涌井学のレビュー一覧

  • 小説 映画ドラえもん のび太の宝島
    映画のノベライズとしてはよくできていると思います。映画の表現だけでは伝わらなかった感情のニュアンスや細かい設定が加筆されていて、映画のおさらいとして楽しく読めました。

    1本の小説、冒険譚としては勢いが足りず、アニメのコミカルさやライブ感はやはりないなという印象。この小説を先に読んでしまうと、つまら...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    風祭り警部のお金持ちナルシスト表現を楽しみつつ、よくもこんなにバラエティ豊富に出来るなと関心もした。途中から次はどんな風に書かれているかが気になって読み始めていた節もあった(笑)
  • ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~
    本当は映画を見に行きたかったけれど、行きにくいので文庫本で。

    長野オリンピックに、こんな話があったなんて知らなかったです。

    文章だけじゃなくて、映像がある方が感動が増すように思いました。
  • オッドタクシー
    全体的にアニメ以上に小戸川視点を中心に話が進んでいて、一本道としての話の流れと小戸川の感情はつかみやすく良かったです。
    田中革命がほぼカットされていて扱いが不遇。好きなキャラなので残念でした。でも前述したように「小戸川の視点」で言えば田中の背景など知る由もないのでこういう捉え方もあるのかなとも思いま...続きを読む
  • ブラック校則
    登場人物の行動に疑問を感じてしまう。
    主人公に反抗していた人物が急に協力的になったりした。
    もう少し協力するまでの仮定を掘り下げてほしかった。
  • 謎解きはディナーのあとで ベスト版
    著者が選んだ3話は読んだのがかなり
    前だったので、麗子お嬢様ばりに記憶が
    乏しかったものの面白く読み進めながら
    あぁ~そうだそうだと思いだす始末www
    新作書下ろしはまさかの栄転を果たした
    風祭がドレスを身にまとった麗子に
    遭遇するのですが、なんと部下だと認識!
    あれっ!風祭さん成長した?と思ったら...続きを読む
  • 映画 謎解きはディナーのあとで
    令嬢刑事宝生麗子シリーズ。

    ついいでなので、映画のほうもノベライズ本を読んで見た。
    そういえが、お嬢様姿の宝生麗子のことを、
    ホウ・ショウレイという別人だと思っていたっけ、風祭警部。

    死体を踏み代替わりするとは、
    ひどい話であるとともに、
    ちょっと無理な気もするが、
    細かいことは気にしてはいけな...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    つまらなくは無いですが、内容がドラマと概ね同じだったので、敢えて本で読む必要は無いかなと思いました^^;。ドラマ版を観てないなら読んでみても良いと思います。
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~
    余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。

    優しいメッセージの詰まった一冊でした。
  • 謎解きはディナーのあとで 風祭警部の事件簿
    まさかの風祭警部にスポットが当たったこの
    作品、しかもいきなりポリちゃんになっての
    登場!今までの麗子・影山・風祭の
    組み合わせも良かったんですが、
    風祭&光川のコンビもまたステキwww
    光川の主を思う実直までの信頼感!
    風祭警部がなぜこのキャラに
    なったのかがわかる作品です。
    終始「風祭ワールド」...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    以前、ドラマを少し見たことがある。
    ミステリーと言ってもコメディタッチのため面白く一気に読めた。
    ただ、少し文体が気にかかる。
  • 映画 謎解きはディナーのあとで
    「謎解きはディナーのあとで」のシリーズ作品
    ではなく映画版ノベライズということだった
    のですが数年ぶりに読んだためかあまり
    違和感なく読めました。あいかわらずの
    令嬢刑事の麗子とその執事の影山、、
    そしてホワイトスーツに身を包んだ風祭警部の
    3人が絶妙にずれたやり取りで面白い。
    事件の犯人やソロスの...続きを読む
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~
    「せか猫」の猫から見た世界。一日長く生きるたび一つずつ大事なものが消えていく。自分は覚えているのに、相手の記憶には残らない。こんな苦しいことが有るだろうか?父親宛の手紙にホロリときたが、猫視点の時点で就職パラレル感否めず。
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    登場人物が少なく、短編なのですぐに読める。主人公 宝生麗子と執事の関係も次に繋げる意味深な場面で終わっているので、3も楽しめそう。執事の毒舌がますます冴えて、風祭警部のピントのずれもますます冴えて(笑)期待します。麗子さんと北川景子さんがダブってしまうのは、私だけかしら
  • 謎解きはディナーのあとで 3
    前二作よりも面白く感じた!
    疲れている時はこういう頭を使わないで読めるクスッとしちゃうような本が沁みる。
  • 小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜
    意外と、やられた感あるゎ。面白かった。
    はじめは、ハイハイ、いつものドラえもんねー、て感じだったけど、まさかの、過去における未来人との遭遇(笑)。

    最後、子どもの学習と情操のためにはあぁするしかないとは思いつつ...。違和感は拭えないね。
    歴史を変えていない設定にして、美徳と崇めているけれど、つま...続きを読む
  • ブラック校則
    映画が元にあるだけに、物語の疾走感がすごい。もうとにかく物語の推進のためだけに言葉があるような。情緒も情景もないんだけど、一息もつかない間に物語は収束に向かうから、スピード感は抜群。中学生から高校生くらいの自分だったら、好んで読んでいたタイプの本。ただ、題材としてはすごく扇情的だし、興味を惹かれた。...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    パーティーの話は圧倒的にドラマの方が好きだった。
    麗子と影山と風祭警部のやりとりがやっぱり面白くて好き!
  • 謎解きはディナーのあとで 2
    謎解きはディナーのあとでの第二弾。今作は前作よりもどの話も全般的に趣向が凝っているように感じられ謎解きも難しくなっているように思えた。それに比例するかのように影山の毒舌もバリエーション豊か。ユーモアやギャグも前作より増していて前より好きになった。気に入った話は「アリバイをご所望でございますか」かな。
  • 謎解きはディナーのあとで ベスト版
    今までに3巻出ているシリーズの中から著者が自選した3作(それぞれの巻から1作づつ)に、書き下ろしの1作を加えたベスト版。
    既読作もあったが、流石に自らが選んだだけあって旧作の3作どれもミステリ度が高めで面白かった。書き下ろしも有りがちなトリックが一工夫されていて3作に引けを取らなかったし、シリーズが...続きを読む