生きるぼくら

生きるぼくら

770円 (税込)

3pt

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生(あそうじんせい)。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科(たてしな)へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた──。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。

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生きるぼくら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    イジメや認知症といった重く辛い内容もあるのに、前向きに進んでいく姿が素晴らしい。

    言葉選びが上手で、いつも安心できる。

    米作りって本当に大変何だなってのと、美味しい米食べたくなった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月13日

    はじめての原田マハさんの作品。
    生きる希望を失いつつあるときに、タイトルに惹かれて購入。
    最初はとっつきにくかったけど、どんどん話に吸い込まれて…
    主人公が変わっていく姿に読む手が止まらなくなった。おばあちゃんや出てくる人々がみんな素敵で元気をもらった。何度か涙したり。本当に好きな作品です。

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    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    人との交流を通して成長する姿が清々しいし、米づくりの厳しさも学んだ一冊。
    自分に1番近いのは純平かなぁ、などと昔の自分を振り返る機会にもなった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    とても感動した良作。母子家庭で育ち学生時代のいじめが原因で引きこもり生活をしていた主人公の麻生人生が「生きる」という事を身体で感じ成長していく。いじめ、引きこもり、離婚、認知症、介護と重いテーマが多い中、雄大な大自然と寛大な心の村の人達に助けられ前向きに変わっていく主人公の姿が頼もしくさえ思えます。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    皆それぞれ何処かで自分なりに、何かと向き合って一生懸命に生きているんだな。

    400ページと少しで、自分自身も蓼科の地でお米と、そしてみんなと過ごしている様で、
    残りページが減ってくに連れて、マーサばあちゃんや人生、つぼみ、みんなと別れをするかの様に寂しい気持ちになった。


    18ページの「あんたは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    お米は特別だね。生きてる証しっていうか。自然と、命と、自分たちと。みんな引っくるめて、生きるぼくら。そんな気分になるんだ。

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    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    絶望から逃げるように向かった蓼科。そこで出会った人達、米作りを通して止まっていた時間を取り戻す。生きる力を信じること、それは自然も人間も同じ。読み終えた後、心がずっとほくほくしています。大好きな作品がひとつ増えました!

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    Posted by ブクログ 2024年02月28日

    植物や動物は生きていく本能が備わっているからこそ、どんな環境でも自ら成長しようとし、お互い支え合いながら生きている。きっと人間も同じです。
    迷ったり悩んでいても、自分を信じ自分自身にとことんつき合ったり、自分を支えてくれてる人や自然への感謝の気持ちを忘れないことで、見えてくるのもが必ずあるはずです。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月19日


    原田マハさんの”本日は~”を読んで、どういう言葉を受け取るか投げかけるかで、その人に大きな影響を与えられるっていう意味で、”言葉”って凄いなって改めて感じたけど、本作品はもう少し”人との出会い”にフォーカスされつつも、誰と出会うかその人をどう受け止めて向かい合うか、で人に与えられる影響って良くも悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    久々に一気読み。止まらない。
    誰かのため何かのために生きるというメッセージが伝わる。
    みんな苦悩や困難を抱えながらも人を通じて米作りを通じて救われていく。
    清々しく優しい気持ちになる。
    良い出会いに感謝したい。

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