天野純希のレビュー一覧
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同時刻で起こったことが、様々な作家からの視点で、書かれている。もっと立体的になるかと期待して読んだ。新しい説での展開は良いが、ちょっとしっくりこない印象であった。Posted by ブクログ
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前半と後半で作品の空気感がガラっと変わります。
正直、軽いノリのまま終わったら個人的にはちょっとキツいな、と思っていたので、重過ぎるくらいの展開になってくれてバランスが取れた感じです。
あと、幕末維新の大物が場面場面で出てくるので、それも楽しかったです。Posted by ブクログ -
ついつい読んでしまうシリーズだ。
最初の感動程はないがやはり面白い。
一つの戦いに関わる人物達を別々の作家が書いている為に、事柄や登場する人物の捉え方がこの1冊の本の中でも全く異なってくる。
本当はどうだったのだろうかが分からなくなるシリーズだ(笑)。Posted by ブクログ -
寄せ集めてもストーリーにはなりえないのだが、それでも各作家の特徴は良く出ていると思う。
司馬遼太郎、池波正太郎、松本清張はとても詠みやすいし、安部龍太郎、火坂雅志は短いながらも濃厚。Posted by ブクログ -
中国を舞台にしたことといい、広大なテーマといい、シリーズ番外編の趣き。5篇の短編集。昔吉川版三国志を一度読んだきりなのでついていけるかどうか不安だったけれど、まずまず楽しめた。でもやはり有名どころの周瑜を主人公にした「天を分かつ川」(天野純希)が一番楽しめた。彼が長生きしてたらどうなっていたかな。Posted by ブクログ
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読んだ後かなしくなるお話。
おとうさんコケたら家コケたって言う。
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『器』ってなんだろなぁ。
その大きさは最初っから決められたものなのか
作られていくものなのか。
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この本、
おとこのひとは壊してばかりで
おんなのひとに甘えてばかり。
もちょっとしゃんとで...続きを読むPosted by ブクログ -
何気なく手に取った本なのですが、意外と面白かった!
秀吉が天下をとったのちの音楽にまつわる話。
多少パロディ化されているものの、ある程度史実にも基づいていてライトで読みやすい。
ラストにはグッときました。ロックです。
後書きに書かれていたのですが、作者は気分を盛り上げるためにナンバーガールを聴き...続きを読むPosted by ブクログ