佐藤愛子のレビュー一覧
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第1弾の方も拝読済みですが、相変わらずキレキレでめちゃくちゃで、思わず笑ってしまう回答も多々あります。
なんの解決にもなってないのでは!?という回答も、よく考えたらこんなことで悩めるだけ、まだ幸せか……と思い直せるきっかけにもなりそうであったり。Posted by ブクログ -
佐藤愛子さんとお孫さんのタッグによる、様々な工夫をこらした?コスプレ年賀状の歴史。個人的には可愛い『トトロ』。躍動感のある『泥棒』。表情が笑える『晒し首』の3つがベスト。Posted by ブクログ
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「戦いすんで日が暮れて」
ええかっこしいでお人好しで要領の悪い夫は
人に頼まれるとついカネを出してしまう
そんな性格だから
多額の負債を抱えても、なんとなく人からは愛されていた
現実にカネを作り、借金取りの相手をしてるのは
漫画で稼いでる妻のほうで
こちらはどんどん鬼のような性格になっていった
「...続きを読むPosted by ブクログ -
分厚い本だけど、あっという間に読むことができた。
この佐藤家の波乱の元凶はお父さんの紅緑さんが
妻ハルとその子供たちを捨てて、シナに走ってしまったこと。自分のやったことが、息子たちからのお金の無心という形で返ってきているとしかいいようがないと感じた。Posted by ブクログ -
タイトルだけで予想はつくけど、相変わらずスカッとする佐藤愛子さんの本。
作家になるにはどうしたらいいですか?って人に遠藤周作さんも激おこだったとか。
面白かったデス。Posted by ブクログ -
作家が25年前に出したエッセーの新装復刊本。
独特の毒気と昔気質感、お嬢様的なところ、年寄りの甘えと意地的なところも含めて佐藤愛子ワールドを感じた。
世間におもねることなく、しかし相手の立場や想いは見つめ、自分なりの身の処し方の筋を通している点は、自分もそうしかできないと共感した。
17-116Posted by ブクログ -
著者の本を読んだのは、「九十歳。何がめでたい」についで2作目。そもそもこの人の本は、エッセイ以外の小説を読んだことはないので作家としての実力は知らないが、90歳を過ぎてこれだけ世の中に対してハッキリとした認識があるのは、素直にすごいと思う。いろいろな苦労を経験されたようで、その中から紡ぎ出される言葉...続きを読むPosted by ブクログ
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著者が人生・幸福・死について語る。幸福は苦労の上に在るもの、だとか、損があればあとに得がくるという考え方が面白い。とくに印象的だったのは、最後5ページ、死後の世界のこと。物質主義の現代で精神的な事柄を語る点が興味深かった。佐藤愛子さんの他の本も読みたくなった。Posted by ブクログ
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佐藤愛子さんが自身の心霊体験を作品に生かして書かれた小説だということを踏まえて読めば、とてもよく理解できる作品である。
佐藤愛子さんのルーツの中に東北地方に縁があることをにおわせる津軽弁で書かれた作品Posted by ブクログ -
講演が元になっているので
話が軽快にかわり
佐藤先生の面白さ
サービス精神が良く感じられます
川上宗薫氏のエピソードが
とても良かった
浮気して身ごもった奥様の
嘘をまんまと信じるところや
佐藤先生の苦しいときに
援助を申し出たなど
非常に人間味豊かで
優しい方だったんだぁPosted by ブクログ