【感想・ネタバレ】あの子とQのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かった!いつもながら内容が想像できないタイトルだが吸血鬼の青春物語だった。よっちゃんのキャラが強い!

0
2024年05月02日

Posted by ブクログ

青春×冒険×吸血鬼
奇想天外 万城目ワールド!!

17歳の誕生日の10日前
突然現れた謎の黒いトゲトゲQ

そこから怒涛の展開へ。
友人たちとのダブルデートでの事故
そして蘇生。 

主人公の弓子はQを救うことができるのか。

友人の「ヨッちゃん」も最高♪

0
2023年08月17日

Posted by ブクログ

やっぱり万城目ワールド面白い!

今回は吸血鬼、高校生、学園ものに家族愛に…
Qってなに?から読み始め、大冒険をして、吸血鬼の世界を垣間見て、パワーや血の渇き、毒々しさもありつつ全てが清々しい…
言葉も秀逸で愛に溢れた感じもほんわかで全てが現実逃避。面白かったー!

世界で吸血鬼が誕生したのは15世紀 
ルーマニアにて p.214

目が見えないぶん、耳がいい。様々な国の言葉を、すぐに覚えることができる。ことばにも形を感じる。音がかたちを帯びて聞こえるんだ。雲のような、波のような、雷のようなー、言葉によって色合いも動きも異なってくる。それを理解することで、様々な国の言葉を話せるようになる。お前の国の言葉は、岩にぶつかってはねる水のようなかたちだな
p.335

0
2023年04月02日

購入済み

あの子とQ

コロナで疲れた心に、なんというドキドキ!ワクワク!万城目先生、ありがとう!!この本のおかげでまだまだがんばれそうです!

0
2022年10月12日

Posted by ブクログ

嵐野弓子は吸血鬼だ。吸血鬼の両親と一緒に普通の女子高校生の暮らしをしている。太陽の光も十字架も、全く問題がない。何故ならば一家そろって"脱•吸血鬼化"しているからだ。吸血鬼としての超人的な能力を持っているけれど、決して人には見せない。血も飲まない。
そんな弓子の17歳の誕生日の10日前に突然現れたのが"Q"だ。グロテスクな丸い物体で、空中にフワフワと浮いている。Qは"監視者"だ。17歳になる吸血鬼が、血を飲んでいない事を監視して証言する役割を担っている。
易々と監視期間をクリアして無事誕生日を迎えるつもりだった弓子だが、親友のヨッちゃんの恋路の手助けをした事から運命が狂い始めて…。

お気楽な女子高校生のスクールライフを描きながら、運命に抗い自分らしさを追い求める弓子の姿が清々しい。不死(エターナル)でありながら弓子に助力する佐久という男と、親友のヨッちゃんがいい味を出してます。"目に見えないモノ"がテーマに絡んでくると、万城目ワールドは面白い。

【余談】
…ところで、ヨッちゃんが応募して当選した『超絶よく当たる占い師』って、あの人だよね?"お城に住んでて、白馬に乗ってる清子さま"…って言ったらあの人しかおらんわな。

0
2024年05月09日

Posted by ブクログ

作りこまれて緻密な物語なのか大雑把な設定の物語なのか、ぐらぐらする展開であるが引き込まれて最後まで読みあげてしまった。

高校生の青春物語かと思えば、急展開に話が変わる。

基本的にコミカルなのだが、突然シリアスとなるが主人公の弓子と親友のヨッちゃんの大仏マスクが引き戻してくれる。

うーん、続編があるのか?

