5月7日の映画公開が待ちきれなくて予習。
選手ではなく、テストジャンパーにフォーカスした物語。
予告でしか見てないのに、全部の光景が自然と田中圭くんと土屋太鳳ちゃん、そして山田裕貴さん、眞栄田郷敦さん、古田新太さんで脳内再生される。
個人的にテストジャンパーみんなで空を見上げるところが好き。映画では
...続きを読むどんな光景なんだろうってより一層楽しみになった。
「これ、実話なんだよね」って読みながら何回も思った。オリンピック選手だった西方さんが怪我をして団体戦のメンバーに入れなくて、悔しい思いをしながら色んな葛藤と戦いながらテストジャンパーとしてジャンプ台に立った。日本の金メダル獲得のチャンスを掴むために、悪天候の中、25人のテストジャンパー達がジャンプを成功させた。これだけでも凄い事なのに、代表メンバー達もテストジャンパーの想いを受け継ぐかのように素晴らしいジャンプで日本を金メダルに導いた。フィクションじゃないかと疑うくらい胸が熱くなる物語だった。原田さんの考え方が素晴らしい。原田さんも実在する人物なんだよね。
ただ、本に関していうと、なんとなくストーリー展開が荒く感じてしまった。映画の書き下ろしだから仕方ないのかもしれないけど。肝心のテストジャンプのところがあっさりし過ぎている。小説で見れなかった光景を、是非映画館で観たい。