【感想・ネタバレ】生きるぼくらのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年05月04日

米作りを通じて、周りの人の温かさを感じ、自分の人生と真剣に向き合う主人公にとても感動した。
お米は生きることを象徴している作物であることを知り、私もお米みたいにたくましく生きていきたいと思った。生きることは素晴らしいということを教えてくれる一冊だった。

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Posted by ブクログ 2024年04月20日

イジメや認知症といった重く辛い内容もあるのに、前向きに進んでいく姿が素晴らしい。

言葉選びが上手で、いつも安心できる。

米作りって本当に大変何だなってのと、美味しい米食べたくなった。

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Posted by ブクログ 2024年04月13日

はじめての原田マハさんの作品。
生きる希望を失いつつあるときに、タイトルに惹かれて購入。
最初はとっつきにくかったけど、どんどん話に吸い込まれて…
主人公が変わっていく姿に読む手が止まらなくなった。おばあちゃんや出てくる人々がみんな素敵で元気をもらった。何度か涙したり。本当に好きな作品です。

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Posted by ブクログ 2024年04月10日

人との交流を通して成長する姿が清々しいし、米づくりの厳しさも学んだ一冊。
自分に1番近いのは純平かなぁ、などと昔の自分を振り返る機会にもなった。

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Posted by ブクログ 2024年04月03日

とても感動した良作。母子家庭で育ち学生時代のいじめが原因で引きこもり生活をしていた主人公の麻生人生が「生きる」という事を身体で感じ成長していく。いじめ、引きこもり、離婚、認知症、介護と重いテーマが多い中、雄大な大自然と寛大な心の村の人達に助けられ前向きに変わっていく主人公の姿が頼もしくさえ思えます。...続きを読む年賀状の下りは胸にグッときました。何気なく食べてるお米にもっと感謝し、何よりも長野県蓼科にとても行きたくなりました。人間も自然と共存して生きて行くことは大切な事だと教えられる本です。読んだ後は涙が溢れました。

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Posted by ブクログ 2024年04月02日

皆それぞれ何処かで自分なりに、何かと向き合って一生懸命に生きているんだな。

400ページと少しで、自分自身も蓼科の地でお米と、そしてみんなと過ごしている様で、
残りページが減ってくに連れて、マーサばあちゃんや人生、つぼみ、みんなと別れをするかの様に寂しい気持ちになった。


18ページの「あんたは...続きを読むちっとも、なさけなくなんかない。堂々と、自分の人生を、自分の好きなように生きなさい。」と言う母からの言葉が好き。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

お米は特別だね。生きてる証しっていうか。自然と、命と、自分たちと。みんな引っくるめて、生きるぼくら。そんな気分になるんだ。

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

絶望から逃げるように向かった蓼科。そこで出会った人達、米作りを通して止まっていた時間を取り戻す。生きる力を信じること、それは自然も人間も同じ。読み終えた後、心がずっとほくほくしています。大好きな作品がひとつ増えました!

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Posted by ブクログ 2024年02月28日

植物や動物は生きていく本能が備わっているからこそ、どんな環境でも自ら成長しようとし、お互い支え合いながら生きている。きっと人間も同じです。
迷ったり悩んでいても、自分を信じ自分自身にとことんつき合ったり、自分を支えてくれてる人や自然への感謝の気持ちを忘れないことで、見えてくるのもが必ずあるはずです。...続きを読む
人生、つぼみ、純平の成長を通じて、自分も前向きな気持ちになれました。

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Posted by ブクログ 2024年02月19日


原田マハさんの”本日は~”を読んで、どういう言葉を受け取るか投げかけるかで、その人に大きな影響を与えられるっていう意味で、”言葉”って凄いなって改めて感じたけど、本作品はもう少し”人との出会い”にフォーカスされつつも、誰と出会うかその人をどう受け止めて向かい合うか、で人に与えられる影響って良くも悪...続きを読むくも大きいなと思った作品。

物語の中心は、主人公の人生/父親の元再婚相手のつぼみ/マーサおばあちゃんで進んでく。
それぞれが違った苦しい過去やトラウマを持ってる中で、たまたま蓼科のおばあちゃんの家で、文字通り一人ぼっちの3人が一緒に生活していく話。

