佐藤愛子のレビュー一覧
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いつもぷりぷり怒ってて、でもなんか暖かい。佐藤愛子のエッセイは面白いなあ。これは単に並びの問題なのかもだけど、冒頭の元気の良さと比べると後半はあんまり怒ってなくて嘆いてるばかりで心配になります。おばあちゃん、もっと元気出して! とは言え、勇ましい。Posted by ブクログ
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1980年の本だ。そんなに昔の本かな?と思うような、現代にもほとんど通じる感覚が満載だ。30年近くたっても、これだけ楽しく読ませてもらえるのはとてもいいことだ。ただ、確かにこういうふうに熱い人、いろんなことに本気で怒ってくれる人は、今ではもうだいぶ減ってしまっているのだろうなと思う。
旅の持つ独特の...続きを読むPosted by ブクログ -
狂気は連鎖する佐藤家の血の歴史。人の人生を淡々と語っているだけだからなのか、とてもヘヴィーでした。でもこういうだらしがないというかいつもどこか行き詰ってしまう感じの人達は一族に一人はいるものかもしれません。Posted by ブクログ
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嘆き節、追悼記、心霊もの?と佐藤愛子のエッセイの要素がちょっとずつすべておさめられた、お得感のある1冊。佐藤愛子にかかると江原啓之の霊スポット訪問も勇ましい探検記のようになるのがおかしい。私が江原さんを信じる一番の理由は、佐藤愛子が信じているからだ。Posted by ブクログ
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一部要約
自分の性格が嫌で、誰からも好かれる様な人になりたい、人づきあいを良くしたい、と言ってもそう簡単になれるものではない。
自分にない明るさ無邪気さを無理やりに作るよりも、自分の持ち前の性格を伸ばす方へ考えを持って行く。短所を長所へと持っていく。
大事なのは、相手に対する想像力と心配り。
こ...続きを読むPosted by ブクログ -
愛子節炸裂。まだ「老い」の域ではない人も楽しく読める。
さすがにその考えは古いんじゃないかと思うものもあったが、クスリと可笑しい話や気分爽快になる話も詰まったエッセイ集。Posted by ブクログ -
本当にスッキリ感のある内容でした。
と共に このような事で悩んでいる人もいるんだーーと思いました。
だから 悩みある人はこういうのも読んで 優しいコメント以外も受け止めて 多方面から 自分の悩みに向き合えると良いですねPosted by ブクログ -
佐藤愛子のルポルタージュ、2018年刊行、2021年文庫化。
死は人生の終点ではない、ということを、佐藤の友人の医師の実体験をルポルタージュとしてまとめたもの。やはり、こうした体験を実際にした人は少ないので、にわかには理解しがたいところがある。ただし、人間の世界で生きる以上、死に直面することは誰しも...続きを読むPosted by ブクログ -
老い、死、人生、幸福、性(さが)、家庭教育、人間、男と女、夫婦の9つのテーマについて、今年100歳を迎える著者の存念が語られています。佐藤愛子「あぁ面白かったと言って死にたい」、2022.9発行。①昔は「毎日が敬老の日」だったから、そんなものは必要なかった ②下痢によって肉体が活性化するように、心...続きを読むPosted by ブクログ