平野耕太のレビュー一覧

  • ドリフターズ(3)
     廃棄物の襲撃を退け、エルフに続きドワーフの解放を求め進撃した三巻である。
     守りの堅い工廠をも征服し、いよいよオルテ帝国との対決が深まっていく中で、物語終盤では売国奴を自称するサン・ジェルミ伯が来訪して物語を次のステージに導いている。
     火薬製造に励む信長に、己が持つ士道にあくまで忠実な豊久。義経...続きを読む
  • ドリフターズ(2)
     いよいよドリフターズとエンズ(廃棄物たち)の対決が始まる二巻である。
     ドリフターズを後援する十月機関のオルミーヌとの邂逅、エルフたちへの檄、そして始まる世界史に名を残す煽動者が作り上げたオルテ帝国への反乱。
     そして巻末を彩るのが、黒王からの刺客であるジャンヌ・ダルクとジルドレとの対戦である。
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  • ドリフターズ(6)
    決戦、そして死戦の関ケ原。天下分け目の戦の決め手は、やはりなぞったかのような寝返りでした。
    さぁ、再びの捨てがまり。
    行く前の豊久のアオリがべらぼうによい。
    「百代末まで童が語るど」「ゆかいな村祭りなんぞできるど」

    煌びやかな装束や勲章がほしいのでなく、ただただ語り継がれるものになれればいい。村祭...続きを読む
  • ドリフターズ(6)
    黒船の到来から、幕藩体制への信頼が揺らいでくると
    武士を気取りたがる百姓・町人の子弟たちがつぎつぎに決起を起こした
    かっこよくて女にモテそうだかんね
    松下村塾の久坂玄瑞や、新撰組に集った面々がその代表といえるだろう
    土方歳三も百姓の出身だった
    創作物に登場する土方は
    あくまで一種のロマンチストとして...続きを読む
  • ドリフターズ(6)
    はるあき可哀想…っ!!
    (「そうそう、こうでなくっちゃ」と思っていたりはするw)

    紫さん、そうは仰いますけど他に選択肢がありますか、と。
    誰かがやらなきゃならないから、豊久は運命を選んだに過ぎないんじゃないかなぁ…。
    いや、戦い抜いて死ぬ事に意味を見出してしまっているのは間違いないので、与一が思う...続きを読む
  • ドリフターズ(1)
    (中央)BT-DONDEN 10(05-A)
    日出所の匠

    <ドリフターズ>

     3巻まで読み終わった。
     キタ!!!!平野先生!!!!
     あいかわらず、ケレン味たっぷりなキャラと絵柄だけで、ストーリーなどうっっすーーーーい味付け程度にしかない先生の作品が好きです(超訳:ヘルシングと同じやん)。
     ...続きを読む
  • ドリフターズ(2)
    今回はすっかり戦記もののおもむき
    バトルものでなくこちら路線なのか

    そこかしこの表現が『ヘルシング』のセルフパロディのようにみえてしまうが
    そこはまあそういうものなのだろう
  • ドリフターズ(6)

    待ちに待った

    やっと続きが読めたが、また良いところで、、、
  • ドリフターズ(6)

    なんでかな?

    楽しいしテンポ良し。でも、全体での話の進みが悪い。
    出版社の、罠かかってると反省。
    ソレと、もう少し発刊のペースを短くして欲しいかなぁ
  • ドリフターズ(6)
    いよいよ決戦の開始です。
    鬨の声とかあげているのかな。
    胸の熱くなる作品です。ドワーフ頑張れ!なぜか自分的に
    応援したくなります。似ているからでしょうね。
    修学旅行で「きこり」のようだと言われました。
    中学時は「シーラカンス」です。人間に出世したのですよ。
  • ドリフターズ(6)
    紫とEasyの存在&関係は未だに謎・・・継戦器とは何ぞや?
    で、6巻は丸ごと、漂流者VS廃棄物の天下分け目の大戦に。
    長篠&関ケ原だねぇ、これは!
    廃棄物側に明智光秀。ノブさん苦戦です。
    そして関ケ原といえば、裏切り!
    そして島津の退き口か・・・やっぱりと思ってしまう
    お豊の“さだめ”。
    変わらぬ行...続きを読む
  • ドリフターズ(6)
    防衛戦。
    ここにきて豊久の精神性を問われる展開になる。
    功名餓鬼と自称するが、かつてとは違い立場的にも味方の精神的支柱としても大きい存在になった以上、自爆を選ぶ「思考停止」は間違いだというのが「魂を自動化するな」という言葉なんだろう。

    計算しているのかどうかはわからないが、ほぼ一巻ごとにシークエン...続きを読む
  • ドリフターズ(6)
  • ドリフターズ(6)
    時代ごとに早々変えがたい死生観や倫理観というものがある。現代の私達にとって「死にに行く」という行為は、その後ろにどれだけのプラスアルファや利益が合理的にのっかっていても「素晴らしい」「良いことだ」とは思えない。どれだけ合理的・功利的に説明されても、現代の私達にはそういった行動は心の奥底で感情のブレー...続きを読む
  • ドリフターズ(6)
    最高だった。

    冒頭、紫が言う「さだめなどない」という台詞が全体を貫いている。それは生前最期の役割を、自らの宿命なのだとして再び繰り返そうとする豊久を諌める台詞なわけだが、また一方「駒」であることを辞めつつあり、与えられた使命より自らの生き様を選ぼうとする土方を指す台詞でもある。もっと言えば、化物と...続きを読む
  • ドリフターズ(3)
    那須与一>安部清明な知名度は言われてみれば
    そのはるあきさんだけドリフなのになぜ異能なのか
    のぶさんが頑張ってシヴィライゼーションしてるのに
    なんかファンタジーきちゃたよありなのそれ
    1年以上かけて一冊なのだから
    作者の脳内では膨大なおもしろものがたりが
    生まれ消えしているのだろうが
    頑張ってきれい...続きを読む
  • ドリフターズ(5)
    黒王さまてきにはイスラムはどう評価しているのだろう
    かなりうまくやったほうなのではないか
    儒教の受容に見るように
    人間の現実から遊離しない賢さは自らの首が断頭台に乗れば気が付ける程度にあるので
    はるあきらさんの方が支持されるんじゃないかなあと思う
    もちろん気が付いても遅い場合の方が多いだろうけども
  • ドリフターズ(3)
    信長と豊久と清明のプレイしてるゲームが違いすぎるwそして、黒王もまた今までの廃棄物とはプレイしてるゲームが違いすぎる!そして、むしろ信長と黒王が似てるゲームを・・・で、あのおかまは誰なのよ?そして、空の神様自嘲www
  • ドリフターズ(4)
    ラスプーチンの能力!そして、ラスプーチンとノブノブの対決!
    おトヨと土方の対決!
    そしてスキピオ、かわいそうじゃねえか。ばかやろう!このやろう!
  • ドリフターズ(3)
    本当は完結してから作品の評価を書きたいんだけど
    そうすると多分20年くらいは要する気がするので、いつ書いてもいいか。
    という悲しい思いで綴っています。

    古今東西を問わず、歴史上の名だたる戦士、兵士、軍師らが
    善と悪に別れてドンパチを繰り広げるのであれば、そりゃあ面白いですよ。
    血が騒がない訳が無い...続きを読む