万城目学のレビュー一覧

  • プリンセス・トヨトミ
    親子(父と息子)の絆、大阪に住むすべての人達の絆などなど。
    まさに人情あふれる街、大阪が舞台だったからこそ、こんなに面白かったんだろうなー。なんてことを読みながら思ったりしました。
  • ホルモー六景
    本編を読まないとこちらのストーリーは理解できないと思うが、ある意味こっちの方が面白かった。本編とは違ってほろりとさせられる内容が良かった。
  • 時の罠
    「タイムカプセルの八年」辻村深月
    「トシ&シュン」万城目 学
    「下津山縁起」米澤 穂信
    「長井優介へ」湊 かなえ

    壮大なスケールの「下津山縁起」、コミカルな神様コメディっぽい「トシ&シュン」
    そしてタイムカプセルものの残り二編。卒業の記念に埋めるタイムカプセルを扱った二編なんですが、どちらも明るい...続きを読む
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    万城目学さんのつくる雰囲気がとても出ていて、非常にテンポが良い!あっという間に読み終わってしまいます。クスッと笑えてワクワクする、そんな楽しい作品です!
  • 時の罠
    読み友さんの高評価につられて、時の罠。そうそうたる大御所の時を超えたミステリー。辻村さんのお話しはダメ親父が仕事が忙しいながら息子を陰で見守るお話し。最後は父親が本気を出したところは良かった。万城目さんのトシ&シュン。2人の夢をかなえるべく神様が本気になるお話し。米澤さんは上津山と下津山の不思議なお...続きを読む
  • プリンセス・トヨトミ
    面白かったです!
    歴史を取り込んだ壮大な物語に、興奮してしまいました。
    こんな設定が思いつく万城目さん、本当にすごい!

    富士山の麓に十字架があったとか、子供の頃って、大人には見えないモノが見えたりして。
    きっと想像力が溢れてて純粋だから、見えてしまうんだと思います。私も子供の頃、不思議な体験をした...続きを読む
  • プリンセス・トヨトミ
    この作者のファンタジックな世界観。いつもすぐ入り込めてしまう。
    本当にそうなら良いのに…と思ってしまうほどよく出来たおもしろいお話でした。
  • ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

    最高のスペクタクルワールド

    魅力的なキャラクター、上質な映画を彷彿とさせる状況描写、古代の謎、最高の時間を過ごさせてもらいました。万城目ワールド、最高傑作!
  • ホルモー六景
    おもしろいーーー!ホルモー読んでないと分からないかも。短編なのにどれもしっかり物語があって読みごたえがすごい。
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    バカバカしいながらもホロつとする話で結局、最後まで楽しく読ませてもらいました。まさに神喜劇という感じでした!
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    一見して緩い設定、軽妙な言葉、テンポよく肩の力を抜いてスルスル読める。時に声を出して笑い、おおおっと驚き、そして最後は前を向いていける、そんなお話。とてもとても面白かった。
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    面白すぎた♡
    神様もノルマ達成に悩み、昇進を目指し頑張っている…。語り口が絶妙で、ライター神様はじめ神様たちのキャラが濃い。
    疲れた時、やる気が出ない時、前向きになれない時…サクっと読んでまた頑張ろうと思える不思議な本。
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)
    主人公は「神」である。
    比喩的な意味ではなくて、神社に奉られている
    「本物の神さま」。

    他にも色々と「人間くさい」神さまが登場して、
    「千年間縁結び神社で仕事していた神さまが
     昇進試験を受けて格上の神社を担当するかどうか」
    みたいな話が、一応のメインストーリー。

    それと交互に、神さまによって大...続きを読む
  • プリンセス・トヨトミ
    大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。
  • バベル九朔
    古い雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す主人公。ビルから一歩も出ない冒険活劇。私の好みのものがつまっていた。
  • 偉大なる、しゅららぼん
    漫画のようにさっくり楽しみながら読めてしまうお話でした。

    以前から万城目学さんの名前はよく目にしていたのですが、読むのは今回が初めて。
    ファンタジー色強めでありつつ、主人公たちが高校生なので、それっぽい甘じょっぱさが味わえるのも良かったです。青春群像劇。
    万城目さんの他著作も読みたいなと思える作品...続きを読む
  • ホルモー六景
    「鴨川ホルモー」のスピンオフというか本編とリンクというか短編集だがどれもとても好き
    「第二景・ローマ風の休日」と「第六景・長持の恋」で迷う
    「第三景・もっちゃん」もいい
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)
    みなさんのレビューを読んで風太郎(ぷうたろう)=プータローなんだと気づいた、、。
    万城目さんの新境地。久しぶりに「読みおわってしまった」と思った小説。
  • 偉大なる、しゅららぼん
    He refuses to have great power because he does not want to lose his mind to feel beauty.I thought that heart and preparedness were beautiful.
  • 悟浄出立
    物語の切り取り方。もう秀逸すぎます!

    原典を知ってる人は大いに楽しめること請負。
    そうでない方も、短篇として入り込めるストーリー。
    読んでて、たまりません。

    戦略・戦術をカッコヨク語る、猪八戒。
    風邪で鼻水が止まらない、諸葛亮。
    船酔いをする、趙雲。
    しあわせを語る、范増。
    訛りが酷くて笑える、...続きを読む