今野緒雪のレビュー一覧
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読んでてめちゃくちゃ修学旅行に行きたくなってしまったのでした。海外じゃなくていいから。それにしても7泊9日イタリア、しかも3回宿替えってスゲー。Posted by ブクログ
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やっぱり、「ライトだけど百合」というのは認めます(笑)。ただ、女同士の関係って、なんかいいなぁと思います。性的な意味ではなくて。男同士だったら絶対こういう風にはならないから。自分がちょっとフェミニンなところがあるからかもしれません。濃い面々のなかでひとり平凡な祐巳は、だからなのかとても等身大で、素直...続きを読むPosted by ブクログ
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前作あたりから俄然面白くなってきた。旧作にもさりげなく小さな伏線がちりばめられているあたり、さすが今野緒雪、という感じ。今後の展開が楽しみ。Posted by ブクログ
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凄い嫉妬しつつもそれを悟られないよう猫被る由乃さんが素敵。憧れの祥子様にハンバーガーの食べ方買い方講座とかジーパンショップとかで必死に教える裕己が可愛いくてすごく面白かったPosted by ブクログ
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裕己が後ろから追っかけてくる人から必死で逃げるシーンが凄く面白かったです。このシーンの挿絵も好き。志摩子さんが照れてるところも可愛いPosted by ブクログ
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2年半ほど前から、最初の頃のように内容が充実していなくて水増しにかかったような気がして購入を止めていたが、ここしばらくはいい展開が続いていてまた購入し始めようかと考えているほど。
最初は、瞳子の立候補の理由は「薔薇様になりたくて祐巳の妹になるわけではない」ということを示したいから、祐巳の妹になる前に...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに出ました最新刊。
お話は生徒会役員選挙発表の直後から。
前回から完全に続いています。
でも、著者もあとがきで述べていますが、今回は主人公である祐巳からの視点がありません。
だからかな、結構祐巳が大人びていましたね。
まわりからみると祐巳はそれなりに成長しているんだ、ってことが、よくわかります。...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズの中でも一番通勤中の携帯率が高い巻です。ロサ・カニーナ蟹名静様のお話、瞳子ちゃんのお話、桜組伝説、どれも好きなお話ばかりですが、一番好きなのは、「チョコレートコート」。『レイニー・ブルー』の時に三奈子様が裕巳に話してくれた“二股話”の物語なのですが、多分、女の子同士でしか有り得ないであろう、...続きを読むPosted by ブクログ
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2年くらい前からハマりだしたシリーズ。
思わず「ごきげんよう」と挨拶をしたくなります。乙女になりたい方、今すぐ読むべきデス!!Posted by ブクログ -
それは恋と呼ばれる感情なのかもしれないし、もっと深い、もっと強い何かかもしれない。白薔薇様こと佐藤聖の過去が明かされる。聖のキャラクターの造型は今では定番の「飄々としたカルイひとだけど実はセツナイ過去が」というタイプで目新しいものはない。けれども、丹念に描くことでそれを払拭している。Posted by ブクログ
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色々な意味での旅立ちの時。その故か黄薔薇様こと江利子にまつわる噂の真相が明らかになる話に加え、去る身の紅薔薇・蓉子の視点で綴られる物語から、「その時期」独特の慌ただしさや心情の揺れ動きが感じられる。少ししんみりしてみたり。Posted by ブクログ
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今になってみれば、次の物語への布石だったのかもしれない。自他共に認める絆の強さを誇る黄薔薇姉妹の令と由乃が姉妹(スール)解消!? ひとは知られている属性や外見だけではありません、というオハナシ。Posted by ブクログ
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とうとう迎えてしまう卒業式。メインからそれまでの紅・白・黄の薔薇様方が消えてしまう。別れの巻であるのにある姉妹の出会いをも収録した点が秀逸。別れのあとには出会いがある。Posted by ブクログ
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マリア様がみてる、シリーズの中でもみすとが一番好きな巻。「佐藤聖」というキャラクターは「軽く見えて実は重い過去を背負っていた」という典型的なパターンだけれども、「白き花びら」はそれを超えている。
「マリみてらしさ」を求めるなら断然「ウァレンティーヌス」だけど。それにしてもこのころの由乃さんはかわいか...続きを読むPosted by ブクログ -
「マリみて」シリーズの存在を知ったのは山本夜羽音さんのサイトを通じてでした。この巻では次のフレーズが印象的でした。「変わりたくない。けれど、一歩前に踏み出した自分は、踏み出す前の自分とは確実にどこか変化しているはずなのだ」(73ページ)Posted by ブクログ