0
2024年04月24日

Posted by ブクログ

万城目学さんの本は、
読み始めると最後まで止まらない。
どこかで必ず大笑いしてしまう。
ワケわからんけど何か読み終わった後ふわふわとした浮遊感と明るい気分になる。
こちらは、現代を生きる吸血鬼の女子高生が主人公のお話。
毎度ながら、すごい目の付け所だなぁとおもう。だって、吸血鬼の女子高生って、なんかやたらロマンチックな悲恋になりそうだけど、全然そうじゃない!
映像化したらCG使いまくらなきゃいけないから、これはやはり小説のままにしておくのが良かろうとおもいます。

0
2024年04月11日

Posted by ブクログ

ファンタジーでポップで青春で、とにかく面白くて一気に読んでしまった。設定も背景も世界観も、そう来るかー!と思いながら、軽さも程よかった。
嵐野弓子はあと10日で17歳を迎える。弓子も弓子の両親も吸血鬼だ。誕生日10日前の朝、17歳の誕生日に儀式を行うまで彼女の行動を監視するという「Q」が突然現れる。現代の吸血鬼のライフスタイル、吸血鬼界の歴史やルールなど、面白くて、だからこそもう少し話を広げられそうで、もっと読みたかったなぁ。と少し残念に思いながら、どういうこと?ということも、明かされてないこともあれこれあったので、もし続編が出れば是非とも読みたい!!!
もう終わってしまう…と思いながらも、ファンタジーの世界に入り込んでページをめくる手が止まらなかった作品でした。

0
2024年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女子高生が17歳の誕生日に吸血鬼の儀式を受けると言うお話だが、冒頭から面白く、一気に読み進めたくなる。万城目さんの小説は突拍子のない設定のことが多いが、毎回ワクワクさせられる。また、非常に細かく描写されているので、この作品で言えば、主人公の家の中や、いろいろな場面状況がまるで目の前に浮かぶようである。面白かった!

0
2024年02月12日

Posted by ブクログ

女子高生吸血鬼が17歳の通過儀礼をきっかけにとんでもない事態に直面する物語。

友情の為、自分の正義の為、怖がりながらも奔走する主人公が愛おしい。爽やかな読後感の青春ファンタジー。

0
2024年01月25日

Posted by ブクログ

万城目ワールドが満載の青春吸血鬼物語。奇想天外な設定だけど、理にかなってるところが万城目学のスゴいところ。このキャラ陣なら続編も期待できる面白さでした。

0
2024年01月13日

Posted by ブクログ

発売時から手元にはあったけど、吸血鬼モノにいまひとつ食指が動かず、積読状態にあったもの。この度、ミステリスクールで取り上げられているのを見て、『えっ⁉そっち系?』ってことで、慌てて読んでみた。確かにこれ、色んな要素があって、それぞれの視点で楽しめるわ。本書ならではの吸血鬼的特殊設定もひねりが効いていて、ハラハラドキドキ感の加速に上手く寄与している。いかにも続編ありな結末だったけど、そのあたり、どうなんでしょ?

0
2023年10月25日

Posted by ブクログ

十七歳の誕生日を目前にした弓子の前に異形の物体「Q」が出現する。吸血鬼が十七歳で迎える儀式の前に、弓子が人間の血の味を覚えてしまっていないか調査するための役割を与えられているQは弓子から片時も離れることがない。そんなQを厭いながらも何事もなく誕生日までの日々は過ぎるものと思ったが……。キュートでポップな吸血鬼小説です。
吸血鬼とはいえ、何世代も前から人を襲うことなく太陽の下も闊歩して、人間社会に溶け込みながらまるきり人間と同じように暮らしているものが大半だという、なんとも平和な物語です。なので主人公の弓子はほぼ普通の女子高生。そりゃあいきなり「血の渇き」とか言われても面食らうよねえ……と思ったのだけれど、それでも吸血鬼としての本能が目覚めそうになってしまうシーンはかなり怖くてどきどきさせられました。えっと、あのあたりから急激に物語の雰囲気が変わってしまったぞ?
だけれどあくまでもキュートでポップ、そしてほんわかする物語でした。弓子とヨッちゃんの友情もいいんだよなあ。大仏マスク最高(笑)。

0
2023年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女子高生の冒険物語!

女子高生はわりと最新系に進化した吸血鬼ですが…

どんなストーリーかな、と思って読み始めたら、テンポ良い文章と奇天烈な設定で一気読みです。

ちょっと前に高畑充希主演で似たようなテーマのドラマあったので、イメージ入りやすかったかもです。

楽しい冒険と友情の物語、読後感も良かったです!