本読み進めていく上で、人生の考え方/発言/行動が、蓼科来てからちょっと時間おかず変わりすぎちゃう?、って思うこともあったけど、以下が彼を変えた要因なのかな。

・マーサおばちゃん
人生の中で最後に持ってる楽しい記憶が、マーサおばあちゃんがいる蓼科での記憶で、おばあちゃんに会いに行こって思って、おばあちゃんが街のみんなから愛されてたり、米作りを通して生きるって何かを教えてくれたりしから、話の核なのは間違いない。
マーサおばあちゃんのために頑張ろうと思って仕事を始めて、田端さん含め色んな人と会話して、自分でお金を稼いで、お米を作るようになって。

・食堂で働いてる志乃さん
蓼科にあって初めての人が志乃さんで、本当に良かったんやろうね。
自室で引きこもってた人生が外に出て、1番しっかり向き合ってくれた大人が志乃さんで、作品通して、誰よりも自分の周りの人の身の上を案じてくれてるから、”大変やけど頑張って。何とかなるよ!”とか曖昧な言葉じゃなくて、現実的に具体的に、厳しさの中に優しさがある、言葉を投げてくれたり行動をとってくれたり。
学生時代の同級生は勿論、学校の先生含め、こんな大人がいなかったから塞ぎ込んでたけど、志乃さんに会って世の中嫌な人ばっかじゃないって思えたんかな。

・つぼみ
自分と同じように学生時代にいじめにあった経験があって、人とのコミュニケーションを取るのが難しい中で、同じような理由でおばあちゃんに会いに来た。
そんな中で彼女も心を開いてくれるようになって、だから自分も自分の話をするようになって、しんどかったこと、モヤモヤしてたことが頭の中でぐるぐるするだけやったのが、人に伝えられたこと、悩みを誰かに打ち明けられたことが大きかったのかな。

後は田端さんの息子の純平君が世の中に対して思ってたこと、家に篭りきりになりかけてたおばあちゃん、引き篭もってた時の人生と被る色んな出来事があって、それを蓼科に来て違った角度で見れたからこそ、その時抱えてた純平の気持ち分かるなあとか、けど自分なんでああいうふうに考えてたんやろ、とか自分を見つめ直す機会になったのかな。

読みながら書いてたから、上のコメント書く段階で感じてたのは、人生考え深くなるし、成長しすぎちゃう?、それは本やし尺もあるしなって最初は思ってた。

けどたぶんそれは違って、人生は誰よりも考えるし悩んできた中で、いじめられて塞ぎ込んでしまってから、そとの世界に出るタイミングが無かっただけで、今も昔もたぶん本質的なところは何も変わってないんやろうなって。
誰よりも優しくて、けど優しすぎて嫌な経験もいっぱいして、だからこれから彼に会ってく人は、彼が志乃さんに救われたみたいに、彼も色んな人の人生変えていくんやろね。

後はツラツラと感じたことを書いてるけど、いじめられて、その時の嫌なきっかけがあって梅干し食べられへんくて、親のお金で生きるためだけに無機質なコンビニのおにぎり食べてた人生が、蓼科に来て米を作り始めて、生きるためだけに栄養素として取ってた米を作ることで向き合うことで、色んな人と触れてサークルオブライフを感じて、最終的にはおばあちゃんが作ってくれた梅干しをふいに食べて過去の清算をして、ストーリーの描かれ方が良かったね。

タイトルの”生きるぼくら”、お米が苗から収穫してご飯になって食べるまでの過程と、人生がお米と向き合いながら成長していく過程で、吐露してたこの作中以下フレーズが大好きやし、言いたかったこと全部詰まってる気がするので、書き留めとこ、素敵な作品でした!

