河合隼雄のレビュー一覧
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日本の心理学者の中でも著名なユング派河合隼雄氏と詩人の谷川俊太郎氏の対談集。
この二人を対談させようと考えた人に金一封。肩を抱いて赤提灯の下で熱く語り合える気がする。
なんて素敵なチョイス!
濃いよ、ホント濃い。
物事は突き詰め過ぎると、いつしか物凄く簡略化されていく・・・っていうのの見本...続きを読むPosted by ブクログ -
学校の職員文庫の片隅にあったのを拝読。
河合さんの経験に基づく考えや思いが詰まった本で、
しかも、語り口が柔らかいので、とてもわかりやすく読み進めることができた。
この本を読んで、内容を理解し、そのことを実践できるのであれば、
学校教育の質ももっとアップするだろうなぁと思いつつ…
この本に限らず...続きを読むPosted by ブクログ -
子供をこの現代社会で育てようとすると、本当に
いろんな問題に日々直面します。(ちなみにうちは
共働き家庭です。どちらもハードなお仕事です。
しかも、結婚してから旦那の家に同居しています。
7人家族いれば、いろいろあるわけで・・・。)
私達の小さい頃とは違って、スーパーに買い物をお願いして
お遣いさ...続きを読むPosted by ブクログ -
河合隼雄さんが箱庭療法やユング派について谷川さんとの対談形式で語る本。専門的過ぎずわかりやすいです。谷川さんの質問が鋭く、また深い心理学の知識をお持ちであることに驚きました!Posted by ブクログ
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河合隼雄先生が、ユング心理学の観点から、グリム童話の中に隠されている「人の心の奥底につながる意味」をわかりやすく説明されています。巻末には、本書で取り上げられている童話の物語が掲載されているので、知らない童話についてもきちんと理解することができます。Posted by ブクログ
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谷川俊太郎さんが聞き手になって投げかける質問に河合隼雄さんが答える形で展開する心理学講義。
驚くのは谷川さんの心理学的知識、あるいは考察の深さでした。
ユング心理学の入門書としてお勧めかもしれません。Posted by ブクログ -
ユング派の心理療法家であった河合隼雄氏が、その心理学的な考察に基づいて主にグリム童話と日本の昔話をいくつか挙げて読み解いている。
今まで読んだことのあった河合氏の他の著書同様、なかなか興味深い内容。ではあるが、以前心理学にも興味を持っていた時期ではなく、なぜか今…
ふと書店で目にして読んでみようと...続きを読むPosted by ブクログ -
内容紹介:心理療法家・河合隼雄は語る。「これは光源氏の物語ではなく、紫式部の物語なのだと思うようになった。千年も以前に、これだけ『個』ということを追求した一人の女性がいたという事実に興奮してしまって、しばらく眠ることができなかった」と。心理療法家の目はそこに、いま日本人が直面している生き方の問題を解...続きを読むPosted by ブクログ
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2009.02.03. こういう風に、とてもわかりやすくカウンセリングのことを話せるのは河合さんくらいだろう、と思う。ネガティブな言葉を使わない、駄洒落もおもしろい、本当に素敵な話し方をされる。「おもしろい」をいろんな意味、重みを持たされて使われるのが印象的。具体的な症例があんまり出てこないのも助か...続きを読むPosted by ブクログ
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読んでるとググッと引き込まれます。
谷川俊太郎さんの詩人の感性と河合氏の懐の深さで、ユング心理学とか魂とかいろいろ考えさせられました。Posted by ブクログ