清家雪子のレビュー一覧

  • 秒速5センチメートル(1)
    面白かったー。原作を補完するような感じ。ただ、絵のイメージはちょっと違うので、好き嫌いがわかれるかも。
    原作のちょっと鬱な感じがあまりしない。オススメです!
  • 月に吠えらんねえ(10)

    白さん

    白さんまでもが朔が作りあげた存在。たしかにそう思うと今までのストーリーに納得のいくものもありました。
    しかし個人的には女性の肉体の朔と白さんのラブシーンは見るのも辛く、この作品の結末はやはり暗いものなのだろうかと想像してしまいました。
  • 月に吠えらんねえ(8)

    龍くん活躍

    ついに小説街の様子が見られました。
    まさか結末に向けて龍くんが重要な役になるとは。
    犀の顔があそこで出てくるのは、私は好意的な意味で受け取りましたが実際はどんな意図だったのだろうと考えました。
  • 月に吠えらんねえ(7)

    朔とは

    朔とはなんなのか、あの黒い影たちはなんなのか、少しずつ明かされていっている気がします。

    犀と話す時はしっかり自分の見解を述べられる朔くんを見て、2人の関係性は自立したものなんだろうなと感じました。
  • 月に吠えらんねえ(6)

    戦争と文学

    理解できない展開に読む手が止まることもありましたが、徐々に真相に近づいていることを感じます。
    戦争を考える1つの視点として面白いです。
  • 月に吠えらんねえ(5)

    オリジナルの作品になっている

    単純な詩作品への興味で読み始めましたが、どんどん独自の展開に進んでいってどういう結末を迎えるのか楽しみです。
  • 月に吠えらんねえ(9)
    一回読んだだけでは理解するのは難しい。もう途中忘れてしまってるし、全巻通して何回も読んで、出てくる詩人たちの作品にも親しみ、またマンガを読む。それくらいしないとわからないかも知れない。エラい作品を描いたものだなあ…。言葉の断片はいいな、と思えるものが結構あったので、まずは引っかかった部分を大事にした...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(1)
    実在の文豪を基にしたマンガは有名なものがいくつか思い当たりますが、「詩人」にスポットライトが当たったマンガはなかなか無いのではないでしょうか。
    おすすめです。
  • 月に吠えらんねえ(2)
    作家さんが、ほんとうに詩や詩人のことを詳しく調べて、愛情を込めて描いたのが伝わってくる名作マンガです。
  • 秒速5センチメートル(1)

    初恋のほろ苦い想い出

    映画原作というか、ヒットして漫画にした作品。映画の方を見てないので、比較してませんが、漫画は2冊でかなり凝縮したものの、小学校から高校、社会人になってまで、初めての恋した人を忘れられない二人のほろ苦い思い出に、大きな事件が起きない作品ですが、かなり感慨深いものを感じました。
    あの時、伝えておけばよ...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(10)
    "「そう貫けなかったのが おれなんです
    カフェで一人酔い潰れ 都会の雑踏を眺めながら寂寥を託つ
    家族という最小社会からすら抜け出せず 庇護され続け
    恵まれた身の内に孤独者を飼うことしかできなかったのがおれなんです
    あなたを殺して 長い旅をしてきました
    それは おれの限界を思い知るための旅だったのかも...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(9)
    "「小説街も…同じになったらどうなのかな」
    「死のない街に? それじゃ僕は…」
    「龍くん
    おれだってきみに死んでほしくないよ
    きみが消えたがってるおれを励ましてくれるように
    おれだって…死にたくなる前のきみに戻したい
    そのままの時間で ずっとずっと荒々しく愛おしい足踏みを続けてほしい
    みんなが…おれ...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(9)
    近代とは、あの時代とは何ぞやを問いかける。
    やはりこの時代にこの漫画を読める幸せを、我々は噛みしめなければならない。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    近所に萩原朔太郎記念館とかあるし読んでみるか〜という軽い気持ちで読んだら、まだ掴みきれないけど、とてもインパクトの強いマンガだった。
  • 月に吠えらんねえ(8)
    "「若く ってのも妙な話だよな
    実際 俺達いくつなんだ
    死がないってことは 時の流れが止まってるってことか」
    「詩人は 時間経過に弱いから 特にそうなったのかもしれないね
    小説は時間経過の文学だけど」"

    「おれの嫌いな犀だ」のシーンの朔くんの表情……。
    龍さん辺りの話がまた……凄まじい……。
  • 月に吠えらんねえ(7)
    "「相当悪そうだな ひどい顔してるぞ」
    「おまえの顔だって見えないけど ひどそう」
    「はあ?」
    「顔が見えないってなんだ?」
    「おれ お前の顔見えないんだよ」
    「なんだそりゃ」"
  • 秒速5センチメートル(1)
    【あらすじ】
    遠野貴樹は小学生のとき転校してきた篠原明里と出会う。二人はすぐ意気投合し淡い想いを育む。その気持ちの名前を知らないまま訪れる突然の別れ。明里は栃木へ、貴樹も中学入学後鹿児島へ転校が決まる。幼い想いは本物の恋へ 変わり、二人はそれを確信する。栃木で再会した二人は、距離の遠さ、未来の遠さに...続きを読む
  • まじめな時間(2)
    一紗がお母さんに思い出のキーホルダーを伝えるために、霊のお知り合いのみんなを総動員してドタバタ劇を繰り広げるところは、コメディっぽくもあったけど胸熱でした。でも最後はちょっと、あれ?これで終わり?な感もあり。
    死んでしまったら大切な人に伝えたいことを容易には伝えられない。生きているうちに伝えたいこと...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(2)
    立ち止まるといつまでも読み進められないから意味のわからないところはそのままに楽しむことにする。
    詩人たちとは真逆の姿勢だけれどそうしないとおかしくなってしまうし……
  • 月に吠えらんねえ(6)
    "「確かに 敵か味方かわかんねー眼帯とアンタを二人にするわけにはいかねーからな
    小説街… んん?
    どんなだったかな…」"[p.152]