あんなに小さく一粒の苗から、青々と育ちつつある稲、その力。”お米の力を信じて、とことん付き合ってあげなさい”と、米づくりを始める前にばあちゃんが言っていた。
自然に備わって生きる生き物としての本能、その力を信じること。すなわち、生きる力、生きることをやめない力を信じること。
お米の力という言葉を、人間の力という言葉に置き換えてみる。すると、それは、自分の力という言葉になる。

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Posted by ブクログ 2024年02月17日

久々に一気読み。止まらない。
誰かのため何かのために生きるというメッセージが伝わる。
みんな苦悩や困難を抱えながらも人を通じて米作りを通じて救われていく。
清々しく優しい気持ちになる。
良い出会いに感謝したい。

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購入済み

生きること

2024年02月13日

改めて生きる意味を考えた。生きることは自分の魂の居場所を探すこと。きっと誰にでも世界のどこかにぴったりはまる居場所がある。残りの生は少ないが、まだまだ前を向いて探そうと思う。

#泣ける #感動する #深い

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Posted by ブクログ 2024年02月07日

読後、こんなにも希望に満ち溢れ胸がいっぱいになった小説は初めてかもしれない。マーサおばあちゃんに会いに、また何度も読み返したいと思った。

マーサおばあちゃんの好きな風景を私もみてみたいと思い、YouTubeで夏の御射鹿池の映像を観た。息を呑むほど美しい風景だった。この風景に出逢わせていただいたこと...続きを読む、原田マハさんに感謝したい。

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購入済み

涙。

2017年01月11日

米作りにて成長していく引きこもり青年のお話。
人間の繋がりと自然の有り難み。
そして何より家族の大切さを再認識させてくれる素晴らしい作品です。
読むか迷ってる人は是非読んでほしいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年05月04日

引きこもりの青年。
ある日、母が出でいった。
これは母からの「出てこい」というメッセージとなった。

「失敗を繰り返してこそ、成長できる。
自分が傷ついてこそ、人の痛みを理解できる大人になれる。」

すごく心に沁みました。

少し前まで引きこもりだった青年。
必死に米づくりをして言われた一言。
「東...続きを読む京のど真ん中の、でっかいビルに本社があるような会社に、かっけぇスーツ着て通勤すんの。こんな泥臭い作業俺なんかには、、、、」

これにイラつきながらも、成長していく稲の様子を送り続けたのは、まさしく自分が「成長」して、自分の人生から「人の痛み」を理解できるからだったんだろうな、と。

その結果が、農機具メーカーの子会社への就職。「あなたのおかげです。あきらめずに、、、田んぼの写真、おれに送り続けてくれたから」

そして、苦労して作ったお米を噛みしめ、母に食べてほしいと願う。

凍える冬。水温む春。灼熱の夏。豊穣の秋。巡る季節。草木のそよぎ、花々の目覚め。小鳥のさえずり、虫たちのうごめき。
そのすべてを受け、育つお米。それを食べ、また育てる私たち。そして、生きるぼくら。

私の亡き祖父もお米を作っていました。そのお米を食べて育ちました。祖父の命も、お米を作るうえで受けた自然も、私の中に生きています。

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Posted by ブクログ 2024年04月22日

久しぶりのマハさん。炊き立てご飯のように、ほっこりほんわか、そして噛み締めると甘くじわっと涙が出てくる話でした。

パンやパスタの食事が何回か続くと、無性にお米が食べたくなる。海外旅行から帰ってきた直後とか。胃もたれなんかすると、白米に味噌汁で全然いい。熱が出た後に食べるおにぎりは美味しい。病気した...続きを読むときだってお米は人に優しい。遠足、運動会などのイベントにはおにぎりが欠かせない。そのおにぎりに好きな具が入っていれば、他はなーんにもいらない。

お米、美味しいんです。
お米、あったかいんです。
お米、心に染みるんです。
お米、懐かしい記憶を呼び起こさせるんです。

お米作りを通して、孤独だった人達が繋がっていく。たくさんの人の手を経て作られてきたお米は、何の違和感もなく人の中にスッと入ってきて、人と人とを結びつけ温かい気持ちにしてくれる。ああ、日本人でよかったな、と思えた本でした。お米作りの話だけど、やっぱりマハさんですちゃんと絵画も出てきましたよ。

...いや、それより何より...お腹空いたな(笑)

