馳星周のレビュー一覧

  • 不夜城
    学生時代以来、久しぶりに再読。馳作品の良さが詰まった一冊。日本でノワールといえば歌舞伎町以外ない。欧米のギャングものより、アジアのマフィアやヤクザもののほうがヒリッとする感じがたまらない。しっかりと練り込まれたストーリーによって、一気に非現実世界に引き込まれる。
  • ソウルメイト
    ガッツリ!馳星周さんの犬ものにハマってます。すごーく、すごーく、優しい物語です。犬を飼うことで人間が何を教わり、何を感じて行かなければならないか。犬を飼ってる私としては反省すべき事がイッパイあります。馳さんのブログの中には、ワルテルや森や小説の中にあるものが現実として書かれているので、オススメです...続きを読む
  • 走ろうぜ、マージ
    馳さんの愛犬「マージ」が癌に侵され亡くなるまでの日記なんですが・・・こんなん悲しいやつ読めないよ~(┯_┯)こんなに愛されて、精一杯の看病をされてマージは絶対に!幸せだったと思うし、マージとワルテルと一緒に生きる馳さんも幸せだと思う。きっと私には・・・出来てないな。。。(反省
  • 【カラー口絵付】陽だまりの天使たち ソウルメイトII
    犬と人間の短編集なんてきっと自分は泣いてしまうと前作のときもそう思っていたが、今回も予想を遥かに超える号泣をしてしまった。中でもフラットコーテッド・レトリバーのエマの安楽死の話は辛過ぎた。作者は最後の短編で言う。犬は魂の伴侶。亡くなったとしても「魂で繋がっているのだ。哀しむことはない。嘆くことはない...続きを読む
  • ラフ・アンド・タフ
    再読。珍しく主人公が明るいかと思ったら、やはり最後は悲惨。でも希望を持って死んで行く分、今までの作品とは大きく違うのかも。
  • 【カラー口絵付】陽だまりの天使たち ソウルメイトII
    ソウルメイトⅡです。
    著者の馳さんの飼っているバーニーズは以前飼っていたうちのワンコと出身犬舎が同じだったので、犬舎が主催する集まりやドッグショーで馳さんご夫妻とはご一緒したことがあり、勝手に親近感がわいてます☆

    病と戦う少女と家族に寄り添うトイプー、
    妻に先立たれた老人と一緒にネコを育てる...続きを読む
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)
    クソ面白い。800ページもあるのに一気に読んだ。オウムをモデルにしてるわけだけど群像劇としてしっかり読ませてくれる。特に児玉がクソ野郎で良い。
  • 長恨歌 不夜城完結編
    不夜城サーガ、いや、劉健一サーガ堂々の完結。面白かった!特にラストで自分と同じ男を作り上げようとする健一の暗い情念が明かされる展開がクソ熱い。いつのまにか無双のフィクサー然とした健一に違和感感じつつも引き込まれて読んだ。年末年始の休みにずっと不夜城シリーズ読んでて気分はすっかり流氓、歌舞伎町。流氓ノ...続きを読む
  • アンタッチャブル
    帯にある馳星周版「相棒」というのは言い得て妙かも。この人はなんなんだ? という椿と左遷されてきた部下の宮澤の公安エンタメ。面白いところも沢山ありつつぐいぐいと読み進ませる推力もあり面白く読み終えることができた。オススメできます。
  • アンタッチャブル
    帯にある馳星周版「相棒」というのは言い得て妙かも。この人はなんなんだ? という椿と左遷されてきた部下の宮澤の公安エンタメ。面白いところも沢山ありつつぐいぐいと読み進ませる推力もあり面白く読み終えることができた。オススメできます。
  • 殉狂者 下
    もう、壮絶としか言い様のないラスト。きっと戦争とかテロとかってこういう悲惨な人生を次々生み出してるんだと思う。世界を変えることは悪いことではないと思うけど、その手段に暴力を使うことだけは絶対にいけない。
  • 光あれ
    原発の街、敦賀が舞台の物語

    主人公徹は自分がゆっくりと死んでいく事を敦賀の街のせいにしているが、自分のだらしなさとか流されやすさとか、キレやすかったりする過去の自分がした選択のせいで今の自分がある事を一番に認めるべきかと思う。
    敦賀や原発の所為にするのではなく自分が努力する事と、何かを決める事が大...続きを読む
  • 9・11倶楽部
    地下鉄サリン事件で家族を失った救急救命士織田が、歌舞伎町浄化作戦で親を失った国籍のない子供達を守るうちに壊れていく話。主人公の真面目なパラノイア感、子供達の悲惨な境遇、中国マフィアのアンダーグラウンドっぷり、個人的に勝手知ったる歌舞伎町から都庁周りの疾走感溢れる逃亡劇。ラスト捕まりながらも、爆発に揺...続きを読む
  • ソウルメイト【電子特別版】
    犬ものの最高傑作
    泣けた-
    近所のピザ屋で読んでて泣きそうになった
    危なかったー
    ピザ屋で読むの注意
    犬もの反則だよね
    全ての愛犬家必読
    いやー泣けた
  • 美ら海、血の海
    真夏に読んだけれど、クーラーの効いた快適な環境で読んじゃいかんなと思った。終戦記念日前後のTVの街頭インタビューで高校生か大学生ぐらいの子が「(かつてアメリカと戦争をしたと聞かされて)アメリカと戦争なんてするわけないじゃないですかあ!」なんて明るく答えているのを見ると、沖縄のことなんて観光地ぐらいに...続きを読む
  • ソウルメイト【電子特別版】
    7つの犬種別 短編集。
    ”犬は人間の魂の伴侶(ソウルメイト)”
    愛犬と愛猫を撫でながら 極上の読書タイムを満喫しました。
    最後の「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」は号泣。
  • アンタッチャブル
    奥田英朗の伊良部(医者)と重なる主人公の公安元キャリアの椿警視と平凡な宮澤コンビが織りなすおとぼけ小説。最後は、もしかして??と。。でもその想像を超えた結末でおとぼけが確信的な椿の人格に驚いた。
  • アンタッチャブル
    奥田英朗の伊良部(医者)と重なる主人公の公安元キャリアの椿警視と平凡な宮澤コンビが織りなすおとぼけ小説。最後は、もしかして??と。。でもその想像を超えた結末でおとぼけが確信的な椿の人格に驚いた。
  • アンタッチャブル
    奥田英朗の伊良部シリーズを彷彿させるコメディー。一気読みです。椿警視の傲慢なのにおトボけなとち狂い方が面白い。
  • アンタッチャブル
    奥田英朗の伊良部シリーズを彷彿させるコメディー。一気読みです。椿警視の傲慢なのにおトボけなとち狂い方が面白い。