永瀬隼介のレビュー一覧

  • 12月の向日葵
    「テーマ:ひまわり#6」です
    6作目はなんとノワール!ノワールとひまわり?食い合わせ悪そうだけども!

    はい、もうなんか和製ノワールのオールドタイプのお手本みたいなお話です
    まず基本を押さえてからいろいろ試しましょうね的な

    球種で言うとフォーシームです

    高校時代の親友2人、方や刑事に方や極道に
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  • 疑惑の真相 「昭和」8大事件を追う
    永瀬さんのノンフィクション!
    昭和8大事件に、猪木VSアリ戦も入んのか…
    3億円事件は分かるけど、グリコ森永事件は?…そうか…真相が分からんのか?永瀬さんが追ってないだけ?
    って、いちゃもん付けたけど、面白い!

    まぁ、面白いけど、真相はやり切れんのばっかりな気がする。
    3億円事件は、永瀬さんが「閃...続きを読む
  • 属国の銃弾
    141前半は若干時代が前後して混乱するけど骨太のこの作者らしい作品。個人名を当てはめながら読みました。ワンイシューがまかり通る現在の世相。複雑な課題を解きほぐそうと言う政治家はおらんのか!
  • 殺し屋の息子
    137最高にウイットに富んでいてしかもスピーディです。親子関係はちょっとややこしいけど、勧善懲悪っぽいのがすきっとするね。最後は我が身を振り返ってゾッとするけどね笑
  • 殺し屋の息子
    最初から最後まで良かった。
    読み進めるごとにスピード感が増し、ストーリーも予想に反する展開。
    元ヤクザ、元刑事を中心に、登場人物たちのキャラも良く楽しめたエンタメハードボイルド作品でした。
    オススメです!
  • 19歳 一家四人惨殺犯の告白
    とても衝撃を受けた。2人の娘を持つ父親として恐怖。こんな人間が存在する事に驚愕した。加害者の置かれた環境を動機とする事は容認できない。立法での対策が必要だ。
  • 閃光
    三億円事件をベースにしたフィクションで、もう19年前に書かれたもので文庫も積読だったのですが、まぁ面白い本でした。600頁も飽きることなくワクワク感で読まされました。不明な点が多い事件ですが、意外とこのような真相があるかもという感じがします。
  • 特捜投資家
    教養を感じる文体。成功者の光と闇。成功者の鋭い視点。実在に近い社会や登場人物の描写。
    派手な成功は裏社会にも通じる。それらと戦っていくだけの頭脳と臭覚が必要。
  • 無の夜
    評価は5

    内容(BOOKデーターベース)
    閑古鳥が鳴く新宿のバー兼探偵事務所「あなたのシュガー」。だが、謎の美女が訪れた夜から、龍二と秀之進は政界の怪物に接近することに。その男はカリスマ性と“あるもの”によって日本を覆さんとしていた―。元刑事の探偵コンビ「ダブルシュガー」シリーズ完結篇。文庫書き下...続きを読む
  • 特捜投資家

    面白い

    勉強にもなるし、何より世界観に引き込まれる。続編やスピンオフに期待。。。
  • ポリスマン
    夫の友人からお借りしました。

    タイトルから警察小説かと思って読み始めたのですが、血みどろの格闘シーンや拷問シーンの連続で、私にとっては衝撃的すぎる作品でした。
    登場人物がプロレスラーや総合格闘家、元世界最強のアマレスラーのロシアマフィア等、右を向いても左を向いてもゴツい武闘派揃い。まるで北斗の...続きを読む
  • 19歳 一家四人惨殺犯の告白
    92年、千葉県市川市でひと晩に一家四人が惨殺される事件が発生。現行犯で逮捕されたのは、19歳の少年だった。

    殺人を「鰻を捌くより簡単」と嘯くこの男は、どのようにして凶行へと走ったのか?
    暴力と憎悪に塗り込められた少年の生い立ち、事件までの行動と死刑確定までの道のりを、面会と書簡を通じて丹念に辿る著...続きを読む
  • 傷だらけの拳 道場II
    前作での、緻密だけどスピード感ある格闘アクション描写に魅せられ、続編の本作を探しまわったけど、書店でまったく見つけることができなかった絶望感を払拭してくれる文庫化に狂喜乱舞。

    そして、その内容も期待を裏切らない出来。

    本作では健三や富永、悠子のキャラを深堀するような話が多かった印象。それに絡めて...続きを読む
  • 12月の向日葵
    なんとすばらしい青春小説。
    ヤクザもんでイヤだと思った方も、なんとか最後まで我慢して読んでみてください。
    後悔させません!
  • 12月の向日葵
    冒頭------
    ちっきしょう。
     暑い。脳天が焦げそうだ。香坂一はのしかかる灰色のビル群を見上げ、浅黒い顔をしかめた。
     風がそよとも吹かない午後、灼けた熱がエアシャワーのように降り注ぎ、鉄もコンクリートも街路樹も、まとめて炙る。六本木の街が隅々まで暑く蒸し、もわっとした陽炎が湧く。人が、ビルが、...続きを読む
  • 12月の向日葵
    あまりにも孤独で哀しい男の生き様の物語。敵役の強烈なキャラクタも印象的で、文句なしのノワール&警察&青春&恋愛小説です。
  • 19歳 一家四人惨殺犯の告白
    こんな人間もいるのか。。というのが読後の感想です。ノンフィクションとしてはかなりの出来だと思います。
  • 白い疵(きず)
    理想に燃える男が立ち上がった時、かつてない動乱が起きる。
    その理想の強さゆえに引き起こされるトラブル、大物政治家さえ己の踏み台する姿は恐ろしいほど。
    立ちはだかる巨大勢力の暗躍もまた恐ろしい。
    インパクト大の政治小説。
  • 19歳 一家四人惨殺犯の告白
    この手の犯罪ルポルタージュの中では最高傑作の部類に入るんじゃないだろうか。
    1992年に発生した市川一家四人殺人事件を題材に、まだ未決囚であった頃から綿密な取材を重ね、犯人の男の底知れぬ心理の闇に迫った一冊。
    だいぶ前からこの事件を知っていた自分でも、改めて犯行の軌跡を読むと絶望的に気が滅入るので、...続きを読む
  • 誓いの夏から
    ラストは少し物足りなかった。
    こんな重大事件。こんな終わり方って。
    高校生の主人公の少年が、恋人にふりかかった殺人事件をきっかけに刑事になる。
    19年後、かつての恋人の前に再び現れて、過去の事件の真相を暴く。
    刑事ものとは一味違う、愛と執念の物語。
    一気にラストまで読んでしまいました。