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Posted by ブクログ 2024年04月04日

傷つけられた人の心に、また力を与えてくれるものが何だったのかを教えてもらったように思う。陰湿ないじめからの引きこもりになった息子に、置き手紙とお金と頼りになりそうな人からの年賀状を残して去った母親。そして、余命数ヵ月と書かれたばあちゃんのところへ行こうと決めた息子の麻生人生。自分が動かなければ、とい...続きを読むう気になったことで、すでに彼は前に進んでいく力を得たと思った。ばあちゃんとつぼみとの自然のなかでの暮らしで、自分がやらなければと思い、きちんと行動することで、更にまた一歩。米作りをやりとげたことで大きく前進。人を思い、行動することは生きる力に繋がると思った。

言うべきことは、きちんと言ってくれる人がいて、助け合ってと、こんなにいい人達ばかりの中で人生とつぼみが過ごせたのは、きっと今までのばあちゃんがやってきたことの積み重ねがもたらしたものだろうと思う。人との関わりかたも大切なことだとも思った。

表紙は、東山魁夷画伯の「緑響く」。緑の美しさにすいこまれるようで、以前から大好きな絵。その絵の風景は、麻生人生のばあちゃんが大好き奥蓼科の御射鹿池だった。この本を読んで、より訪れてみたい場所になった。

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

題名がすごく良い。
「生きるぼくら」


引きこもり青年がお米作りを通して自分の人生や家族に向き合い、成長していく。

お米だって最初は赤ちゃん。夏の暑さ冬の寒さに耐えながら、虫に食われながらしながらも、周りの人たちに支えられてまっすぐ元気に育っていく。
人の人生はお米作りと同じようなものだと思った...続きを読む。自分は真っ当に生きられないなんて思わないで、遠回りしながら、寄り道しながらも、色々な人たちに助けられて支えられてゆっくりまっすぐ成長していく。色々な問題が次から次へと現れるけど、自分の力を信じてあげることが大切なのかな。

大きなおにぎりが食べたいな〜
南光さんの解説もいいな〜

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

読み終わって機械ではなくひとの手で握られたおにぎりが食べたくなりました。そして食を日本古来のものに変えるだけで温かい活力が湧いてきます。焼鮭とかお漬物と白米という程度ですが。そして最近、最新のスマートフォンに更新するのをやめてバッテリー交換にとどめたり、スマホでニュースを読むのをやめたりと前のように...続きを読む何かを追うことをすこーしずつやめ始めています。一足飛びに地方でのスローライフには飛び込む勇気はなく、それを続けることが自分らしいとも思えないけれどやはり脳が中毒になるようなものは食べものも含め少しずつやめるようになってきました。昔は好きだったファストフードも今はあまり欲さないようになってきたし。人と自然に囲まれて過ごす体験をこの先も振り返ることができるように別に贅沢なということではなく暮らしていきたいなと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

心温まる至高の小説

親の離婚、いじめ、引きこもり、唯一の味方の母親に見捨てられた若者が、米づくりを通して『生きる』を噛み締めていく物語。

単なる人間の再生物語ではなく、米づくり、介護、生活の試練を通して、周囲の暖かさ、生きるとは何か、幸せとは何かを教えてくれる小説。

個人的には、不器用かつ生真...続きを読む面目な性格のつぼみと人生の2人空気感ががたまらなく面白かった。
続きが読みたくなる一冊。

うまく行かなくてモヤモヤしてる時とかに読み返したいと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月25日

人生に疲れちゃうことってあるよね。
逃げ出したい時もあるよね。
でも、どこかに受け止めてくれる人がいるって思うとそれだけで頑張れちゃったりするよね。
米好き、おにぎり好きな人必見。
もっとおにぎりが美味しくなるよ。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

密かな原田ハマさんのファンで何冊かは愛読しています。『生きるぼくら』は題名とは真逆な場面から初まりでしたが自然の中で麻生人生が周りの方々に助けてもらいながら強く逞しく成長する姿に勇気をいただきました。米ができる過程や自然の描写が素敵でした!

