏話を書いてもらえるのはうれしい。
    ラストスパートはひたすら「やってくれたな」って感じ。
    最初から憧れていた姉とは違って、嫌い・苦手から憧れに変わっていっ...続きを読む
  • お釈迦様もみてる10 蛍のヒカル

    これはこれで

    本編マリア様がみてるが完結し喪失感を感じているところでこちらを読了。喪失感ではなく前向きな感情が心地よい。