さいはての彼女

さいはての彼女

550円 (税込)

2pt

25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。

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さいはての彼女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    原田マハさんの短編集。短編ながら、あっと言う間に物語に引き込まれ読みごたえもある。冬空のクレーンが特に好きだった。旅を通じて、生きる力を取り戻す女性達の姿が清々しく、前向きな力をもらった。落ち込んだ時にきっと元気になれる本

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    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    原田マハさんの短編集。
    非常に読みやすく、集中すれば3時間ほどで読める。

    4遍とも主人子は女性。
    自分を支える大事なモノを失い路頭に迷うなかで、新しい出会いを中心に自分の中で忘れていた何かを思い出す作品が多い。

    個人的には1作目のナギちゃん、そして3作目の天空さんが好き。
    人を抱擁できるほどのス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    読み終わった後、無性に旅に行きたくなった素敵な作品でした❗

    旅に纏わる大人の女性の再生を描いた4編の短編集で、心の傷を優しく包んで元気もらえるビタミンC小説。

    キャラクターは何と言ってもナギが一番です♫好きな作品は、表題作の『さいはての彼女』かなぁ?どの作品もそれぞれ魅力的で、どれが一番とは中々...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    今の人生をもっと足掻いて、自分が勝手に引いてしまっている「線」を乗り越えて、思う存分楽しみたいと思わせてくれる本だった。人生のどん底だって思う状況でも好転させることはできる。

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    購入済み

    とにかくかっこいい

    QM
    2023年12月12日

    凪ちゃんーーーー!!!!好きだーーーー!!!!ってなる本、そして自分もバイクに乗りたくなる本です。
    都会で働く主人公がひょんなことから、南国でバカンスの予定が大田舎に来てしまい、そこで色々な人と出会って主人公自身も成長していく物語。
    また読みたいです。

    #アツい #癒やされる #憧れる

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    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    凪のお話が大好きで何度も読んでいます。彼女のように自由に生きたい。人それぞれ違う苦しみがあるけど、その中でも輝きを見つけて生きていきたい。

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    Posted by ブクログ 2023年11月22日

    落ち込んだマインドに効く一冊。

    自分も彼女たちのようなsome of them 。
    自分だけが特別不幸なのではない。みんな何かしら経験していること。だから、辛くても、また歩み出せば、変わる。乗り越えられる。そんな仲間を見つけたような気持ちになり、落ち込んでいる気持ちが安心感に包まれる。うん、がんば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月18日

    2023年、今、今の私が読んで良かった本第1位
    刺さった、、人生をもう一度建て直そうとおもうよ
    今自分の前にある現実だけが人生じゃないって再び気付かされたような

    線を引いているのは自分

    そんなもの、超えていく、超えていける
    そしたらきっと、人生は美しい、生きてて良かったって、足掻いてよかったって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    四篇からなる短編集。
    挫折や傷を追いながらも人は前に進んでいける。
    この一冊を通して全ての物語に心地よい風が、前に向かって吹いています。

    表題「さいはての彼女」と四篇目の「風を止めないで」で登場するナギ(凪)ちゃん。疲れた人の心に温かな風となって癒やしてくれます。とても凛とした清々しい風です。
    ...続きを読む

    0
    購入済み

    旅とバイクと北海道

    2013年08月13日

    なにかに行き詰って、でも旅を通して立ち直っていく女性を描いた短編集。さくっと読めてさわやかで希望に満ちているのがナイス!表題作で出てくる「彼女」が北海道をハーレーで疾走するシーンが美しくて、今すぐ知床に行きたくなった。

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