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Posted by ブクログ 2024年03月23日

アートは出てきますが、そこに焦点を当ててはいない若者の成長を描いた原田マハさんの小説です。

農業と子育てはすごく似ているなぁと思いました。手をかけすぎない、実がならなくても落ち込まない、成長を信じることなど。体力も使いますが、すごく知的な営みですね。

旦那の実家が米作りをしていますが、一度は体験...続きを読むしてみたくなりました。桂南光さんのあとがき解説もすごくいいです。農業の体験は輪廻の体得だと、なるほど。

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Posted by ブクログ 2024年03月21日


流石原田マハさん、期待を裏切らない良作でした。

辛い日々に絶望して大好きだった梅干しが食べれなくなった引き篭もりの人生が、
父に、母に、祖母の思いを受けて周囲の人の人生を変えていく様子に胸打たれました。

特に終盤はグッとくる場面も多く、年賀状の本当の差出人が判明したところと母との電話シーンがと...続きを読むても良かったです。

人はどんな状況からでも豊かに成長できると思わせてくれる作品でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月20日

米作りを通して、生きるを考え直す物語。

お米を大切に食べようと思う。
単純だけど、大事なことだと思う。
もう一度、大切なひと
大切なものを見つめて
一足一足、歩んで行けたらいいな。

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Posted by ブクログ 2024年03月14日

読みやすくて5~6時間あれば読める。
引きこもりにしても、対人恐怖症にしても、認知症にしても、こんなに簡単に対処できれば…変化があれば…改善できれば苦労はないわな…というモヤモヤは多少あるけれども、所々、ウルッとはきた。
東山魁夷の緑の響き?由来あたり?

最近思うのは、登場人物みんな、いい人しか出...続きを読むてこないことに、物足りなさを感じている自分がいる。
今回もみんないい人だった(︎^_^;

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Posted by ブクログ 2024年03月04日

稲も、人も、みな一生分を一生懸命に生きている。
ぼくらは生きている。そう考える、感じることでこれからの未来に希望がもてる。

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Posted by ブクログ 2024年02月21日

東山魁夷さんの絵が表紙になっているのに惹かれて手に取った本。
ひきこもりだった人生が、周りのカッコイイ大人たちに支えられながら、自分自身もカッコイイ大人へと、稲と一緒に生長していく姿が読んでいてとてもほっこりした。
おにぎりが食べたくなる本。
久しぶりに母の握ったおにぎりが食べたくなった。

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Posted by ブクログ 2024年04月25日

絵画以外の原田マハの一作。ひきこもりの主人公が米作りを担うことで新たな世代を作っていくお話。やはり力のある作家だと思うが、どうしてもお仕着せがましいと感じるところがいくつかあって鼻白んでしまう。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

引きこもりの人生が祖母の年賀状を読み祖母の元へ向かい米作りを始める話。人生が人と関わることで稲のように成長していき、一歩踏み出すことでこんなにも変われるのかとこちらが励まされる。人生達を支えてくれる大人達が素敵。そしておばあちゃん大好きになる。

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Posted by ブクログ 2024年03月15日

人生、つぼみ、マーサばあちゃん、3人がそれぞれ孤独を抱えながらも寄り添い合い、変わっていく姿が描かれています。

米作りの描写を通して、ひとの成長だけではなくて四季それぞれの景色も見えてくるようで読んでいて清々しい感じです。

引きこもり4年間やった人生が、こんなにすぐ人と上手くやっていけるものなの...続きを読むか?こんなコミュ力高いなら引きこもりやらなかったのでは、とも思ったけれど、人は窮地に立たされて本領発揮することもあるものだしなということで。

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Posted by ブクログ 2024年02月07日

あれだけの陰湿ないじめを受けて引きこもってたのに
お母さんがいなくなったのをきっかけに
あんなに変わるのを見ると
根っこは真面目で素直だったんだってのと同時に
きっかけがあると人はあんなにも変わる可能性があるんだなと思う

途中で田端さんが人生のことをまっすぐ手放しに褒めるところがあったけど
自分が...続きを読むすごいなと思ってる大人にあんなに率直に褒めてもらえたら嬉しいよね
わたしも褒められたいし素直に褒められる大人でいたいな

原田マハさんの本って根っこから悪い人
1人も出てこない優しい世界だから安心して読める

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購入済み

みんなに見て欲しい良い本です

2021年03月19日

生きる僕ら凄く凄く良かったです

おばあちゃんや育ての親である おばちゃん他界しちゃってるので
もう会えませんが

姉と私と家族の為に1人で出稼ぎで離れて暮らし頑張って働いて育ててくれた
今は認知症を発症しな母を思いだし胸がつまりました

生きてるうちに出来る事はしなくちゃですね

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