無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
英語ができるからといって国際的なコミュニケーションができるとは限らない。本書は、どうすれば真の対話能力が身につくかを、日本人の特質に照らしあわせて示す指南書!「グローバル化時代」をたくましく生きる切り札!!
●毎日が異文化コミュニケーション
●「はい」と「イエス」の大差
●相手との心理的な距離の取り方
●言語表現を伸ばす法
●「話がつきました」の日米の差
●感謝の気持ちの出し方
●言語以前の関係をつくれる日本人
●めちゃくちゃな英語をしゃべろう
●日本的センス・オブ・ユーモア
●世界とつきあうための必要知識
【河合】――日本人は“I am sorry.”と“I don’t know.”の2つで世間を渡れると思っている。……私がフィリピンにいたとき、友だちが向こうの大臣に会うという約束で、4時間待ったんです。ところが相手はとうとう来なかった。カンカンになって怒っていたら、大臣から手紙が来た。それに“I am sorry.”と書いてあると思ったら、謝罪どころか“It’s pity.”(お気の毒さま)と書いてある。
【石井】――私はイギリスにいるとき、非常に腹が立ったことがありました。隣の家に5歳になる子どもがいたんですが、彼は“I don’t understand.”とは絶対に言わないで、“I am not convinced.”(私は説得されていない)と言うんです。「おまえがアホだから、私をコンビンスできないんだ」という論法。私は非常に劣等感を感じてロンドンを去ったことを覚えています。
Posted by ブクログ 2012年08月04日
【日本人は歴史感覚がないから、昨日のことをきれいさっぱり水に流して、新しい価値観を取りこんでいくことができる。】
日本人のあうんの呼吸というか、察するというかそういった日本のグローバル化についてどうしていけばいいの?ということを石井米雄氏との対談形式で記述された本。
なかなか読みやすかった。これを...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月07日
グローバリゼーション=国際化という程度の認識しかなかった私にとって、実際の異文化コミュニケーションというものはどのような交流によってもたらされれるのかを知るきっかけとなった。
日本人の共通認識を言語化するのは、日本語でも難しいと思うので、それを外国語で行うのは大変な作業であると思う。
日頃、異文化と...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。