猫だましい

猫だましい

572円 (税込)

2pt

こころの専門家・河合隼雄先生は、実は大のネコ好きです。今までに読んだ古今東西のたくさんの猫物語の中から、特にお気に入りのにゃんこ達を選んで、お話しいただきました。長靴をはいた猫、空飛び猫、鍋島の化け猫、100万回生きたねこ……ネコのことが分ると、ヒトの心も分る、かもしれませんよ。(大島弓子さんの感想マンガは電子書籍版には収録しておりません。)

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猫だましい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年12月26日

    実際にお会いしたときの、河合隼雄氏のお優しい印象そのままの読みやすい文章。
    30数年、間が空いてしまったが、読んで良かった。
    紹介されている本も可能な限り読みたい。

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    Posted by ブクログ 2012年08月29日

    読む速度が遅い私が、一気に読んでしまった本
    視点がおもしろいし
    言葉がスムーズに入ってくるので、とても読みやすいです
    またじっくり読みたい
    これよんで猫に惹かれるようになりました、そういえば。

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    Posted by ブクログ 2011年05月27日

    猫をたましいの具現として、猫の出てくるストーリーを通して「たましい」の扱いについて語る。
    やっぱり心理と文学はすごく近いところにある。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    心理療法家の目から見た猫の登場する作品の猫の役割・解釈を紹介した本。
    猫には様々な顔がある。
    長靴をはいた猫のような賢くて調子の良い面。
    エジプトで見られるような神としての神秘性。
    逆に西洋にあったような魔女の化身と見られるような妖しさ。
    ネズミを弄る残酷性。
    我侭な女性のような独立性と妖艶さ。
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    Posted by ブクログ 2016年09月29日

    取り上げられている作品が全部面白くて巻末に掲載されている参考図書を全部読みたい位です。「とろかし猫」は本当にいい得て妙だと思いました。大島弓子氏による解説漫画も収録。

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    Posted by ブクログ 2015年08月13日

    本当に尊敬する人には先生という言葉をつけたくなる。面識がなくとも、自分の中の一部になった(なってほしいという願望も込めて)気がして、先生、と呼ぶ。
    これはユング研究で有名な河合隼雄先生が猫を語る本である。古今東西様々な物語の中に登場する猫という存在を通じて、その猫に人間が託したものを解説してくださる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月03日

    猫の小説や絵本、コミックなどから人間と猫との関わりが書かれていました。なかなか楽しく読んだ。その中の気になる本はこれからボチボチ読みます。おかげてまた読みたい本が増えてしまいました!

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    Posted by ブクログ 2013年09月24日

    河合隼雄氏の本を知人に勧められて、選んだのが猫好きなので、こちら。猫が登場する、いろいろな物語を読んでみたくなるキッカケ本となりました。猫と庄造と二人のおんな、牝猫、トマシーナをさっそく購入!

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    Posted by ブクログ 2013年01月23日

    通してずっと面白い!というわけではなかったが、興味を引く箇所多数。村上春樹訳の空飛び猫、大島弓子の漫画、ポールギャリコ、谷崎潤一郎やコレットの、男と女と猫の話、などは原作を読みたくなった。牝猫と男性と同居するのは危ないのか?私の知ってる、猫と相思相愛な関係を築いている人というのは女性ばかりなので、ピ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月26日

    猫。
    「猫を通して、人間のこころについて考える」というコンセプトの本です。
    でも、純粋に猫の本の感想文として読むこともできるかもしれません。
    実際、わたしはこの本を読んで、「セロ弾きのゴーシュ」を読んでみたくなって、読みましたから。

    猫は猫であるだけなのに、なんと多くの「人間についてのこと」を教え...続きを読む

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