原田マハのレビュー一覧

  • お帰り キネマの神様
    なんで原田マハさんはこんなに綺麗な文章がかけるのだろう。
    原作もよかったけどこちらもよかった。
    映画も見てみようかな。
    心があったまりました。
  • ロマンシエ
    個性的であることを認めるというより、個性的であることを付加価値としているような、温かい人たちがいっぱいで感動した。
    リトグラフについて知らないことばかりでしたが、また美術館で違った見方ができるなと思いました。
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)
    面白かったなー
    そりゃフィクション=夢物語なんだろうけど、ここまで熱く書き込まれると、「本当にそうあってほしい!」と思ってしまう!
  • 生きるぼくら
    とても感動した良作。母子家庭で育ち学生時代のいじめが原因で引きこもり生活をしていた主人公の麻生人生が「生きる」という事を身体で感じ成長していく。いじめ、引きこもり、離婚、認知症、介護と重いテーマが多い中、雄大な大自然と寛大な心の村の人達に助けられ前向きに変わっていく主人公の姿が頼もしくさえ思えます。...続きを読む
  • 楽園のカンヴァス
    美術の知識は全く無くてもとてもおもしろく読めました。
    特に後半は先がどんどん気になり一気読み。
    とてもきれいな物語でした。
  • 楽園のカンヴァス
    オランジュリー美術館で見た時、他の絵とちょっと違うなと思った
    生きてたんだね
    最後はかなり衝撃でした
  • 生きるぼくら
    皆それぞれ何処かで自分なりに、何かと向き合って一生懸命に生きているんだな。

    400ページと少しで、自分自身も蓼科の地でお米と、そしてみんなと過ごしている様で、
    残りページが減ってくに連れて、マーサばあちゃんや人生、つぼみ、みんなと別れをするかの様に寂しい気持ちになった。


    18ページの「あんたは...続きを読む
  • たゆたえども沈まず
    この本を読み終わった時、本当に今すぐ走って国立西洋美術館のあの薔薇の絵を見たいと思った。たまたま初めて常設展を見た時、帰りがけにミュージアムショップで薔薇の栞を買っていて、この本にはその栞を挟みながら(何度も挟むほど時間をかけずに読んだのだけれど)読んだ。
    きちんとした感想では無いけれど、きっと絵を...続きを読む
  • 〈あの絵〉のまえで
    色んな名画を絡ませた短編集。1つずつ、どれも素敵で就寝前に1日1話読み進めるつもりが一気読み。
    全て日本国内に所蔵されている絵のようで、巡ってみたいと思った。
    絵を好きじゃなくても、詳しくなくても、心に残る絵があってストーリーがある素敵な物語。
  • 楽園のカンヴァス
    読者は時間と空間(場所)を行ったり来たりすることになるのですが、迷子になることはありません。物語の構成が秀逸だからでしょうか。
  • 楽園のカンヴァス
    時代と場所が前後して
    オリエとティムの『夢を見た』の真贋鑑定を軸に、話が進む。
    ルソー ピカソ ルノアール そしてヤドヴィガ ジョセフ の物語もその中に登場する。
    原田マハさんの作品はどうもなかなか読み進まなかったのだが、今回は引き込まれるように続きが気になり読めた。
    さらっと読めるタイプの作品では...続きを読む
  • 生きるぼくら
    お米は特別だね。生きてる証しっていうか。自然と、命と、自分たちと。みんな引っくるめて、生きるぼくら。そんな気分になるんだ。
  • たゆたえども沈まず
    ゴッホ兄弟(フィンセントとテオ)の苦しみから、画家が絵を描くへの情熱、困難さを知ることができた。
    ゴッホの絵は今でこそ、世界的に評価されているが、生前は全く評価されておらず、貧しい暮らしをしながら日々孤独と闘う姿があった。

    画家とは、孤独との戦いだと感じた。自分との戦い、社会との戦い、画壇との戦い...続きを読む
  • 旅屋おかえり
    原田マハさんの本だと身構えて読み始めましたが、驚くほど読みやすく、また、何度も目頭を熱くさせられました。

    旅の魅力、自分の好きなもの、仕事ってなんだろう、なにがおこるかわからないことの楽しさ。
    読み手の感じか方でいろんな気付きのある本。

    気になる方はぜひ。
  • 楽園のカンヴァス
    また新しい世界に踏み込んだ。
    なぜ30年も生きてて物語、小説の魅力に気づかなかったのだろう。あぁ、勿体無い。

    最近はほっこり系が多かったから、外国人の名前は頭に入ってこなくて何度か誰だっけ?ってなったけど、なんとか理解しながらゆっくり読めた。
    ティム、君は最高だよ。

    そして、アンリ・ルソー。彼の...続きを読む
  • 星がひとつほしいとの祈り
    原田マハさんの作品はいつも何となく清潔でジブリみたいでそんな綺麗に上手くいくわけないって言われそうな話なのに、どこかリアルで自分のことのように感じられるからすてきだなと思う。
    今回は女性にフォーカスされてたから余計にそう思ったのかもしれないけど、それでも原田マハさんの言葉の力なんだろうな
  • モネのあしあと
    10月にモネの展示に行くために読んでみた。
    初めてフランスに行ってみたい、モネが生きた、モネが愛した場所へ訪れたいと思った。

    モネのことを少しでも知ることができて嬉しい。モネは今も昔も1番大好きな画家だ。
  • ジヴェルニーの食卓
    まだ行ったことない、それも幕末明治かそこらの時代のことなのに、名だたる画家の生きる姿がありありと浮かび上がってきます。
    表題作と、うつくしい墓が特に好きです。
  • 旅屋おかえり
    最高だったー!!!おかえり!!!

    私も断然、旅行という言葉より旅という言葉の方が好き。その方が自分主体の旅行ではなくその場でしか味わえない何かが得られるような気がして。いつしか私は旅行という言葉より旅という言葉を使うようになった。

    今回のマハさんの旅屋おかえりはまたもドストライクなお話しだった。...続きを読む
  • 星がひとつほしいとの祈り
    女性が主人公の短編集。特に表題作の『星がひとつほしいとの祈り』と、『長良川』が好きです。どの話も共通して静かなイメージを受けますが、あたたかさが感じられ、時間をおいて再読したい1冊となりました。

    星がひとつほしいとの祈り、のヨネさん
    長良川の旦那さん
    他、この本に出てくる登場人物たち
    思いやりの形...続きを読む