馳星周のレビュー一覧
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犬を飼うならちゃんと個々の個性をしっかり把握していることが大事だと改めて気づかされた一冊。
馳さんのブログも欠かさず見ているので、最後のお話は涙なしでは読めませんでした。Posted by ブクログ -
犬を通じて、家族の絆や子供の成長などを描いた7つの短編集です。
実は、馳さんが飼っているワンコと我が家のワンコは出身犬舎が一緒で、犬舎が主催する集まりやドッグショーで馳さんご夫妻とはご一緒したことがあります。
他の皆さんがおっしゃっているとおり、不夜城の馳さんのイメージとはかけ離れたかなりの愛犬家さ...続きを読むPosted by ブクログ -
ソウルメイト。いい言葉だなあ。動物と共に人生を過ごすという事は、まさにそういう事なのかもしれない。言葉で通じあう事の出来ないもの同士が心で通じ合うのだから。私もいつか訪れるわが家の犬との別れの瞬間を思うと今から胸が締めつけられる。でもその最期をきちんと看取ってあげたいと切に願う。この本には色んな犬種...続きを読むPosted by ブクログ
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テレビで紹介されていて気になっていました。
見た目で選んではいけないこと、特に最初の詩には考えさせられた。
今は「飼う」より「買う」ことが多いのかな・・・Posted by ブクログ -
ペットロスを経験された方にとって見るに耐えない物語やドキュメント番組などが多数ある昨今、こういったジャンルを敬遠される方も多いかもしれません。
経験者の私もそうでしたが、勇気をふり絞り手にとって見ました。
「これは大丈夫!!馳インチャ(ファン)ならば絶対読んでほしい。」
311以降原発に関する...続きを読むPosted by ブクログ -
イヌとヒトの関わりの深さを改めて考えさせられた。
とはいえ、決して小難しいわけでなく、心にすーっと入ってくる。
言葉が交わせないから、“相手”を深く考える、想う。
純粋で強い絆に心が揺さぶられた。
魂のふれあいの小説。Posted by ブクログ -
公安警察とカルト教団。二つの閉鎖された組織の中で、エゴと欲に暴走させられていく主人公達の生き様が凄まじい。
各々の欲望に突き動かされ生きていく登場人物達と、その欲望が連鎖し、さらに過酷な状況へ登場人物達を追い詰め破滅へと続いていく流れが最高です。
手に汗握りました。Posted by ブクログ -
オウム真理教の一連の事件にインスパイアを受けた小説。
ちょっと古いがキャッチーすぎる。
また、話が無駄に下品で暴力的な感じではなく、墜ちていく人の葛藤と、加速する堕落感がたまらなく面白いです。Posted by ブクログ