0
2023年08月05日

Posted by ブクログ

ヨッちゃん大好き!(*≧∀≦*)主人公の吸血鬼・弓子の親友で人間なんだけれど、良い味出してます(o^-')b !そんな弓子の17歳の誕生日十日前に現れたQ(゜゜;)「脱・吸血鬼化」の儀式に必要な証明をQがしてくれるらしい(^^;)儀式の日まで弓子とQが親交を深めていく話かと思ったら、全然違った( ̄▽ ̄;)そしてQは謎のQでも、球(形状)でもなく吸としった時には脱力した(´д`)この作品もだけど太陽を克服する妖し増えてきてるなぁ(;・∀・)

0
2023年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鴨川ホルモーで好きになった著者の、いつも斜め上を行くストーリー。ユーモアで溢れながら、けっこうすごいことをしている。
ヨッちゃんが本当いいキャラしてる。YouTubeのURLはその後どうなったのか。ぜひ書いてほしい。

12月の大きな再開と、ふたたびの大冒険に期待

人は簡単すぎるから、難しいほうの齋藤の齋を書いて飲む

0
2023年07月20日

Posted by ブクログ

吸血鬼である弓子がすごくいい子で、両親はとてものほほんとした柔らかな人たちで、親友のヨッちゃんは少しぶっとんでるけど優しい子で。宮藤くん蓮田くんやQも、それぞれ不思議な魅力のあるキャラクターばかりで、好きな世界だった。
途中から大冒険になって、ちょっと怖くもあるんだけど、突然のヨッちゃんの台詞にほっとしたりもする。最後はこれからの展開に期待を持てるような終わり方。

0
2023年07月16日

Posted by ブクログ

面白かった〜!
ヨッちゃん可愛い。指ハートした際に昔の芸能人の名前出してきたのには笑った。

色々と考えさせられるものもあって、グッときちゃったな。

0
2023年07月10日

Posted by ブクログ

吸血鬼が人間に紛れて暮らしている、といえば、先日まで観ていたドラマ「Unknown」と通ずるとこあり。終始パパとママは吉田鋼太郎、麻生久美子に脳内変換された。
終盤の盛り上がりに気持ち良く読み終えたが、わからないままのところも。
それでいいんだろけど、またいつか読み直してみたい。

0
2023年06月22日

Posted by ブクログ

吸血鬼ものといえば『吸血鬼ハンター”D”』シリーズくらいしか記憶にないわたくし。そもそも内容を解ってこの本を予約したのか記憶が定かではないのですが、表紙を見た瞬間に「…え、万城目作品⁉」と仰け反りそうになりました。イ、イメージが違いすぎるやん…ていうか読み終えたいまも納得できない表紙絵(おいおい)
あ、でもお話は面白かったです。吸血鬼とはいえ17歳女子高生が主人公ですからね、青春だな~って感じで微笑ましい。現代社会に溶け込んだ吸血鬼と旧来の生き方しかできない吸血鬼、その苦悩も然もありなんと思えるし、お話もコンパクトにまとまってる感じでさらっと読めました。吸血鬼というより魔法使いな感じがしてきて、ハリポタ的映像が脳内に浮かびます。きっとお披露目式でもひと騒動あるんだろうな…見てみたいな~。

0
2023年06月18日

Posted by ブクログ

これまたなんとも面妖な設定が万城目節全開といった感じで楽しめた。
松竹梅でいうと竹レベルの弓子。17歳になりある条件を満たすと人間に近い梅レベルの吸血鬼となれるのだ。その儀式の証人としてやってきたのがウニみたいなとげとげのQという謎の生き物。無事弓子は脱吸血鬼化できるのか。
弓子の楽しい高校生活やQとのバタバタなやりとりなど明るい雰囲気から一転、Qの謎が明らかになってくる後半からの追い込みがスゴイ。ハラハラドキドキ、悲喜交々、様々な感情が浮き沈み、残ったのは淡い切なさ。次に待つ再会と大冒険に心躍らせて。

