河合隼雄のレビュー一覧
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こども、青年期、中年期、老年のライフステージに分けて、人の心理を語る。老年の死への準備。著書のゆったりとした語り口が幸いして、読んでいると、恐れることなく、死についてを正面から捉えることができる。中年期、どう危機をやり過ごすか。創造の病と表現して、危機を創造に変える発想。漱石の伊豆の大患以降の例も挙...続きを読むPosted by ブクログ
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[僕と私と私と僕と]女が男として,男が女として育て上げられる様子を描いた異色の古典『とりかへばや』。ときに「卑猥」として厳しい評価も受けてきた本作品から,性をめぐる深層心理,そして心象風景を覗き描いた作品です。著者は,分析心理学を専門とし,文化庁長官を務めた経歴も有する河合隼雄。
あらすじを見て...続きを読むPosted by ブクログ -
相手を理解すること、自分を理解してもらうこと、諦めないこと。
グローバル化する社会に対応するために必要な考え方が書かれている。Posted by ブクログ -
カウンセラーじゃないけど人と接する仕事をしていて、時々人の成長とか変貌を目の当たりにする。週1会うだけことにも意味がある、という言葉は励まされもするし、共有することの大切さを改めて感じる。Posted by ブクログ
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村上春樹作品は今まで1作しか読んだことなく、これまでストーリーテリング=小説と思っていた私には、何が何なのかよくわからず終わってた。大きく今見方が変わった気がする。
心のタガが少し外れた。
生きるとは自分の物語をつくること、につながった。
2016.6.12
もっとずっと読んでいたい対談だった...続きを読むPosted by ブクログ -
学校や病院など、様々な場所に勤務する臨床心理士たちからの質問を、著者であるベテラン心理士が回答する形式。臨床心理の現場で心理士たちはこういう問題に直面するのか、ということがよく分かり、興味深い。Posted by ブクログ