涌井学のレビュー一覧
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東川篤哉の連作ミステリ作品集『謎解きはディナーのあとで ベスト版』を読みました。
『学ばない探偵たちの学園』、『中途半端な密室』、『私の嫌いな探偵』に続き、東川篤哉の作品です。
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著者が自選した傑作3編+書き下ろし新作!
山奥のホテル『奥多摩荘』で、国...続きを読むPosted by ブクログ -
ドラマで終わっていたので、まさかの展開に驚きましたが、いつも通り麗子と影山の関係が深くて良かったです。
新たな探偵が出てきたり、文庫本でまさかのコナンとコラボしていたり面白かったです。
振り返ってみて1から3まで展開は特に変わらなかったかなぁとは思います。
新章があるみたいですが、とりあえずここでス...続きを読むPosted by ブクログ -
10年前位の本屋大賞受賞作品。
表紙からも窺えたが非常にポップで軽やかなコメディよりのミステリーだと感じた。
ミステリーという部分ではそこまでの面白さは感じないのだが、キャラ設定とコメディ要素が抜群なのでその辺りを大きくカバーしている気がした。
なんか漫画みたい。
周りの人に聞くと昔ドラマ化さ...続きを読むPosted by ブクログ -
1は読んでいましたが2からは初。
ドラマでもやってない?覚えてない?内容だったので全然わかりませんでした。
影山が聞いただけでわかるのもすごいし、麗子も説明上手なんだなぁと麗子側を褒める。
解説でも書いていましたが、ミステリの入門編でわかりやすいしまだまだ読みたいです。Posted by ブクログ -
大金持ちの警察官の上司、部下。
ひとりは見せびらかし、ひとりは隠す。
しかし、富豪刑事のように金に飽かせて事件を解決する訳ではない。
それも面白いのに…
基本は、執事が事件を解決する。安楽椅子探偵ってヤツやな。
テレビで知ってるんで、北川景子ちゃんを思い浮かべながら…
お嬢さんを媒介にして、話聞く...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集かつ安楽椅子探偵ものだとは知らなかったけど、どの話も面白くてよかった
読み口が軽いのと短編なのとでもっと読みたい気持ちになる
お気に入りは『殺人現場では靴をお脱ぎください』Posted by ブクログ -
タイトル通り、事件の真相をお家でワインを傾けながら謎解きしていくお話。オムニバスなので、いくつかのストーリーがあるけれど、いずれも事件現場や事情聴取の中にヒントが隠されていて、それらのパズルを完成させていく。犯人はこの人かな、この台詞怪しいなとか思いながら読むのが楽しい。ドラマは見てないけど面白そう...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ、ベスト版。
それぞれ一〜三巻から1話ずつセレクト。
どれも面白いですね。
風祭警部、宝生麗子、そして秘書兼運転士の影山執事。それぞれのキャラもしっかり書き分けられ、その会話も楽しいですね。
毎回、影山の推理が冴える、いわゆる安楽探偵物しょうか?
・二股にはお気をつけてください
・アリ...続きを読むPosted by ブクログ -
虐待を受けていた子供たちが、自分の受けていた被害を他人に話す、つまり裁判に臨むのはとてつもなく精神的な負担が大きい。
そんなとき、子供たちにただ寄り添いそばにいてくれる"付添犬"の存在が、子供たちの支え、勇気になる。
日本ではまだまだ認知度が低いが、海外ではこうしたコートハウスドッグがかなり活躍して...続きを読むPosted by ブクログ -
2013年購入
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この壮大なトリックとストーリーをつくれる作者が凄い。映画は昔何度も見てるけど、犯人は覚えてなかったから新鮮に読めた。
人生で一度は豪華客船の船旅してみたいなぁと思う。Posted by ブクログ -
熱い話でした。夢中になって読んだのであっという間に読み終わりました。長野オリンピックやそこであった事はとても有名ですが、裏話というか人々の気持ちについては改めて再発見でした。Posted by ブクログ
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フィクションだと思ってたら・・・
いたんだ、この人
知らなかった、凄いわ~~
ちゃんとグッときましたPosted by ブクログ -
キャベツの視点から描かれていて、前作では描かれなかった場面から切なく感じることがたくさんあって泣けた。「人や物、世界とのつながりそのものが、「自分」なのだ」この世界に溢れるかげかえのないものに感謝して生きようと考えさせられた。Posted by ブクログ
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推理小説は自然科学と類似していると思わせてくれた。推理において完璧な材料がなくても、そのなかで、最も尤もらしい答えを出すからだ。
風祭警部と部下の宝生麗子が繰り出す寸劇を、麗子の部下の影山が調理するのは見事。金田一少年や名探偵コナンのように、犯人はあなただと名指すこともないのが小気味いい。自然科学...続きを読むPosted by ブクログ