佐藤愛子のレビュー一覧
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41才を過ぎてから、体力的な衰えを感じていて、以前に比べて死というものを意識するようになりました。
そんな時に読む、ある意味、破天荒な生き方をされてきた佐藤愛子さんのメッセージ、”自分は自分の考えで生きれば良い”ということを再認識できました。
わたしも「ああ、おもしろかった」って思いながら、人生...続きを読むPosted by ブクログ -
2度の結婚をし、債権者にも追われる波瀾万丈な日々を過ごしたという著者は、90歳を過ぎても今だ意気軒昂に、数々のエッセイ等を刊行している。
そんな著者の、小説やエッセイから抜粋した「人生のエキス」が満載された、ほぼ20年前の書を再読。
以下、いくつかを抜粋。
「われわれは欲望の満足に対して謙虚さを失っ...続きを読むPosted by ブクログ -
いやあ、こういう90歳の方がたくさんいるなら高齢化社会も悪くない!って思うくらいスカッとズバッとしててすき!
お話してみたいとも思うけど、たぶん話したところで一刀両断されてしまうこと間違いなし。笑
文庫本は、老眼でも読めそうな字の大きさにしているのもおもしろい。笑
元気出ました!
もう半分死んどるよ...続きを読むPosted by ブクログ -
『上機嫌で憤怒する
まことに人間万事塞翁が馬だ。加福はあざなう縄の如しだ。不幸な結婚は私を作家にしてくれた。借金は金への執着から私を解き放ってくれた。
思うに任せぬ現実に突き当たることによって、私の価値観は少しずつ変わって行った。おそらく生きようとする私の本能が私をそうさせたのだろう。私はいつで上...続きを読むPosted by ブクログ -
人生ずっと修行だなって思った。
それでも、自分が仕事を引退した後どう生きていくかって人生の集大成になると思っている。
そこに向けて、今、自分がどう生きていくかを考えて日々行動していきたいと思った。
人生行き詰まったときは?
というのに、どうすればいいというのはないけれど、いつもどうにか突破できてます...続きを読むPosted by ブクログ -
あっさりした性格で読んでて気持ちよかった
でも考え方が違うところは違うかなあ
おばあちゃんが生きてたら
こんな感じで返されてたのかな
(立ち会い出産についてとか)
瀬戸内寂聴さんへのくだり面白かった!Posted by ブクログ -
アドバイスが本当に役に立たなくて笑いました!
でも当たり障りのない、ありきたりなアドバイスよりは気持ちが良い気がします。
「もう手遅れ」「あなた何言ってんの?」のような言葉も、佐藤愛子さんからだと思えば温かみがあります。Posted by ブクログ -
90歳を過ぎて隔週連載のエッセイを書けるとはなんて素晴らしい!ヤケクソの力で脳細胞を働かせて錆はいくらか削れてなくなったと書かれているが、こんなにおもしろおかしく日々のことを書くというのは日頃から頭をフル回転させていないととても出来ないことだろう。
私なんてここに感想を残すだけでも頭を悩ませるのに…...続きを読むPosted by ブクログ -
ベストセラーエッセイの増補版が出たとのことで手に取ってみた。あたしは佐藤愛子氏の半分以下の年齢だが、それでも共感できるところが多くて楽しめた。
自分がしていることは昔から変わらないのに、時代が変わったせいで、周りの顔色ばかり見て言いたいことが言えなくなっているためか、褒められることが不思議と仰るとこ...続きを読むPosted by ブクログ -
小島慶子さんのめんどくさいところが佐藤愛子さんにかかると分析と説得がみごとに決まり、マイナスとマイナスの感情がプラスになる奇跡の往復書簡。Posted by ブクログ
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快刀乱麻の回答に、笑いました。
バッサバッサと切り倒しているようで、質問者への愛が感じられます。
70歳男性からの《どの女性と結婚するか、決めかねています》
14歳女子中学生からの《賞味期限をせせら笑う祖母をなんとかしたい》
等。
中でも、大笑いしたのが、
55歳女性、主婦の《夫のブーメラン...続きを読むPosted by ブクログ -
言いたいことを言い、やりたいことをやる人生は、気兼ねなくて、楽しかろ。そんな著者でさえ、腰がひけた、澤田美喜の言葉。人生は美しいことだけ憶えていればいい、これがタイトルになっている。Posted by ブクログ
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人生は理不尽な事か当たり前、近頃の子は思い通りになりすぎてる。耳の痛い話だが、育ちあがった子供達を見ていると、この本を読ませて、我慢は当たり前なんだと、気づいて欲しい。Posted by ブクログ