藤井邦夫のレビュー一覧
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面白い話は、あっという間に、読めてしまう。また、次が出るまで、長い間、待たなきゃいけない….….悪人は、成敗されて、最後は、善人は、幸せになって欲しい。
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こういう終わり方かぁ、とびっくり。
いくらでも続けていけるシリーズだったのに。終わりを急ぐ理由があったのかしら。
登場人物それぞれが気に入っていたので、残念な気持ちです。Posted by ブクログ -
藤井邦夫「隙間風」、新・知らぬが半兵衛手控帖シリーズ№16、2022.5発行。笑う女、隙間風、流れ者、走野老(はしりどころ)の4話。安定感のあるシリーズです。Posted by ブクログ
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流石好調シリーズ、読み応えがありました。でも、往年の痛快な人情裁きは影を潜めましたね。藤井邦夫「兇状持」、新・秋山久蔵御用控№12、2021.12発行。「兇状持」では、おみよの子、おきよの父親は伊佐吉ではないのか。「守り神」のラストは哀し過ぎます。「和泉橋」でも辻斬り事件は話にもならない情けない話...続きを読むPosted by ブクログ
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藤井邦夫「裏切り」、江戸の御庭番シリーズ№7、完結編、2021.1発行。8代将軍吉宗の隠密御庭番の倉坂喬四郎の最後の相手は、6連発銃に己を失った弟分の加納才蔵でした。喬四郎と妻佐奈、娘奈々と舅佐内、姑静乃に穏やかな日々が来ることを願いつつ・・・。Posted by ブクログ
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藤井邦夫「天眼通」、新・知らなが半兵衛手控帖シリーズ№14、2021.10発行。孤老剣、女白波、天眼通、小悪党の4話。今回も楽しませていただきました。孤老剣と女白波、ラストは哀しいストーリーでしたが。Posted by ブクログ
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内容(ブックデータベースより)
北町の臨時廻り同心、白縫半兵衛に再婚話が持ち上がった。
北町与力大久保忠左衛門が持ち込んだ縁談の相手は、大店の娘で出戻りだという。
だが、その大店の主には不穏な動きがあり……。「世の中には知らん顔をしたほうが良いこともあるさ」と嘯く、
半兵衛の粋な人情裁きを描く、書...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
下っ引の音次郎は、湯島天神で幼馴染みのおしんの姿を見かける。以前、自分を心配してくれたおしんに誤って怪我をさせてしまったことを詫びたい音次郎は、おしんを捜す。一方、北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、浅草の地廻り殺しの下手人を追っていた。その探索との思いもよら...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
北町奉行所臨時廻り同心白縫半兵衛の組屋敷を、見知らぬ娘が訪ねてきた。おふみと名乗ったその娘は、奉公先で人殺しの密談を聞いてしまい、恐ろしくなって飛び出してきたという。驚くことにおふみは五年前に死んだ、手先の鶴次郎が着ていた緋牡丹の半纏を手にしていた。生前、おふみ...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
楓川に架かる新場橋傍で、博奕打ちの猪之吉が死体で発見された。探索を開始した半兵衛の前に、猪之吉の情婦おつやの家を窺う浪人者が現れる。さらに猪之吉と連んで悪事に手を染めていた“厨の長助”も殺され…。「世の中には私たちが知らん顔をした方が良い事がある」と嘯く、北町奉...続きを読むPosted by ブクログ -
薬種問屋の若旦那の恋煩いというふざけた話から、死んだ盗賊の埋蔵金、その始末を巡る左近への敵討ち迄、面白く読んだ。秋山久蔵が、出てくるのも良い。秩父忍びの猿若が、出稼ぎとかで、ちょっと出てくるのも愛嬌。
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たかが、刀一本の為に、戦わされて、滅び去った甲賀忍びと木曾忍び。左近が、無念を晴らしてやったが、死んでしまった者達は、戻らない。無惨というよりか、無情なりだ。
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日暮左近という男は、忍びの者達を、使い捨ての道具として扱う権力者達に、一太刀を浴びせて怨みを晴らし、自らを狙う者達を斬り捨てて、一人で、修羅の道を行く。
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公事宿巴屋出入物吟味人の仕事、二話。どちらの話も良かった。青山久蔵も、ちょっと出て来て、ご愛敬。陽炎も、少しだけ顔を出して、これも、良い仕事してた。
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久々に、忍びの残忍な戦いや暗躍の無い、公事宿の出入物吟味人の仕事だった。こういう話の方が、良いと思う。三話とも、それぞれに、面白かった。
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家斉は、女好きの子沢山……あまりよく描かれてない。特に、藤井作品においては……。表は、公事宿の見届け人の出来事だけれど、裏は、非常な忍びの戦いだから、斬った張ったの描写が、残虐になるんだな。少しだけ、慣れてきた。
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藤井邦夫「古傷痕(ふるきず)」、新・知らぬが半兵衛手控帖シリーズ№11、2020.10発行。猫被り、古傷痕、裏通り、御新造の4話。白縫半兵衛の人情裁き、見事です。私は、裏通りと御新造がお気に入りです。Posted by ブクログ
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紀伊藩がらみの、怨念を闇に葬る喬四郎
麻衣は、生きる道を見つけ、幼馴染の数馬を手にかける
吉宗の、天下人としての「孤独」「非情」「寂寥感」に、ウルウル感が良い
寒々とした虚しさだけの、ストーリーだが、義父母の口争いが「一服の清涼剤」か
才三とは別に、もう一人「手駒」を登場させて欲しい...続きを読む