清家雪子のレビュー一覧

  • 月に吠えらんねえ(1)

    有名文人がいっぱい

    詩人そのものではなく、その作品群から得た印象をキャラクターにして、仮想の世界でワチャワチャする話。
    絵が綺麗で内容も不思議だけど面白いし、それぞれの原作の詩集を読みたくなる。白さん(北原白秋)がイケメンすぎ。
  • 月に吠えらんねえ(2)
    よい文学を読み終えた時の虚無感、また己を直視せざるを得なかった時、見てはいけなかった他人の素顔を見せられた時の、孤独感。一巻は前者が強かったけれど、この二巻は後者のほうが効いたかな。ここにあるのは人間の暗部であり、深部だ。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    久々に凄い私の中に残った漫画かもしれない。
    でも独特な雰囲気なので合わない人は合わないだろうし、好きな人にはたまらないという感じだと思う。
    詩人に関しては名前とかなり有名な詩だけ知ってるというくらいの無知な私だったけどこれを読んで詩人たちにも凄く興味が湧いた。
    この漫画に出てくるキャラは詩人自体をキ...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(2)
    白さんの子供の頃の話とか中也くんの話が印象に残った。
    白さんと朔くんの関係と複雑な世界観にもやもやしつつもそれが楽しい。
    それにしても比較的まともかと思ってた三好くんもやっぱりたいがいだった。
    犀もどうなるのか…。
  • 秒速5センチメートル(1)
    淡い初恋と遠ざかっていく思い出と記憶が
    何とも切ない…。
    絶対行けない距離なんて
    本当はない筈なのに、
    お互いの知らないことが増える度に
    目に見えない距離がドンドン開いてしまって
    時間と自身の心の移り変わりが怖い。
    でも、ハッピーエンドで終わることを
    期待して読んでいきたい。
  • 秒速5センチメートル(2)
    次の恋愛をしても、心のどこかに忘れられない人がいるというのは何とも言えない気持ちになります。切ないですが、最後の場面で主人公は過去の自分と決別というか、割り切ることはできたんじゃないでしょうか。ノスタルジックな気分にもなりますし、情緒的な話が好きな人向きかなと思います。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    萩原朔太郎さんの『月に吠える』が読んでみたいなあ、とまさに思ってた時に見つけた漫画。

    近代文学とかって興味あるけどなんか難しくって…って人はこういうのから入ると面白いのかな。

    それにしても狂ってるなあ。
    ものすごく純粋に狂ってる感じ。
    めっちゃ好き。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    すごい!!近代詩ってさっぱり読んだことなかったんだけど、それでも全然おもしろかったし、こんなの読んじゃったら元の詩の方にも手出すしかないよ 14/5/11
  • 月に吠えらんねえ(1)
    近代詩歌俳句を著者を絡めて擬人化という実験的な漫画だが、前作に感じた人間の精神みたいなのを鋭く描いているのは変わらなくて、近代文学知識0の私でも十分面白かった。
  • 月に吠えらんねえ(1)
    神経衰弱な萩原朔太郎、年中女に囲まれている北原白秋、顔が忘れられた室生犀星。彼らがいるのは太陽も月も東と西の天気屋が出すような、不思議な街。

    実際に起こっていることなのか、朔太郎の幻覚なのか、区別がつかなくてわかりにくくて、なんじゃこりゃ…と思っているうちに読み終わってしまう不思議な話。とても怖い...続きを読む
  • 月に吠えらんねえ(1)
    個人的にすっっごく引き込まれる世界観ーーーっっすごく堪らない。こういうの堪らない。本誌追いかけたいくらいには惹かれる…!
  • 秒速5センチメートル(2)
    とにかく、全ページに切なさが漂う。
    若くて一途さゆえに、うまくいかない。
    そんな自分に戸惑いながら、けれど受け容れながら
    大人になってゆく。
    美しい心のままでは生きられないけれど、
    美しい思い出を、そのままに大切にして
    生きることができる。
    そんな、甘くてやさしい気持ちになれた
    久々に心の中でヒット...続きを読む
  • アフタヌーン 2014年1月号 [2013年11月25日発売]

    『蟲師』特別篇収録〜!

    2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!

    2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡
  • 秒速5センチメートル(2)
    ★4.5
    アニメ見る前から持ってたので読み返した。
    これを読むと、アニメはうまくまとめたんだなって改めて感じた。
    理紗の話はかなりはしょってるけど。
  • まじめな時間(2)
    作者の清家雪子という名前は知らなかった。二巻で終わりの本作は、ちょっと意外な終わり方をする。打ち切りか?とも取れるような。ああ、きっと別の作品の連載が始まったのかな、と思って調べたらWikipediaにページが無い。検索結果に出てくるのは『秒速5センチメートル』ばかり。コミカライズを担当したのですね...続きを読む
  • まじめな時間(1)
    ちょっと面白いかなって程度の期待で積読状態だったのだが、時間があったので読み始めたら一気に読み切った。うまい。オッサンの乙女チック回路を見事に直撃だ。
  • 秒速5センチメートル(1)
    小学生で見つけた本気の恋は、大人になっても引きずっちゃうのかな…。
    自分では思い通りにならない環境で、諦めなきゃいけない道しかなくて、メールという便利ツールさえ使う気にもなれなかった心の距離がつらく切なくなる。
  • まじめな時間(1)
    主人公は交通事故で死亡した女子高生。
    死後も生前の姿で現世を彷徨う物語はありきたりだが、登場人物の感情描写が素晴しい。
    私が勤める本屋の棚からふと気になって購入したが、久し振りに『読ませる漫画』に出合えた。
  • 秒速5センチメートル(1)
    映画を見て、本屋にあったので買ってしまった。

    すごく切なく幼い恋の話。

    映画と漫画とでは視点が違っていたので
    これはこれで良かった。

    絵も個人的に好き。
  • 秒速5センチメートル(2)
    話の核をつくので切ない。

    映画では描かれていなかった場所が補完されていたので良かった。

    2巻簡潔なので
    おすすめの漫画。