0
2023年05月05日

Posted by ブクログ

万城目さんの本は、キャラクターが活き活きとまぶたに浮かぶのが好き。途中で読むのをやめられず、一気に読んでしまった。

0
2023年04月29日

Posted by ブクログ

万城目学さんの青春ラブコメ・アクション・ストーリー『あの子とQ』
まずはレトロでポップなカバーイラストが目を引く
水沢石鹸さんという方のイラストで、帯を外すと違う女の子の姿が現れてこれまたユニーク

主人公は見た目は高校生、実態は吸血鬼、その名は嵐野弓子17歳
パパもママも吸血鬼
ある日突然Qというトゲトゲのばけものが現れて、弓子が17歳の誕生日を迎えるまでの10日間、人の血を吸わないか監視に来る
万城目さんが描く吸血鬼は、誕生日の儀式を終えると人間に近づき不死でなくなり、子孫を作れるというもの
だがある事故をきっかけに、血への欲求が。。。

弓子の親友のヨッちゃん
この娘がおもしろキャラで、いつも話を訳のわからない展開にもっていく
大仏の被り物をして登場したり、好きな男の子に変な告白をしたり、何でここにいる?って所に登場したり

この作品はファンタジーでありながら、弓子の勇気ある掟破りな行動から、自分を持って生きなさいよ、相手を受け入れる気持ちを持ちなさいよ、というメッセージ性のある作品
映像化したら面白そう

0
2023年04月26日

Posted by ブクログ

初読みの作家さん。JKバンパイアの青春物語かと思いきや、ある事故をきっかけに内容としてはシリアスなものに変化して行くのだが、弓子やヨッちゃんのキャラがコミカルなので明るさも備えた面白みのある作品に仕上がってる。
ヨッちゃんが大仏の顔になって登場した時は弓子が人間の血を吸ったからそう見えるようになってしまったのかと思ったらただのマスクだったのにはやられたぜ!
清子様の占いによると弓子には大冒険が待っているということなので続編があるのかな?

0
2023年04月04日

Posted by ブクログ

吸血鬼もので青春もの。
怪異と若者の組合わせは作者の得意分野か。

終盤、バス事故の真実が明かされQが救われるくだりは心を動かされる。

最後の占いは続編の予告?
ないかな。

0
2023年03月16日

Posted by ブクログ

吸血鬼の女子高校生(あの子)と監視者(Q)の物語。久しぶりの万城目ワールド。途中で、ぶっ飛んだ進行について行けない所もあったが、エンディングは感動もの。主人公の親友、ヨッちゃんが良い。

『ヒトコブラクダ層ぜっと』以来、一年ぶりの万城目ワールドです。はちゃめちゃな展開は健在です。デビュー作『鴨川ホルモー』以来のファンです。続編が待ち遠しい。

0
2023年02月24日

Posted by ブクログ

【ネタバレ無】【感想】
女子高生の青春日常に溶け込むファンタジー。
『起承転結…どころか起転転転…結!』
1章の中での展開がありつつも1冊の大きな展開もあり読み心地バツグン!
続編に期待してしまうくらいの終わり際も爽やかでした。
限りなく☆5に近い!

0
2023年02月22日

Posted by ブクログ

万城目学にしては現代のお話でちょっといつもと違う感じも楽しめました。
突拍子のない設定は万城目学さんらしいなと楽しみつつ、ハッピーエンドな良い話でした。

0
2023年12月03日

Posted by ブクログ

テンポよく物語が進んでいって面白かった
重要な場面ではないけれど、別の作品の登場人物の名が話中に入っていて楽しめた
万城目学さん著書の公開順に読んでいった方が、より楽しめる要素が発見できるということかもしれない

0
2023年06月11日

Posted by ブクログ

人との付き合いってほんとうに難しいですね。相手を受け入れるということがいかに大切か…。
これって、続編出るんですかね?

0
2023年04月16日

Posted by ブクログ

万城目氏の作品は、ほぼ読んでいる。
どれも奇想天外なお話で面白いのだけれど、思い付くのが大変であろうと思う。

0
2023年04月13日

「小説」ランキング