万城目学のレビュー一覧

  • 鹿男あをによし
    万城目先生の本は読んだことなかったけど以前この方のエッセイを読んで面白かったのと、奈良に行く用事があったので、ならばこれを読むしかないと思って(鹿だけに)。

    おもしろかった!!エッセイと同じで軽快な文章だし内容も爽快感があった。途中までなんか夏目漱石の坊ちゃんぽいな…と感じていたけどマドンナが出て...続きを読む
  • 鹿男あをによし
    友人のお勧めで読みました。万城目学さんは初めてだったのですが、頭に情景が浮かんできてとてもおもしろかったです。
  • 鹿男あをによし
    ファンタジーなのだと思いますが、私の思考ではまったく思いつかない壮大で、不思議な作品でした。
    すごく面白かったし、読めて良かったです。
  • あの子とQ
    青春×冒険×吸血鬼
    奇想天外 万城目ワールド!!

    17歳の誕生日の10日前
    突然現れた謎の黒いトゲトゲQ

    そこから怒涛の展開へ。
    友人たちとのダブルデートでの事故
    そして蘇生。 

    主人公の弓子はQを救うことができるのか。

    友人の「ヨッちゃん」も最高♪
  • 鹿男あをによし
     なるほどねー!そういうことだったのねー!
    卑弥呼の秘密を暴く決定打となる鏡が今だに見つからない理由。それは、卑弥呼自信が自分の死後も後世の人間を守るために、そこに力を移して、三種類の動物達に託したため。その三種類の動物とは奈良の鹿、京都伏見稲荷の狐(今は京都市動物園にいるらしい)、大阪のどこかの神...続きを読む
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    読み終えて胸がふわふわする。

    エピローグで堪えきれなくてぽろっと涙が零れてしまったけど
    最後の謝辞で大爆笑をしてしまった!

    この話も鼻てふてふから寂しいお別れまでの振り幅が大きくとても楽しく優しい心で一気に読んでしまいました。

    マドレーヌ夫人にお会いしたいなぁ。
  • べらぼうくん
    めちゃくちゃおもろい。苦労してきた作家さんやねんなってことが文章からめっちゃ伝わってきた。自分とバックボーンが似てて(大阪出身、浪人、京都大学、京都で一人暮らし)バチバチに自分に刺さった。大学にいる間に読めて良かった!
  • あの子とQ
    やっぱり万城目ワールド面白い!

    今回は吸血鬼、高校生、学園ものに家族愛に…
    Qってなに?から読み始め、大冒険をして、吸血鬼の世界を垣間見て、パワーや血の渇き、毒々しさもありつつ全てが清々しい…
    言葉も秀逸で愛に溢れた感じもほんわかで全てが現実逃避。面白かったー!

    世界で吸血鬼が誕生したのは15世...続きを読む
  • 偉大なる、しゅららぼん
    滋賀を題材にした物語
    滋賀県民はもちろん県外の方にも楽しめるとおもう。正直滋賀PR用くらいに思っていたがきちんと小説として完成されていた。この本に魅せられて城崎裁判も購入。
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    【これは──あるオスの老犬と、あるメスの猫と、ある人間の女の子のお話】

    マドレーヌは自由気ままな野良猫。
    あるゲリラ豪雨の日、偶然雨宿りした犬小屋で飼い犬の老犬、玄三郎と出会う。
    後に夫婦になった2匹と一緒に暮らす小学1年生のかのこちゃんとの日常を描いた物語。

    ファンタジーだけど、かのこちゃんの...続きを読む
  • べらぼうくん
    万城目学の作家に至るまでの日々エッセイ。
    週刊誌連載中、一部だけ読んだ記憶がありますが、改めて通読。

    「私には無職の才能があった。」・・・偉大な能力だと感服致しました。
  • 時の罠
    私には一年に一度だけ訪れる街があります。
    数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。
    そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。

    まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。

    辻村深月さんの作品:子育...続きを読む
  • 鹿男あをによし
    凄く面白かったです!
    読み終わってじわじわと、古都奈良からの旅行の帰り路みたいな、離れるのが寂しい様な気持ちになりました。
    いつかきっと、もう一度読み返してから奈良に行ってみようと思いました!
    それと、冒頭の神経衰弱を目にして、なんとなく昔の文豪みたいだなと思っていたら。
    これはやっぱり…雰囲気が坊...続きを読む
  • あの子とQ

    あの子とQ

    コロナで疲れた心に、なんというドキドキ!ワクワク!万城目先生、ありがとう!!この本のおかげでまだまだがんばれそうです!
  • 偉大なる、しゅららぼん
    万城目さんの本は最初からどんどん引き込まれる。
    読み始めるとすぐに話に入り込めて、通勤中読んでたけど電車降りるのがもったいなくて嫌だった。
    面白かった〜登場人物が魅力的だ〜終わりもよかった。
  • プリンセス・トヨトミ
    大阪のゴテゴテ感とトンデモ設定がうまくかけ合わさって終始怒涛の勢いのまま突き進んでいくため、読後も余韻に浸ってしまう
  • ザ・万歩計
    日常の出来事をこんなに面白く書けたらなぁと思いました。京都の日々も目に浮かぶよう。作品に結びつくエピソードもあり、また作品も読みたくなりました。
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    日本人の信仰心からしたら、日本の神様はこの位お気楽な感じかもしれないな。
    でも、こうやって人間や街を助けて守ってくれてるのかもと、しみじみしてしまう所もあったり。
    なんやかんや、イッキ読み必至の本でした。
  • プリンセス・トヨトミ
    万城目学作品はこれで読むのは5作目。
    鴨川ホルモー→鹿男あをによし→プリンセス・トヨトミと来て、勝手に初期三部作だと思っている。
    どんどん話の規模が大きくなっているのは気のせいだろうか。
    最初は学生生活をテーマにしていたが、いつの間にか国家をテーマにしている。
    テーマを大きくしても、溢れ出る教養が物...続きを読む
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    久々の万城目学さん。やっぱり良いです、万城目学さん。
    万城目さんの作品はどれも清々しい。作品自体が清々しいし、読者側の気持ちとしても読み始めから読み終わりまでずっと清々しい。
    それを、解説で「品がある」と表現されていて、なるほど!!と膝を打った。確かに「品がある」はしっくりくる。

    主人公は縁結びの...続きを読む